beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 » た http://www.beatfreak.jp beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 Fri, 15 Jul 2011 08:00:47 +0000 http://wordpress.org/?v=2.8.6 ja hourly 1 THE SUITBOYS A.K.A. ☆TAKU TAKAHASHI http://www.beatfreak.jp/interview/22784/ http://www.beatfreak.jp/interview/22784/#comments Wed, 13 Apr 2011 04:59:10 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=22784 『AFTER 5 VOL.1』をリリース!!!]]> 01_THESUITBOYS_610350

m-floの☆Takuがソロ・プロジェクトを始動! その名もTHE SUITBOYS A.K.A. ☆TAKU TAKAHASHI!! 4月20日には活動の第一歩となるミックスCD『AFTER 5 VOL.1』をリリース!!!


 今回、“☆TAKU TAKAHASHI”名義ではなく、“THE SUITBOYS”として活動をしようと思ったきっかけと、ソロ・プロジェクト名“THE SUITBOYS”に込めた意味を教えてください。

☆TAKU TAKAHASHI:日本の音楽をよりグローバルに発信するため、世界から見た日本を象徴するものは何か? って考えたときに、“サラリーマン”というキーワードがまず上がりました。そこから派生して“THE SUITBOYS”となりました。込めた意味は、日本にも海外に負けない音楽をつくってるアーティストがたくさんいるってことを、もっと世界中に知らしめるってことでしょうか。ひとつの形にこだわらない形態で活動することも名義を“THE SUITBOYS”にした理由です。

 第1弾となるミックスCD『AFTER 5 VOL.1』がリリースされますが、今作にはどんな思いを込めていますか?

☆TAKU TAKAHASHI:世界の音楽シーンではジャンルにとらわれない音楽がいろいろと出てきていて、とても面白いことが起きています。そういう音楽は日本ではクラブでしか聴けないので、自分の持ってるモノをみんなとシェアできたらと思ってつくりました。このミックスCDを聴いて、もっと積極的に自分たちからそうした音楽を探しに行く人が増えるとなお、うれしいです。

 テーマは、タイトル通り”アフター5”から楽しむダンス・ミュージックかと思われますが、このテーマはどんなところから?

☆TAKU TAKAHASHI:まじめに仕事をアプローチするのはとても良いことだと思うのですが、やはり“遊ぶこと”って大事だと思うんです。何事も気分転換が必要ですし、インスピレーションも遊びから生まれることが多いと思います。遊ぶこと自体が何かのエネルギーになったりするじゃないですか。そして経済にもプラスになりますし。最近、日本は元気が出づらいことが多いですが、そういった部分でも少しでも勇気を与えられたらと思って。

 エレクトロやドラムンベース、ダブステップなど、最新のフロア・チューンを中心に全部で38曲が収録されていますが、選曲はどのように行なったんですか?

☆TAKU TAKAHASHI:選曲は、今自分が現場でプレイする、もしくは今後プレイしたいものを中心に選んでいます。なので、まず今回のミックスCDに収録したい楽曲をリストアップして、各アーティストやレーベルに許諾申請をしました。数は覚えてませんが当初40~50曲以上を挙げたかもしれません。その中から厳選に厳選を重ねてようやく落ち着いたのがこの38曲です。僕は飽き性なので、1曲を長くかけることも、同じジャンルの曲ばかりをつなげるのも苦手というか、自分のスタイルではないので、様々なジャンルの楽曲が散りばめられたミックスになりました。なかには連絡がつかなくて断念した曲もありますが、そういう曲は現場に聴きに来てください。

 曲の並びに関しては、自然とこの曲順に?

