beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 » え http://www.beatfreak.jp beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 Fri, 15 Jul 2011 08:00:47 +0000 http://wordpress.org/?v=2.8.6 ja hourly 1 エイジア エンジニア http://www.beatfreak.jp/interview/23739/ http://www.beatfreak.jp/interview/23739/#comments Sat, 09 Jul 2011 03:00:33 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=23739 『あいかわらず 愛かわらず』。前作『FANTASTIC 4』より、さらにパワー・アップして帰ってきた彼らの思いに触れたら、このアルバムを聴かずにはいられない!]]> 01_ASIAENGINEER_610350
L to R:SHUHEI, ZRO, KZ, YOPPY

7月13日にリリースされる、エイジア エンジニアのフル・アルバム『あいかわらず 愛かわらず』。前作『FANTASTIC 4』より、さらにパワー・アップして帰ってきた彼らの思いに触れたら、このアルバムを聴かずにはいられない!


 今作は、フル・アルバムとしても新作としても、1年7ヵ月ぶりのリリースとなります。1枚ができあがった、今のお気持ちを教えてください。

KZ:ちょうど去年の今くらいから、アルバムのタイトル案や収録曲の構想を考えはじめたんですけど、本当に今までで1番強い思いが入っているし、やりたいことがカタチにできたアルバムになりました。今は充実感でいっぱいです。

YOPPY:僕も、満足度・幸福度ともにかなり高いですね。だけど、1枚が完成した今もやらなきゃいけないことがたくさんあって。アルバム1枚をつくるというのは、改めて大変なんだなっていうことを実感しています。

ZRO:去年の夏はアルバムを出す予定すらなく、僕ら的には過渡期というような時期が続いていて。さらに、長年いた事務所を移籍するっていう展開があったんですよ。で、すごく心境の変化があって、“このまま活動を続けるか、続けないか”っていう話にまで発展したんです。だから、今年に入ってみんなでスタジオに入りはじめてからは、本当にいつも“アルバムの完成形”しか頭にない状態でした。今までのエイジア エンジニアではこうだったけど、新しい面も見せたい。じゃあどう残しつつ、新しくするのか。大袈裟じゃなく、そんなことを考えない日がなかったです。そのせいか、前だったら「アルバムできた、バンザーイ! しばらくはライヴのことだけ考えればいいや」って思っていたんだけど、今は“このアルバムをどうやって人に広めていけばいいのか?”とか、“どうすればプロモーションできるのか?”とか、そういうことを考えています。そのひとつとして、ちょうど今日(編注:取材日は6月15日)からUSTREAMで番組(『モヘゲラ』)がはじまります。アルバムができて終わりじゃなくて、そこから先がものすごく大事なんだなって思っています。

SHUHEI:音楽活動をしていく上で“アルバム”っていうのは、そのグループや人の歴史として積み上げていくもの、証明のひとつのカタチだと思うんです。だから、デビューして7年目のこの時期でもアルバムが出せるっていう自分たちが置かれている環境に、良かったと思いました。とにかくホッとしていますね。

 ZROさんのような心境の変化というのは、みなさんそれぞれ同じように感じていたことですか?

YOPPY:はい。僕らはデビューしてからずっと、当たり前のようにシングルを出して、当たり前のようにアルバムを出してきた。でも、それは周りの人たちの支えや助けがあったからこそだったんですよね。そういうことを考える時間もなく活動してきたので、事務所が移籍っていうこのタイミングでみんながそれを改めて考えました。

 4人だけで集まって話し合ったりも?

KZ:すごく話しました、ファミレスとかで(笑)。

SHUHEI:九段下のね(笑)。

ZRO:“定期的に集まろう”っていうルールをつくって集まっていたんです。経済本や自己啓発本を読んだりもしました。“1番大事なことはヴィジョン”とか、“良いチームは、必ずミーティングしている”とか。有名なサッカー選手が“自分の弱さを認めた上で強くなった”っていう話を聞いて、“エイジアはここが弱いから、強くするためにはこうしよう”とか…。アルバムに関しても、“音は前衛的に、でも歌うことは普遍的なものを歌おう”って話し合った結果、今回はサウンドにインディーズ・バンドを入れるっていう試みをしているんです。

 インディーズ・バンドを入れるということ以外に、制作の面で変わった部分はありますか?

ZRO:実家をプリプロ・ルームにして制作したことですね。2階に両親が住んでいる普通の家なんですけど、その3階にみんなで集まって。プリプロをする部屋、パソコンの作業をする部屋ってわけて仕事をしていました。畳であぐらかいて話したり、そういうスタイルは新しかったです。

 場所がちがうと、気持ちもずいぶん変わりますよね。

ZRO:制作中は、家族みたいでした(笑)。「メシできたぞー」って感じで。

SHUHEI:でも、僕だけZROの家から遠かったんです。正直、結構キツかったよ(笑)。

KZ:俺はチャリで10分だったけど(笑)。

YOPPY:早めに集まってSHUHEIが終電で帰れる時間まで集中してやろうって決めて作業していました。あと、事務所が変わったことでダメ出しや指摘をしてくれる人がいなくなったので、4人とも良くないものは「良くない」ってはっきり言うようにした。なんとなくリリックを集めて、なんとなく曲にすることはしない、っていうことも今までとちがうところです。

ZRO:そうそう。「ボツをやめよう」っていうのもすごく話していました。どんな曲でも、練れば練るほどちゃんとカタチになる。この曲のここが気に入らないからボツにしようじゃなくて、工夫して工夫して研磨していったら絶対に良いものになるから1曲1曲を大事にしようって。曲のつくり方までポジティヴになりましたね。

 それぞれの曲がすごくコンセプチュアルというか、具体的に情景が浮かんでくる曲が多いなっていうのは強く感じました。

YOPPY:ありがとうございます。今までを振り返ってみると、“より多くの人に共感してもらいたい”という気持ちが強い曲は、幅広い世代の人たちに共感してもらえたとしても、内容がとても薄くなっている場合があって…。その一方で、結婚する友だちのために書いた曲とか、すごく具体的に個人のことを思い浮かべて書いた曲って、本人以外の人にも強く伝わったりするんです。

 「Summer Day’s NEET」とか、“ニート”っていうワードのせいもありますが、暑い夏の日にダラダラしている様子がはっきりと浮かんできます。

ZRO:まさに、去年の夏に「仕事ない!」っていう時期があって。その頃、毎日のようにKZの家に行って、昼間からビール飲んだり、ソバを食って散歩に行ったりしていたんです。で、「この生活ってさぁ、超ダメだけど、超良いね」って話していて。そもそも“夏はそんなに働く必要がないんじゃないか?”、“日本人は働きすぎなんじゃないか?”って思ったんですよ。日本に住んでいるから仕方ないんだけど、働けば働くほど幸せになれるかって言ったらそうでもないし。それなら「夏は休んで、人生を謳歌したほうが良いよね」ってことで。でも、現実にはそうもいかないから、その気持ちだけでも曲に託そうと思ったんです(笑)。

 「Runner」は、実際に全員で走って、その気持ちを歌にしたとか。

YOPPY:全員20キロ走ったんです。僕は早々にヒザを痛めて(苦笑)、徒歩ぐらいのスピードで走っていたんですけど、その時になんて声をかけられたいのかなって考えたら「がんばれ」じゃない! って思ったんですよね。

ZRO:これは俺、すげぇ深いなと思いました。YOPPYはずっとiPodでトラックを聴きながら走っていたんですけど、「こういう限界の時って、“前へ前へ”っていう言葉しか出てこなくね?」って。

 トラックを聴きながら走ったとのことですが、いつもトラックを先につくってからリリックを考えるんですか?