☆TAKU TAKAHASHI:“ハーモニック・ミキシング”というミックスを科学的にアプローチする手法があるんですが、ヨーロッパではすでに大きなトレンドになっていて多くのDJたちが利用しています。今回はその理論を応用しながら流れやストーリーをつくっていきました。曲が流れるにつれ感情が高まる効果が出たら大成功ですね(笑)。もちろん、理論を超えた人間的な部分もこだわってつくったので、良いバランスに仕上がってると思います。何度聴いても楽しめるはずです。

 曲のつなぎで意識したことはどんなことですか?

☆TAKU TAKAHASHI:ここも人間的な部分なんですが、今回のミックスCDの制作では、PCはもちろん使いましたが、DJミキサー(Pioneer DJM2000)を使ってライヴ的要素も取り入れています。エフェクトなどもPC上での加工は完璧なタイミングで限りなく加工できますが、DJミキサーを使うことによって、もっと感覚的に、クラブでのパフォーマンスに近いものになりました。そうすることで無機質になりがちな部分を生々しく表現できたかなと思います。

 ヴォーカル曲とインスト曲との使いわけで、特に意識したことはありますか?

☆TAKU TAKAHASHI:海外ではクラブで大合唱とか当たり前に起きてますが、日本のクラブではみんなが知ってる曲でも歌うってことはあまりしませんよね? 日本語の曲をクラブでかけることすらためらわれるのが現状です。今回の作品は日本国内はもちろん、海外に向けて発信していきます。だからこそヴォーカルが大事になってくる場面が出てきますし、そうでないインストの部分で無心に踊る時間が活きてくると思うんです。バランスは考えましたが、DJとしての直感で使いわけたというか、いい塩梅になったかなと。

 MC LYTEをフィーチャーした“THE SUITBOYS”名義第1弾楽曲「Calypso till Dawn」も収録されていますが、こちらの楽曲はいつ頃制作したんですか?

☆TAKU TAKAHASHI:LYTEにオファーしたのが去年の12月くらいで、条件面が折り合わず、一時断念しそうになったんですが、LYTE側が、「トラックを聴いて本人が気に入ったらやるけどどう?」って申し出てくれて、年明けぐらいにトラックを送ったら、「OK!」って返事が来て、実現しました。音楽で会話できた素晴らしい作品になりましたね。でもこの曲、実はまだ完成形ではなくて、今後さらにヴァージョン・アップしていく予定なので期待しててください。

 「Lotta Love」、「gET oN!」のTHE SUITBOYS REMIXも収録されていますね。

☆TAKU TAKAHASHI:2曲ともクラブで自分がかけて気持ちいいかどうか? ってことが最重要視したポイントです。リミックスの原点は、かかりそうにない曲をクラブでかけたいっていう情熱だと思うんです。この2曲に関してはすでにクラブでもかかってたから、もっと自分がかけたい音や、もっと世界に通用するリミックスで会場のお客さんを驚かせたい、って衝動に駆られてつくりました。本来この作品に入れる予定ではなく、クラブでかけるためとしてつくっていたので、こういう形で作品に収録できて良かったです。

 これからの日本のクラブ・シーン、ダンス・ミュージック・シーンに期待することはどんなことでしょうか?

☆TAKU TAKAHASHI:正直、昨今の風営法の取締り強化には参っていますが、そんなことに負けずに活気づけられるようなパーティを開催してほしいです。誰かが旗を振って法律に立ち向かわないと変わらないと思うし、今こそその時だと思っています。かつてはビリヤードなんかも映画の影響で市民権を得たお陰で規制から除外されたという話もあるので、ダンス・ミュージックにも市民権を与えられるような何かが起こる2011年であってほしいですね。その中で最近、自分の役割も真剣に考えはじめてもいます。

 m-floでの“☆TAKU TAKAHASHI”と、THE SUITBOYSの“☆TAKU TAKAHASHI”は、別々の存在?