YOPPY:基本的にはそうです。SHUHEIが元のデモ・トラックをつくって。

SHUHEI:最初に、“どんな曲をやりたいか”っていうアイデアを持ってきてもらうんです。リリックのテーマではなくて、曲としてどういう雰囲気のものがやりたいのか。ロックなのか、ハウスなのか、ヒップホップなのか…。それで「どうなの? こういう雰囲気?」、「そうそう」みたいなやりとりをして曲の土台ができあがっていく感じです。

ZRO:あ、でも今回の「マンモス」は、KZがアレンジをイチからやっているよね。あと「また逢えるさ」も。

KZ:僕は煮詰まりましたね。気持ち悪くなるぐらい聴きました。

 その時は、どうやって解消したんですか?

KZ:飲みに行きました。気分を変えないと、本当にノイローゼになりそうだったので。ようやくつくり終えて、みんなに会ったら「顔が死んでいるよ」って言われました。

ZRO:パソコンに命を吸われている感じだったよ(笑)。

 みなさんそれぞれがアイデアを出し合っていますが、アイデアがありすぎてまとまらないっていうことはないですか?

YOPPY:4人で一緒につくるとまとまらなくなっちゃうので、なるべく2人ぐらいでつくるようにしていたんですよ。

KZ:1人発信でも3対1になっちゃったりして難しいので、2人以上で。2人が納得したものは、全員で共有しやすいんです。

ZRO:このやり方も、今回発見したことですね。

 自分たちで良い・悪いのストレートな意見を出し合っていて、気まずいムードになったりはしませんでした?

ZRO:敵はこの4人の中にいるものじゃないですからね。まず4人が納得しないと意味がない。でも結構めちゃくちゃに言い合いましたよ。「言い方に気をつけろ」とか(笑)。

SHUHEI:それは特にZROだよ(笑)。「同じことを言うにしても、言い方ひとつだからね」って。

ZRO:「なんでそんなにへりくだって言わなきゃいけないんだよ!」とか(笑)。でもまぁ、良い曲にしようという一心からです。

YOPPY:それだけみんなが真剣だったんですよ。

KZ:責任感はすごくあったよね。

ZRO:そんなこともありつつ、制作自体は本当にサクサク進んだんです。ひとりで抱え込まずに複数人でつくるとか、やりたいことを明確にしてつくるとか、つくり方にもコツがあった。本当に今作を通じて“やり方がわかった”って思いますね。このやり方でやっていれば、まちがいないし。

 逆に今までは、“うまくいかないな”と思うことも多かった?

ZRO:やっぱり、締め切りに追われるようなやり方は良くないですよね。「明日レコーディングしないとダメ。マスタリングもトラック・ダウンのスケジュールもおさえてあるから!」っていうやり方だと…。おそらくそれがもっとも曲への妥協を生むし、「仕方がない」は言い訳にならないから。

 なるほど。ところで、今回はDVDもかなり豪華な内容です。見どころを教えていただけますか?

ZRO:今回はスーパーヴァイザーとして、小島淳平さんを迎えています。世界的に有名なCMディレクターでもあり、SHUHEIの先輩でもある小島さんに、「僕らのアルバムができるんで、お願いします!」って直談判しに行ったんです。で、小島さんが育てている若手ディレクターの中から3人を紹介してもらって、ミュージック・ビデオをつくってもらったんです。その3人が才能ある人たちで、すごく面白い映像を撮るんですよ。「純夏〜青春編〜」は、“こんな映像の撮り方があるんだ!”っていう撮り方をしているし、「Runner」は外国の映画みたいだし。「世界で一番素敵な人」もドラマ仕立てで、指人形が主人公なのに泣けるんです。本当にミュージック・ビデオだけでも見応えありますね。あとは、YOPPYが編集している『ヨッPV!!』も収録されています。

 『ヨッPV!!』は、撮影もYOPPYさんが担当しているんですか?

YOPPY:「Runner」の時は、事務所のスタッフに無理矢理カメラを持たせました(笑)。「また逢えるさ」は、レコーディングの時、カメラを天井に固定して撮ったんです。

 さらに、過去のミュージック・ビデオも2曲収録されています。

ZRO:「スーパーヒーロー」と「純夏〜Jun-natsu〜」ですね。

YOPPY:「純夏〜Jun-natsu〜」と今回の「純夏〜青春編〜」を見比べていただけると、成長がわかると思います。悪く言えば、老けたというか(笑)。

SHUHEI:KZが特にね!

KZ:俺めっちゃ太ったんですよ、飲み過ぎで…。

YOPPY:ZROとSHUHEIはあんまり変わっていなかったよ。ZROは、「純夏〜Jun-natsu〜」の時がコミカルすぎて、今のほうが若く見えるかも(笑)。

 DVDを観た方の反応も楽しみですね(笑)。では最後に、メッセージをいただけますか。

YOPPY:CDを出すたびに両親に聴かせているんですけど…初めてですね、何回も繰り返し聴いてくれているのは。クラシック・マニアな親父も、「お前らが出した中で、一番良いんじゃないか」って言っていて。

ZRO:“YOPPYの親父、絶賛!!”って書いておいてください!

一同:(笑)。

YOPPY:母親も、普段は音楽をほとんど聴かないんですけど、「何回も聴けるね」って言っていました。本当に聴けばわかると思うので、ぜひ聴いていただきたい。それだけを切に願います。本当に妥協なしでつくったアルバムなので、とにかく聴いてください!!

ZRO:聴かなきゃわからないし、聴けばわかるかもしれないし、ね。

YOPPY:結構当たり前のこと言っているようですが、買って聴いていただかないと良さもわからないので…。とにかく聴かなきゃ損です!


INTERVIEW:Ai Kishino


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THE SUITBOYS A.K.A. ☆TAKU TAKAHASHI http://www.beatfreak.jp/interview/22784/ http://www.beatfreak.jp/interview/22784/#comments Wed, 13 Apr 2011 04:59:10 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=22784 『AFTER 5 VOL.1』をリリース!!!]]> 01_THESUITBOYS_610350

m-floの☆Takuがソロ・プロジェクトを始動! その名もTHE SUITBOYS A.K.A. ☆TAKU TAKAHASHI!! 4月20日には活動の第一歩となるミックスCD『AFTER 5 VOL.1』をリリース!!!


 今回、“☆TAKU TAKAHASHI”名義ではなく、“THE SUITBOYS”として活動をしようと思ったきっかけと、ソロ・プロジェクト名“THE SUITBOYS”に込めた意味を教えてください。

☆TAKU TAKAHASHI:日本の音楽をよりグローバルに発信するため、世界から見た日本を象徴するものは何か? って考えたときに、“サラリーマン”というキーワードがまず上がりました。そこから派生して“THE SUITBOYS”となりました。込めた意味は、日本にも海外に負けない音楽をつくってるアーティストがたくさんいるってことを、もっと世界中に知らしめるってことでしょうか。ひとつの形にこだわらない形態で活動することも名義を“THE SUITBOYS”にした理由です。

 第1弾となるミックスCD『AFTER 5 VOL.1』がリリースされますが、今作にはどんな思いを込めていますか?

☆TAKU TAKAHASHI:世界の音楽シーンではジャンルにとらわれない音楽がいろいろと出てきていて、とても面白いことが起きています。そういう音楽は日本ではクラブでしか聴けないので、自分の持ってるモノをみんなとシェアできたらと思ってつくりました。このミックスCDを聴いて、もっと積極的に自分たちからそうした音楽を探しに行く人が増えるとなお、うれしいです。

 テーマは、タイトル通り”アフター5”から楽しむダンス・ミュージックかと思われますが、このテーマはどんなところから?

☆TAKU TAKAHASHI:まじめに仕事をアプローチするのはとても良いことだと思うのですが、やはり“遊ぶこと”って大事だと思うんです。何事も気分転換が必要ですし、インスピレーションも遊びから生まれることが多いと思います。遊ぶこと自体が何かのエネルギーになったりするじゃないですか。そして経済にもプラスになりますし。最近、日本は元気が出づらいことが多いですが、そういった部分でも少しでも勇気を与えられたらと思って。

 エレクトロやドラムンベース、ダブステップなど、最新のフロア・チューンを中心に全部で38曲が収録されていますが、選曲はどのように行なったんですか?

☆TAKU TAKAHASHI:選曲は、今自分が現場でプレイする、もしくは今後プレイしたいものを中心に選んでいます。なので、まず今回のミックスCDに収録したい楽曲をリストアップして、各アーティストやレーベルに許諾申請をしました。数は覚えてませんが当初40~50曲以上を挙げたかもしれません。その中から厳選に厳選を重ねてようやく落ち着いたのがこの38曲です。僕は飽き性なので、1曲を長くかけることも、同じジャンルの曲ばかりをつなげるのも苦手というか、自分のスタイルではないので、様々なジャンルの楽曲が散りばめられたミックスになりました。なかには連絡がつかなくて断念した曲もありますが、そういう曲は現場に聴きに来てください。

 曲の並びに関しては、自然とこの曲順に?

☆TAKU TAKAHASHI:“ハーモニック・ミキシング”というミックスを科学的にアプローチする手法があるんですが、ヨーロッパではすでに大きなトレンドになっていて多くのDJたちが利用しています。今回はその理論を応用しながら流れやストーリーをつくっていきました。曲が流れるにつれ感情が高まる効果が出たら大成功ですね(笑)。もちろん、理論を超えた人間的な部分もこだわってつくったので、良いバランスに仕上がってると思います。何度聴いても楽しめるはずです。

 曲のつなぎで意識したことはどんなことですか?

☆TAKU TAKAHASHI:ここも人間的な部分なんですが、今回のミックスCDの制作では、PCはもちろん使いましたが、DJミキサー(Pioneer DJM2000)を使ってライヴ的要素も取り入れています。エフェクトなどもPC上での加工は完璧なタイミングで限りなく加工できますが、DJミキサーを使うことによって、もっと感覚的に、クラブでのパフォーマンスに近いものになりました。そうすることで無機質になりがちな部分を生々しく表現できたかなと思います。

 ヴォーカル曲とインスト曲との使いわけで、特に意識したことはありますか?

☆TAKU TAKAHASHI:海外ではクラブで大合唱とか当たり前に起きてますが、日本のクラブではみんなが知ってる曲でも歌うってことはあまりしませんよね? 日本語の曲をクラブでかけることすらためらわれるのが現状です。今回の作品は日本国内はもちろん、海外に向けて発信していきます。だからこそヴォーカルが大事になってくる場面が出てきますし、そうでないインストの部分で無心に踊る時間が活きてくると思うんです。バランスは考えましたが、DJとしての直感で使いわけたというか、いい塩梅になったかなと。

 MC LYTEをフィーチャーした“THE SUITBOYS”名義第1弾楽曲「Calypso till Dawn」も収録されていますが、こちらの楽曲はいつ頃制作したんですか?

☆TAKU TAKAHASHI:LYTEにオファーしたのが去年の12月くらいで、条件面が折り合わず、一時断念しそうになったんですが、LYTE側が、「トラックを聴いて本人が気に入ったらやるけどどう?」って申し出てくれて、年明けぐらいにトラックを送ったら、「OK!」って返事が来て、実現しました。音楽で会話できた素晴らしい作品になりましたね。でもこの曲、実はまだ完成形ではなくて、今後さらにヴァージョン・アップしていく予定なので期待しててください。

 「Lotta Love」、「gET oN!」のTHE SUITBOYS REMIXも収録されていますね。

☆TAKU TAKAHASHI:2曲ともクラブで自分がかけて気持ちいいかどうか? ってことが最重要視したポイントです。リミックスの原点は、かかりそうにない曲をクラブでかけたいっていう情熱だと思うんです。この2曲に関してはすでにクラブでもかかってたから、もっと自分がかけたい音や、もっと世界に通用するリミックスで会場のお客さんを驚かせたい、って衝動に駆られてつくりました。本来この作品に入れる予定ではなく、クラブでかけるためとしてつくっていたので、こういう形で作品に収録できて良かったです。

 これからの日本のクラブ・シーン、ダンス・ミュージック・シーンに期待することはどんなことでしょうか?