☆TAKU TAKAHASHI:難しい質問ですね。そもそもm-floに関して言えば、音楽をつくるためにグループをやっているわけではなく、つくりたい音楽があってグループが存在しなければならないと常に思っています。THE SUITBOYSに関して言えば、先にも言いましたが、ミュージシャンとしての名義というよりは、世界に向けてのひとつのアイコンに近い存在です。楽曲をつくっているのはあくまでもタカハシタクという人間で、そのアウトプットが何なのか? というだけなんです。THE SUITBOYSというのはプロジェクトとして存在しますが、=タカハシタクとは言い切れません。他にメンバーが増えるかもしれないし、実はバンドになるかもという感じで、形にこだわるのではなく自由な発想で音楽をつくっていたいです。

 THE SUITBOYSでは、トレードマークのサングラスをメガネにかけ替えていますが、周囲やファンの方からは、何か反応はありましたか?

☆TAKU TAKAHASHI:メガネは普段からかけてたので、あまり…(笑)。でも、はじめて見たって人たちからポジティヴなコメントが入ってるのはうれしかったです。

 最後にファンへのメッセージをお願いします。

☆TAKU TAKAHASHI:『TCY RADIO TOKYO』というネットラジオをやっています。毎週金曜日にHouse、Electro、Dubstep、D&B、Hip Hop、Technoなどさまざまなダンス音楽のリリース前の新曲を紹介する”Eklektrik”という番組をやってるんで、ぜひそういった音楽が好きな方はチェックしてください。


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_RZCD-46824_130
●ALBUM
04.20 On Sale
『AFTER 5 VOL.1』
THE SUITBOYS A.K.A. ☆TAKU TAKAHASHI
RZCD-46824
¥2,100(tax in)

]]>
http://www.beatfreak.jp/interview/22784/feed/ 0
DA PUMP http://www.beatfreak.jp/interview/22126/ http://www.beatfreak.jp/interview/22126/#comments Tue, 15 Mar 2011 08:42:24 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=22126 「Can’t get your love / if... arekarabokura」を2月16日にリリース! 今までにないDA PUMPの新たな一面を映し出した楽曲と、DA PUMPの代表曲「if...」を今のメンバーでリアレンジした楽曲を収録!!]]> 01_DAPUMP_610350
U/L to R:ISSA, U-YEAH, DAICHI, KIMI  D/L to R:KENZO, YORI, KAZUMA, TOMO

DA PUMPが、1年7ヵ月ぶりとなるニュー・シングル「Can’t get your love / if… arekarabokura」を2月16日にリリース! 今までにないDA PUMPの新たな一面を映し出した楽曲と、DA PUMPの代表曲「if…」を今のメンバーでリアレンジした楽曲を収録!!


 約1年半ぶりのニュー・シングルですが、今作を制作し終えての感想は?

ISSA:ライヴをやりながら、ずっといろんな曲のデモを録っていたんですけど、なかなか上手く引っかかるものがなくて。自分たちがいいと思っても、それだけじゃダメというか、ニーズに沿ったものでなければ自己満足で終わってしまうし。そういう意味では、今回それがカッチリとハマって、ようやく作品にたどりつけたっていう感じですね。

KIMI:個人的なことでいうと、ラップを考えたり、今までやったことのないことに挑戦して、すごく勉強になったし、楽しくできましたね。僕らが加入してから2年以上経ったんですけど、ようやく新しくなったDA PUMPを見せられる形になったかなと。

KAZUMA:ライヴや楽曲制作など、その都度、みんなでどうやってつくり上げていくか、話し合ってきて、それが目に見える形で実を結んだ感じです。

 「Can’t get your love」は、愛する人を失った悲しみを歌った楽曲ですが、歌う上で意識したことは?