☆TAKU TAKAHASHI:正直、昨今の風営法の取締り強化には参っていますが、そんなことに負けずに活気づけられるようなパーティを開催してほしいです。誰かが旗を振って法律に立ち向かわないと変わらないと思うし、今こそその時だと思っています。かつてはビリヤードなんかも映画の影響で市民権を得たお陰で規制から除外されたという話もあるので、ダンス・ミュージックにも市民権を与えられるような何かが起こる2011年であってほしいですね。その中で最近、自分の役割も真剣に考えはじめてもいます。

 m-floでの“☆TAKU TAKAHASHI”と、THE SUITBOYSの“☆TAKU TAKAHASHI”は、別々の存在?

☆TAKU TAKAHASHI:難しい質問ですね。そもそもm-floに関して言えば、音楽をつくるためにグループをやっているわけではなく、つくりたい音楽があってグループが存在しなければならないと常に思っています。THE SUITBOYSに関して言えば、先にも言いましたが、ミュージシャンとしての名義というよりは、世界に向けてのひとつのアイコンに近い存在です。楽曲をつくっているのはあくまでもタカハシタクという人間で、そのアウトプットが何なのか? というだけなんです。THE SUITBOYSというのはプロジェクトとして存在しますが、=タカハシタクとは言い切れません。他にメンバーが増えるかもしれないし、実はバンドになるかもという感じで、形にこだわるのではなく自由な発想で音楽をつくっていたいです。

 THE SUITBOYSでは、トレードマークのサングラスをメガネにかけ替えていますが、周囲やファンの方からは、何か反応はありましたか?

☆TAKU TAKAHASHI:メガネは普段からかけてたので、あまり…(笑)。でも、はじめて見たって人たちからポジティヴなコメントが入ってるのはうれしかったです。

 最後にファンへのメッセージをお願いします。

☆TAKU TAKAHASHI:『TCY RADIO TOKYO』というネットラジオをやっています。毎週金曜日にHouse、Electro、Dubstep、D&B、Hip Hop、Technoなどさまざまなダンス音楽のリリース前の新曲を紹介する”Eklektrik”という番組をやってるんで、ぜひそういった音楽が好きな方はチェックしてください。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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エリオット・ヤミン http://www.beatfreak.jp/interview/21535/ http://www.beatfreak.jp/interview/21535/#comments Mon, 14 Feb 2011 06:40:20 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=21535 『Gather ‘Round』を2月2日にリリース! アーティストとしての幅をさらに広げた彼のスケールの大きさを感じさせる作品!!]]> 01_ElliottYamin_610350


 日本で3度目のビルボード・ライヴが行なわれますが、今回のライヴに期待することは?

エリオット・ヤミン:日本でライヴをするのは、いつもすごく楽しみにしているけど、今回は新曲を披露するから、それが特に楽しみだし、みんながどんな反応をみせてくれるのかワクワクしているよ。それとバンドと一緒のステージをみんなに見せられるのがうれしい。バックに生楽器がある方が、歌う上でインスピレーションを得られるからね。

 日本人は大人しいというイメージがあると思うんですが、日本のファンに対してはどんな感想を持っていますか?

エリオット・ヤミン:僕もはじめて日本でライヴするまで、そう思っていたんだけど、実際には正反対で。すごく情熱的に歌に聴き入ってくれているので、日本でライヴをするのはすごく楽しいよ。

 ライヴで披露する新曲を含んだサード・アルバム『Gather ‘Round』がリリースされましたが、前2作と比べて、一番変化したのはどんな部分だと思いますか?

エリオット・ヤミン:自分流にやれたことかな。生の楽器も使ったし、曲づくりにも積極的に関わったし、共同でプロデュースにも参加したし。今までこんなにも1曲1曲に突っ込んで関わったことはなくて。

 そういう風に変化したのは、どんなことがきっかけで?

エリオット・ヤミン:時間に余裕があったのと、自由にやれる環境にあったということ。そして、何より素晴らしいプロデューサーとの出会いだね。バンドのメンバーでもあるアーロン・ゴールドスタインと、彼の友達でもあるブレット・ノーランと3人でプロデュースをしたんだけど、彼らと一緒に仕事ができて、すごくよかった。

 制作するにあたって、重視したことは?

エリオット・ヤミン:さっきも言ったけど、“自分流”にやることかな。自分にとって、これはものすごく重要だった。メジャーのアーティストならさまざまな面でレーベルからサポートを受けられて楽だと思うんだけど、僕はインディー系のアーティストだから最終的に自分でいろいろとやらなくてはいけなくてすごく大変なんだ。でも、大変だからこそ、でき上がったものに対する思い入れも強いし、それと同時に自分にとって正解の道を、自分で選んで突き進むことができる。要するに、契約による制限が少ないってことだね。あと、今回は、いろいろ試行錯誤をしたり、考え方を変えることによって、決まりきった考え方や、やり方から脱出することができた。だからこそ、今までの自分にはないクリエイティヴな作品に仕上げることができたと思うし、アーティストとしても、ソングライターとしても、プロデューサーとしても新しい自分を発見することができたんだ。

 今作の歌い方のヴァリエーションに広がりを感じたんですが、そこは意識した部分なんですか?

エリオット・ヤミン:確かに今回は、今までに使っていないような歌い方をしているけど、自分で意識したというよりは、曲に導かれて…という感じかな。たとえば、ライヴでステージに上がって歌っていると、時々自分をコントロールできなくて勝手に体が反応することがあるんだけど、今回もレコーディングの時に曲に導かれて、自然とそういう歌い方になったんだと思う。

 アルバムのタイトル曲「Gather ‘Round」は、華やかなパーティ・ソングですが、この楽曲はどんなところから生まれてきたんですか?

エリオット・ヤミン:とにかくみんなが楽しみながら、歌って踊れるような曲をつくりたかったんだ。心配ごとを抱えてクヨクヨ悩まないで、今はパーティを楽しもうよ! っていうイメージ。そういうパーティの雰囲気を出したくて、人がしゃべっている声や、グラスが触れ合う音を入れて工夫した。自分はビジネスよりも音楽が好きでそのためにやっているんだから、ビジネスのことなんか放り投げて音楽に没頭したいっていうことを歌っているんだ。インディー系アーティストだと、ビジネス面において時にシビアにならなきゃいけないこともあって、そのことばかり考えていると、何のためにやっているのか見失ってしまいそうになることもある。でも、そんなことのために歌っているんじゃないっていう、今の自分の心境を表した歌だね。

 この曲のタイトルをアルバム・タイトルにもしていますね。

エリオット・ヤミン:“Gather ‘Round”は会話のきっかけとしてよく使われる言葉で、“ちょっとこっちにおいでよ”っていう呼びかけなんだ。だから、自分の世界にみんなを呼び込むと言うか、“みんなでひとつになって、曲を通して僕の言いたいことを聞いてくれ”っていう意味を込めている。アルバムにはぴったりだと思って。

 アルバムが完成して、最初に自身で聴いた時の感想はどうでした?