ISSA:詞の世界観だけで言うと、とてつもなく切ない気持ちを歌っているんですけど、サウンドは逆に強めなので、悲しい歌をそのまま悲しく歌うというよりは、サウンドにそって力強く歌うことで、世界観をより浮き立たせられるなと思って。そこは意識しましたね。あとは、いつも通りというか。普段から特に“こう歌おう!”とかっていうのは意識しないんですよ。詞や曲を自分の中に素直に取り込んで、その世界観に自分の声で色をつけて、広げるっていう感じなんで。

 クレジットを見て驚いたんですが、作詞は谷村奈南さんが担当されているんですね。

ISSA:事務所が同じっていうつながりもあるんですけど、個人的にも僕のことを“お兄ちゃん”みたいな感じで慕ってくれていて、ちょくちょく相談にのったり、ご飯を一緒に食べに行ったりするんですよ。で、最近、詞を書いているみたいなんで、周りの推薦もありつつお願いしたんです。やっぱり欲があるというか、“書きたい!”と思っている人に書いてもらった方が、いい曲ができるんでね。そういう意味では、彼女すごくやる気があって、いいものを書いてくれたなと。男心がちゃんとわかってるじゃん、みたいな(笑)。

KAZUMA:自分は、女性がこういう男性の気持ちを書くってすごいなって思いました。男は強がっていても、結局こういうことを思っていますからね(笑)。

 ラップ・パートはKIMIさんとU-YEAHさんが担当されていますね。

KIMI:最終的にISSAさんにラップ・パートの詞を書いてもらったんですけど、さすがって感じでしたね。歌う上では、僕の声の方が太くて低いんで、U-YEAHとの対比を意識しながら、素直に歌詞の気持ち通りにっていう感じで。

ISSA:最初の段階ではラップ・パートはなかったんですけど、久しぶりにDA PUMPの曲ならラップが入ってなきゃ自分たちらしくないというか。特に今回は久しぶりのリリースだったので。それで急遽、トラックも追加してもらって、自分も物語の世界を色付けるためのラップっていうのをギリギリまで考えて。

 今後の楽曲に関しても、ラップ・パートはKIMIさんとU-YEAHさんが担当していくんですか?

ISSA:いや、今回はたまたまというか、この世界にハマったのがこの2人の声だったっていうだけで、いずれは全員にやってもらいます。下手なメンバーは布団たたきでケツを叩いて特訓します(笑)。

 パフォーマンスは、大人数でのシンクロが印象的な振り付けですが、これは全員で考えたんですか?

ISSA:そうです。みんなずっとダンスをやってきているし、自分たちでつくるっていうのはDA PUMPとして昔から続けてきたことなので、そこの色は変えたくないし。

KAZUMA:やり方としては、誰かがメインになってっていうやり方じゃなくて、各パートごとに“こういう振りがいいんじゃない”っていう意見をみんなで出しながら、その振りが得意な奴がそのパートの細部まで煮詰めて、最後に持ち寄って、みんなで練り上げるっていう感じです。

 このパフォーマンスは、ライヴでも同じものを?

KAZUMA:同じものです。自分たちはダンスが売りっていうところもあるので、それを「どうだ! すごいだろ」っていう見せ方もあると思うんですけど、そういう自分たちのエゴを押しつけるんじゃなくて、みんなが覚えやすくてキャッチーなものっていうのを心掛けているので、ミュージック・ビデオでもライヴでもそこは変えないようにしています。

KIMI:ただ、そういう“みんなが覚えやすくてキャッチー”っていうのが、なかなか難しくて。振りを考える上で、そこが壁になった部分もありましたね。

 「if… arekarabokura」は、DA PUMPの代表曲である「if…」のリアレンジ・ヴァージョンですが、セルフ・カヴァーしようと思ったきっかけは?