エリオット・ヤミン:誇りに思える作品になった、と思ったよ。とにかくサウンドがすごくよかったし、クオリティに関しても、歌詞に関しても、トラックに関しても、すべて自分でも素晴らしいなと思えるデキになっていて、すごく達成感があったね。

 そんな今作をリスナーには、どう聴いてもらいたいですか?

エリオット・ヤミン:インスピレーションを感じて、歌詞に共感して、とにかく楽しんでもらえたら最高だね。アーティストとして僕はまだまだ駆け出しで、そんな僕をみなさんが応援してくださるからこそ、大好きな音楽で活動続けることができているので、心の底からありがとうと伝えたい。今後も日本で活動を続けられるように、頑張っていきます。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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ASIAN2 http://www.beatfreak.jp/interview/20704/ http://www.beatfreak.jp/interview/20704/#comments Fri, 17 Dec 2010 08:03:13 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=20704 『very』[長野地区限定盤(11月21日)/通常盤(12月1日)]をリリース! 彼らの音楽性を明確に示す作品に!!]]> 01_ASIAN2_610350
L to R:SHOJI(b), TATSU(Mic), HIDEO(dr), TWENTY“20”(Mic)

あらゆるジャンルを取り入れたミクスチャー・バンドASIAN2(エイジアンツー)が、待望のニュー・アルバム『very』[長野地区限定盤(11月21日)/通常盤(12月1日)]をリリース! 彼らの音楽性を明確に示す作品に!!


 今作を制作するにあたって、何か全体のテーマなどは決めたんですか?

TWENTY“20”:テーマは特になかったんですけど、バンドの流れが割とロックに振れていた時期だったので、ロック色の強い曲がいくつかエントリーしてるっていうのが、今作の特徴ですね。

TATSU:いつも1曲できたら、次は別の方向にいって、それができたらまた次は別の方向にっていう感じで、ないものを重ねてつくっていくやり方なんですよ。だから、あらかじめ“こういうアルバムを”みたいなのはなくて、7〜8曲でき上がってから、アルバムの全体像が見えてくる感じかな。

 「highway」は“旅のはじまり”をモチーフに制作したそうですが、きっかけはどんなことから?

TATSU:特になんでというわけじゃないんですけど、たぶんその時に必要だったんでしょうね、精神的に。それと聴いてわかりやすいメッセージの曲を書きたくなったというか、普段は派手な音を鳴らすことが多いけど、“ASIAN2はこういうのもできるんだぞ!”っていうのを見せるためにというのもありますね。

SHOJI:ライナーノーツにも書いたんですけど、このさわやかで温かい曲が内包している不安や孤独、虚無感を出したいなと思って。だから、音づくりとかも、なるべくナチュラルな感じになるように心がけてます。

 PVをアメリカで撮影していますが、もともとそういうイメージで?

TWENTY“20”:いや、この曲は当初PVを撮る予定はなくて。具体的な案があったわけじゃなかったんですけど、みんな“アメリカ”って口をそろえて言うんですよ。まぁ、どのPVを撮る時でもそう言うんですけど(笑)。ただ、今回はみんなの意見を吸い上げると、本当に日本では撮影できないイメージだったので、それならこの機会に行っとくかみたいな感じになって、カメラと楽器だけを持ってアメリカに撮影しに行ったんです。

 向こうでは撮影オンリー? 観光などは?

TWENTY“20”:観光は最後の夜に2〜3時間って感じでしたね。スケジュール的にもタイトだったし、「highway」っていう曲なんで、文字通り道路での撮影が中心で、街にいるヒマがなかった(笑)。

 撮影中の思い出に残っているエピソードは?

HIDEO:初日にラスベガス方面に車を走らせていて、途中に大きい湖があって、そこで撮影することになったんですよ。それでTWENTY“20”とSHOJIとスタッフが撮影するために奥の方に行って、俺とTATSUは車で荷物を下ろして待ってたんですけど、そこにハイウェイ・ポリスが来て。“お前ら何をやってるんだ?”って言いながら、心なしか腰のあたりに手が伸びてるんですよ(笑)。それでIDを見せて説明したら、“そうか、お前はドラマーなのか。頑張れよ”って言って走り去ったんで、ことなきを得たんですけど、さすがにあれはちょっとドキッとしました。

 「Hotel grand buena vista」は、まさにミクスチャーといった感じの楽曲ですね。

TATSU:この曲はもともとサビのパートだけつくってあって、スタジオに入った時の空き時間に、適当な曲をつけてみようと思って遊んでたんですよ。そうしたら適当にやり過ぎて、途中からイヤになっちゃって(笑)。それでSHOJIに“ホーン・セクションを入れてくれ”って言って渡したんです。

SHOJI:サビにホーン・セクションの一部はあったから、“あ、こういうことがやりたいんだな”っていうのはわかって。それで、いわゆるミクスチャーからの引き出しと、ASIAN2くらいスリリングなことを好むような奴らじゃないとできないような変な遊びを入れてアレンジしていって。そこからみんなで、ああでもないこうでもないって言いながらフレーズを詰め込んでいって、できあがったっていう感じですね。レコーディングの時にホーンで、すごくファンキーな人がいて、その人もすごくいいフレーズを出してたんですよ。悪く言っちゃうと、みんなの悪ふざけが集まった感じで、なんでこれで成り立っているんだろうとも思うんだけど、そういう“みんなでやっちゃおうぜ!”みたいな勢いが、この曲を成り立たせているのかなって。狙ってやろうと思っていたら、逆にこの曲はできてないですね。

HIDEO:構成的にすごく危ういバランスの中で成り立っていて、そのサジ加減がすごく絶妙で。知らない人が聴いたら、“すごく頭使って、つくったんだろうな”って感じると思うんですけど、実はみんな好き勝手にやっただけっていう(笑)。

SHOJI:サウンドでここまで遊んでいたから、上にのるヴォーカルがどんな感じでくるのかちょっと不安なところあったんだけど、イメージ通りバッチリぶっ飛んでましたね。

 「Marriage blue」は、HIDEOさんの結婚観を歌にしたそうですが。

HIDEO:たまたま俺が結婚するっていう頃にできた曲なんで、TWENTY“20”が勝手に言ってるだけです(笑)。

TATSU:でも、いつも文句言ってたじゃん。嫁がどうとか(笑)。

SHOJI:しかも、いまだに抜けてない恐れがあるよね、マリッジ・ブルーから(笑)。

HIDEO:まぁ、なきにしもあらず。

 メンバーで結婚観を話し合ったりすることはあるんですか?

TATSU:俺とHIDEOは結婚してるけど、まだのが2人いるから教えてるんですよ、いろいろと。実際、結婚してみないとわからないことが多いからね。嫁が変わるんだもん、自分が変わってなくても(笑)。

HIDEO:たまに思いますもん。“あ、TATSUが言っていたのは、こういうことだったんだ”って。だから2人にはいろいろ言ってるけど、あんまり響いてないでしょうね。

 2人の話を聞いて、結婚に幻滅したりとかは(笑)?

TWENTY“20”:この2人のことは、参考にしてないんで大丈夫です。話は聞きますけど、僕は少なくとも2人とはちがう結婚生活を送るつもりなんで、むしろ反面教師って感じです(笑)。

 「iKILL」は、8月にYouTubeにPVをアップして話題になりましたが、最初から決めていたんですか?

TWENTY“20”:そういうつもりは、まったくなくて。この曲は僕がつくっているんですけど、“これをバンドでやれたらラッキー”くらいな感覚だったんです。それでこういう曲ができたんだけどって持っていったら、やろうじゃんってなって。歌詞に関しては、仮歌で入れていたものがベースになっていて。僕は割とポリティカルな(政治に関する)方向に振れちゃうことがあるんですけど、それがたまたま前面に出たというか。それをTATSUと2人で勉強しながら、書き上げました。

 “原爆”や“戦争”といったものを取り上げることによって、聴く人に何かを訴えたい気持ちがあった?

TWENTY“20”:自分の考えを放出したかったっていうのが、まず最初にあって。プラス、そこまで大それたことじゃないけど、これを聴いた人が考えるきっかけになれば、その人にとって何かの足しにはなるはずだという思いはあります。

 「wanna be a super star」は、みなさんの地元・長野のJFLチーム松本山雅FCのサポーターズ・ソングとして制作された楽曲ですが、この楽曲に対する思い入れは?

TATSU:それはやっぱりありますよね。この曲をつくるために友達が出てるサッカーの試合とかも見たし、すごく熱い気持ちにさせてくれたなって思うし。人とのつながりを感じさせてくれました。

 共に地元から世の中に羽ばたいていこうとする立場として、シンパシーは感じますか?

TWENTY“20”:チームに対してというより、選手個人個人に対して感じるものはありますね。いろんなものと戦って自分を表現しようとしているし、もがいて、苦しんで、それで結果を出す姿とか。

SHOJI:サッカーだけじゃなくて、野球でも今まではこういうのはなくて、“地元のチーム”っていう感覚がはじめてなんだけど、地元の人間の気持ちを受け止めてくれる受け皿になってるし、小さい子たちが憧れるような存在があるっていうのはいいですよね。そういう部分も含めて、応援していきたいなと思います。

 今作には、どんな気持ちを込めていますか?

TATSU:「wanna be a super star」をつくった時に体育会系の連中と関わって、こっちも熱くなれて、その勢いのままこの『very』にたどり着けてよかったなと思っていて。だから、その熱い気持ちが詰まったこのアルバムをみんなに聴いてほしいです。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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FPM http://www.beatfreak.jp/interview/2748/ http://www.beatfreak.jp/interview/2748/#comments Fri, 15 Jan 2010 03:18:58 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=2748 『FPM』をリリース! 大人でおしゃれでかっこいいエレクトロの最先端を体感してほしい。]]> 01 FPM


デビュー15周年を迎えるFPM=田中知之が、12月23日、3年10ヵ月ぶりとなるニュー・アルバム『FPM』をリリース! 大人でおしゃれでかっこいいエレクトロの最先端を体感してほしい。


00年代最後の年にニュー・アルバムがリリースされますが、00年代の音楽シーンを振り返ってみてどんな10年だったと思いますか?

FPM:00年代がどんな時代だったのかがわかるのはもう少し後なのかなって思いながらも、やっぱり個人の時代だったんじゃないかなって。たとえば携帯電話やパソコンの発展だったり、音楽を聴く環境だったり、すべてにおいてすごくパーソナルな方向に向かったのはまちがいないですよね。また、ブログだったりMySpaceだったり、個人がそれぞれのメディア機能を持って、プロモーションしていくようになったじゃないですか。そう考えるとメディアが流行を先導すること自体が難しくなってきているんじゃないかなって思いますね。

個人が象徴される中で、作品をつくっていく難しさはあった?

FPM:CDの売り上げを音楽配信ダウンロードの売り上げが超えたとか、いろいろなところでマーケットの変化みたいなものがあったと思うんです。音楽の買い方にしてもアルバムの中で好きな曲だけ選んで購入したりね。そんな買い方が一般的になってきていると思うんですが、それって音楽本来の楽しみ方をすごくせばめているような気がするんですよ。もしかしたらそれっておじさん的な発言なのかもしれないですけど、だからこそアルバムの完成度を逆に上げたいなって気持ちが制作当初からありましたね。やっぱりアルバムっていうのは映画と一緒で、ひとつのシーンを見ただけでは何も伝わらないと思うんです。アルバムの醍醐味は全体の流れだと思うし、僕は作品としてそれを再提示したいなって気持ちになりましたね。

時代の流れとともに、FPMのエレクトロも進化した?

FPM:どうなんだろうね。エレクトロってダンス・ミュージックの一部だと思うし、パンク・バンドをはじめるような若者がコンピュータを手に入れて、初期衝動のもとにつくり上げた音楽だとも思うし。そういう初期衝動で動かされる若者は、僕たちが見てもまぶしいし、いい意味で影響を受けますよね。僕は昨日/今日で音楽をはじめたわけじゃないですから、当然、今の若者が考えつくような、ルールを無視したような斬新でエキセントリックな音づくりにも興味を持ったけど、今作に関してはさらに僕の好きなアナログの芳醇な音などを欲張って取り入れたいなって。それもレコーディングの途中で思ったんです。もちろん、ダンス・ミュージックって時代と添い寝をするというか、それが宿命でもあって醍醐味でもあるんだけど、そういった進化がないと途端につまらなくなると思うんです。その一方では、何か簡単に消費されてしまうという悲しい宿命もあるんですけどね。でも、僕は単に消費されるだけの音楽をつくるつもりもないし、最先端のものを取り入れた上で、ポップスとしての普遍性みたいなものも同時に手に入れたいなって。欲張りな考えをもって、アルバムないしトラックの制作にのぞんでましたね。

ジャケット・デザインの“耳”に込めた意味は?

FPM:音楽は耳から入るものですからね。何かそういった意味でシンプルかつ強いイメージのジャケット・デザインがほしかったので、ストレートに“耳”にしました。ビートルズの『ザ・ビートルズ』というアルバムを“ホワイト・アルバム”と呼ぶように、このアルバムもFPMの『FPM』ですから“耳”とか“耳ジャケ”の愛称で呼ばれたら面白いですよね。

タイトルには『FPM』とありますが、そもそもFantastic Plastic MachineをFPMに変えた理由は?

FPM:それはYellow Magic OrchestraがYMOになったようなもので、改名というわけではなく愛称で呼んでもらいたいなって。だから、そんなに大きな気持ちの変化はないですね。

今作は全体を通して“大人でおしゃれでかっこいい”印象が強いですよね。

FPM:そうですね。今のダンス・ミュージック=エレクトロって、いい意味でのバカっぽさが全面に出ていると思うんです。でも、それを僕が踏襲するのはちょっとちがうかなって。大人向けのダンス・ミュージックって、“やさしい”イメージがあると思うんですが、決してそんなことはないと思うし、若いダンス・クリエイターがつくった楽曲には負けない強さもあるし。自分は43も歳を重ねた人間ですからね。DJとして少なからず現場を踏んできた部分もあるので、そういった部分では大人なサウンドを追求できたと思います。

1曲目の「If You Do,I Do(威風堂々)」は、“お前がやるなら俺もやる”と言わんばかりのポップでダンサブルなサウンドが特徴的ですが、どんなインスピレーションをもとに制作していったんですか?

FPM:これはUNIQLOのUNIQLO CALENDARという企画がきっかけでつくった曲なんですが、同時にアルバムをつくり出す時にオープニング・ナンバーがほしいなって。それで自分のDJの出囃子にもなって、全世界の老若男女が知っているような大ネタを表現しようと思ってトライしました。

2曲目の新曲「Without You」はライヴでも披露されている楽曲ですが、いつ頃制作されたんですか?

FPM:これはravexでご一緒したMONKEY MAJIKをフィーチャーした作品ですが、何かMONKEYとやりたいなっていうイメージがある中で、突発的にでき上がった曲なんです。この作品に関しては考えてもつくれるようなトラックではなくて、本当に天からの授かり物だと思っていて。本来は70年代のディスコのサンプリングを乗っけながら、それに歌とかリズム・トラックを乗せてつくっていたんですね。そうしたらすごくいい歌メロとリズム・トラックができてしまって、そのサンプリングは必要なくなって抜いちゃったんです。これはもうラッキーみたいな(笑)。それをMONKEYの2人が感じ取ってくれて、非常にいい歌を聴かせてくれましたね。本当に感謝してます。

エレクトロ全開というより、爽やかな感じですよね。

FPM:そうですね。ただ、やっぱり細かいキックの部分であったり、ちょっとしたアレンジは、ソフトなもので包まれているのでわからないと思いますが、フロアでは結構凶暴になると思うんです。そういった意味では、昨今のダンス・ミュージックと比べても決して負けるものじゃないなって。当然、ポップスとして楽しんでもらえるポテンシャルはあると思うんですが、影を潜めた凶暴性みたいなギミックもあるので、そこにも注目してほしいですね。

8曲目の「Sex」はFPMのセンスを感じさせる遊び心満載の楽曲ですね。

FPM:これはヴィジョネアというNYの企画ブックで、世界中のアーティストが1分間の曲をつくるという企画があって、それに僕が参加したんです。それでつくったのが「SEX」という1分間の曲だったんですよね。それを引き延ばしたのが今回収録した楽曲なんですけど、この曲は去年リリースしたアルバム『SymmetryS』の中にも収録されているんです。RAHMENSの小林賢太郎と一緒にやった実験的ユニットのアルバムなんですが、時間が経った今でもまったく色あせることなく、昨今のエレクトロとテイストが似たようなものになっているんです。だから、あえてここでもう1回みたいな気持ちになって。

アレンジはしなかった?

FPM:手を加えようと思ったんですが、その必要はなかったですね。だから、リマスタリングだけです。

12曲目の「Ai No Yume」はUNIQLO CALENDARとのタイアップ楽曲ですが、耳に残るようなゆったりとしたサウンドにしようと思ったきっかけは?

FPM:本編は11曲で終わって、この作品の立ち位置はエンド・ロールですね。テンポ65くらいのゆっくりしたダブに聴こえるんですけど、実は4つ打ちを加えているので130のBPMなんです。ほかの曲も130のBPMですから、ゆったりした曲ではなく、テンポでいえば全曲同じなんですよね。この曲にはそういうトリックも入れています。これもUNIQLO CALENDARから派生した曲なんですが、やはりショパンはクラシックというよりポップスだと思うんですよね。この大ネタ中の大ネタを自分なりに調理させてもらえたのが、本当に痛快というか(笑)。それと、靖晃さん(清水靖晃)のサックスはすごいなぁって、あらためて今回も思いましたね。

1曲目と最後にクラシックをネタにしたのは狙って?

FPM:そうですね。やっぱりクラシックの曲を2曲入れるなら、頭とケツではさもうと思いました。そして間の曲に関しては、段々とディープになっていくようにしようと。これはDJ的な考えに基づくんですけどね。

今作をどのように楽しんでほしい?

FPM:FPMをはじめた時から“都会で生活するためのオリジナル・サウンドトラック”というキャッチフレーズを自分の中で考えていて。その昔は、もう少しゆったりとしたラウンジなダウンテンポなものをつくっていたんですけど、ダウンテンポで超メロウな女の人の声が入るラウンジ・トラックっていうのは、逆に都会の生活から見ると嘘っぽいって思ったんですよね。この世知辛くて生き急いでいる都会のBGMには、このダンス・ミュージックのテンポであるBPM130くらいの音楽が、もしかしたらリアルにフィットするんじゃないかなって。決して安らぎを与えてくれる音楽ではないんですけど、日々の生活のリズムをうまく上げてくれるというか、気分を上げてくれると思うんです。だから、聴き方は本当に自由ですよね。つくった者としては、これ以上申し上げることはないって感じです。

00年代最後の作品ということで、この作品をリリースするにあたっての特別な感情はありますか?

FPM:‘10年に差しかかるところで、一応、自分のアルバムが出せましたからね。‘10年代は自由に自分の好きなことができるっていう期待はあります。本当に自分がずっとつくりたいと思っていたアルバムが、もしかしたらはじめてつくれたのかなっていう位の気持ちですから。これで終わりじゃなくて、むしろスタートを切るような気持ちですよね。僕って音楽に興味がなくなったら、音楽もDJもやらなくていいと思っているんです。でも、今ってDJをやるのもスタジオにいるのも楽しくて仕方がないんです。こんな気持ちになれたのは、FPMとして音楽をつくりはじめた時以来だったので、そういう意味ではいい状況でアルバムをリリースできたと思いますね。来年で15周年を迎えるんですが、そのギリギリで出せたのは、来年になってすごく背中を押してくれると思います。

‘10年の抱負を聞かせてください。

FPM:来年は15周年なので、何か面白い企画をやりたいなって思いつつも、現在のスタイルにこだわらず、全然ちがうフィールドとのコラボレーションみたいなこともできたらいいなって。それがハウスなのかテクノなのか、それともヒップホップなのかはわかりませんが、タガが外れた状態でやってもいいのかなって思いますね。純粋に自分が面白いと思えるものに出会って、そこにいろいろなエネルギーを注げることは、すごく幸せなことですよね。クリエイターはそれがなくなったら終わりだと思うし、来年もそういう気持ちになれるものにいっぱい出会いたいと思います。

INTERVIEW:Hiroyasu Wakana

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A.J. McLean http://www.beatfreak.jp/interview/2825/ http://www.beatfreak.jp/interview/2825/#comments Fri, 15 Jan 2010 03:15:01 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=2825 『HAVE IT ALL』が1月20日、ついに完成! BSBのAJではなく、ひとりのアーティスト、A.J.マクリーンの音楽世界がここに!!]]> 01 A.J. McLean

バックストリート・ボーイズとしてのアルバムと並行して制作されたA.J.マクリーンのソロ・アルバム『HAVE IT ALL』が1月20日、ついに完成! BSBのAJではなく、ひとりのアーティスト、A.J.マクリーンの音楽世界がここに!!

バックストリート・ボーイズは、これまでニックやブライアンなどがソロ活動を展開していましたが、A.J.は形になるまでにかなり時間がかかりましたね

A.J. McLean:ソロ活動そのものはずっと続けていたんだけど、アルバム完成までは時間がかかっちゃったね。かれこれ4年くらい。もともと、スケジュールを固めてつくっていたものではなかったんだよ。実際、その間にはバックストリート・ボーイズのアルバムを2作とツアーを2つ挟んでいるし。できることをできるときに、マイペースに取り組んでいたよ。

ソロ活動にあたって、作品の青写真などはどうとらえていましたか?

A.J. McLean:スタイルについては、自分が大好きなファンク、ロック、ソウルが散りばめられたレコードにすること。とにかくバラエティ豊かな感じにしたかったんだ。そして、A.J. マクリーンの人となりを浮き彫りにするような作品づくりに挑戦たかった。

スタッフの人選については、どのようなヴィジョンがありましたか?

A.J. McLean:オレをよく知っている、才能豊かな人材にオファーしたよ。楽曲のイメージをふくらませたいときや伝えたいメッセージがあるときにも、オレという人間を通して描いてくれたと思うし、皆すばらしい仕事をしてくれたよ。

今作では元イン・シンクのJCも制作に参加していますよね。彼とはかつてよきライバル関係にあったと思いますが今はどんな関係なのでしょう?

A.J. McLean:JCは一緒にいて楽しいヤツだよ。好きな音楽の傾向も似ているし、最高の話し相手だね。スタジオやオレの家なんかで話をするときも、フレッシュなアイデアをどんどん提案してくるし。オレにとっては刺激をもたらしてくれる存在でもあるかな。

では収録曲について。アルバムはきらびやかなポップ・チューン「TEENAGE WILDLIFE」で幕開けです。

A.J. McLean:これはJCが書いた曲。キラーズっぽいヴァイヴがあって、クレイジーでもある。今さらって感じだけど、やっぱり10代ってすばらしいと思うんだよね。恋愛も勉強も、とことん暴れて楽しめ! ってメッセージを込めているよ(笑)。

クリスチャン・ルンディンとは、ユーロ・ポップ色濃い5曲を制作していますね。

A.J. McLean:彼とはバックストリート・ボーイズの初期からの付き合いで、グループとともに歩んできたといっても過言じゃないくらい。彼にオファーしたのは、オレの好みを熟知していて、一緒にいて面白いから(笑)。2年くらい前から作業をはじめて、「HAVE IT ALL」、「LONDON」、「GORGEOUS」、「WHAT IF」、「DRIVE BY LOVE」を書いたけれど、ゴージャスでファンキーでロックで、個性的な曲ができ上がったと思う。

後半のダン・マカラ参加によるポップ・ロックな楽曲たちは、とても情に訴えるものがあります。

A.J. McLean:エモーショナルかつ、パーソナルな一面を掘り下げた曲になったね。ダンとの関係はいつもクールな感じなんだけど、彼と一緒に作業をしていると、自然体でいられる。で、不思議と自分のセンチメンタルな一面が引き出されてしまうんだよ。

しばらく交流のなかったお父さんとのことを歌った「SINCERELY YOURS」も、そのマジックが書かせてしまったのでしょうか。

A.J. McLean:そうだね。オレ自身、曲の中で親父に手紙をしたためるような気持ちで書いたんだけど、作業していくうちに、かつての自分が抱えていた個人的な問題なんかもフラッシュバックして。なんとも言えない気持ちになったよ。

この曲を書いたことで、何か心境の変化などはありましたか?

A.J. McLean:これはアルバム全体に言えるんだけど、ひとつひとつの作業を経て、気がつけば癒されていた自分がいるんだ。なんていうか、自身のセラピーになったような感じだね。父との関係、母親との関係、恋人との関係、そしてオレ個人が抱えていた悩みやトラブル…かつての苦悩から抜け出して一歩前に進むためのヒーリングになったと思っているよ。父親に関して言えば、この曲を書くまでは長い間顔を合わせていなかったんだけど、オレのソロ・ツアーにふらりと現れてさ。今までよりも素直に接することができたと思うよ。

アルバム終盤も、A.J.らしさが際立っていますね。「WHAT IT DO」はこれぞハリウッド! とうなりたくなる、軽快なロックンロールで。

A.J. McLean:オールドスクールなロックだよね。この曲を書いてくれたマーク・ハドソンはオジー・オズボーンやシェール、マイケル・ジャクソンと仕事をしてきたプロデューサーで、友人でもあるんだ。いい意味でベタというか、ノリ一発の、気持ちいい曲に仕上がっていると思うよ。

ラストは「MR.A」。聴いているだけで振り回されるような、ファンが思い描くA.J.のイメージが生き生きと表現されていると思います。

A.J. McLean:良い面、悪い面含めて、これぞA.J.という曲だね。とにかく楽しんでよ!

ようやくアルバムが完成して、どんな手ごたえがありましたか?

A.J. McLean:自分が思い描いていたことを、はじめてのレコードでほぼ実現することができたのは素晴らしいことだと思う。最初は自分自身へのチャレンジという気持ちでスタートしたけれど、途中には感動的な場面にもたくさん出会ったし、なにより心身ともに健康でいることができた。これ以上の幸せはないと思うし、この作品を、そして自分自身を誇りに思っているよ。このアルバムを聴いた人が、楽しんでくれたらさらにハッピーだね。

INTERVIEW:Yoko Kikuchi

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