ISSA:もともと自分の中で、今までのDA PUMPの曲を今のメンバーで新しく録っていきたいなと思っていて。今回、久しぶりにシングルを出すにあたって、その一発目を入れたというだけで、特に何かきっかけがあったわけじゃないんです。その中で今回「if…」にしたっていうのは、いまだにテレビのモノマネ番組とかで、他の方に歌ってもらえていたり、みんなが知っているDA PUMPの代表曲で、“最初にやるならこれしかないでしょ”っていう感じで。

KIMI:原曲がリリースされた頃って、まだ自分は学生で、見たり聴いたりしていた立場なので、感慨深いものがありますね。KAZUMAとは同級生で、一緒にDA PUMPのライヴを観に行ったりもしていたし。ただ、今は自分がDA PUMPのメンバーっていう自覚も意識もあるので、自分のパートは自信を持ってやっています。

 リアレンジに関して、重視したことは?

ISSA:知り合いの人に全部声をかけて、プレゼンしてもらったんですけど、一番重視したのは、やっぱり“原曲に忠実”っていう部分ですね。8人でやることで新しくなるけど、もともとが持っている良い部分っていうのは残したかったので。

 「Let me get you now」は、今までのDA PUMPにはない雰囲気の楽曲ですが、最初に聴いた時の印象はどうでしたか?

ISSA:1曲目の「Can’t get your love」もそうなんですけど、サウンド自体が今までにない感じだなっていうのが最初にあって。それを聴き込んだり、自分の歌を入れたり、そうやってブラッシュ・アップしていって、より自分たちらしくできたなっていう印象がありますね。コーラスをみんなでやっている部分とかもあって、新しいところを見せつつ、ようやくこの8人の色が出せてきたというか。まだまだ足りない部分はいっぱいあるんですけど、それは楽曲とともに成長させていかなきゃいけないと思うし、いい意味で、常に裏切れるようなものをつくりたいっていう気持ちが、この曲と「Can’t get your love」には、上手くハマったと思っています。

KAZUMA:今時の歌にしては、ストレートでいいですよね。それがDA PUMPらしいっていうか。カッコいいものって、最初はみんなが「えっ?」ってなるようなところがあると思うんですよ。それでだんだんと「あ、これはアリだね」って変化して、カッコよくなっていくっていう。そういう雰囲気がこの曲にはあって、これからが楽しみな曲です。

KIMI:すごく新しいなって感じるとともに、これにどんなパフォーマンスをつけるかっていうのはすごく考えましたね。どういう風に見せるかっていう部分で。

 パフォーマンスのイメージは、曲を聴いて、すぐにパッと思い浮かぶものなんですか?

KAZUMA:パートごとに思い浮かぶ部分とそうでない部分とありますけど、8人もいるから、たとえば僕が思い浮かんでいなくても、誰かが思いついたりするので、そういう心配はないです。

KIMI:そういう意味では、8人いるっていうのは心強いですよね(笑)。

 リスナーには今作からどんなことを感じ取ってもらいたいですか?

KIMI:新しい曲をお聴かせするのに、だいぶ待たせてしまったんですが、僕たちがすごく自信を持って届ける1枚なんで、ミュージック・ビデオと一緒にぜひチェックしてもらいたいです。

KAZUMA:それと僕たちの魅力は、ライヴだと思っているんで、ファンのみなさんの期待を裏切らないようにコンスタントに曲を出して、ライヴをやっていくっていうのは8人全員が常に思っていることなので、これからも応援してもらいたいです。

ISSA:ずっと試行錯誤しながらつくって、ようやくみんなに伝えられるものができ上がったので、素直にそのまま感じ取ってもらえれば。8人になってから最初の作品で、すでにあるDA PUMPのいい部分と新しく生まれてきた魅力が上手く共存していると思います。形態が変わっても、自分たちは常に自分たちにしかできないことっていうのをその都度考えて、前に進んできたし、そうやって表現していかなきゃいけないと思うし。自分で言うのもなんだけど、そういう僕たちの一生懸命な姿勢を見て、アツいものを感じ取ってもらいたいっていうのは常に思っていて。ファンのみんなに、自分たちがやりたいことをどんどん見せていきたいと思います。


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_AVCD-16230B_130
●SINGLE+DVD
02.16 On Sale
「Can’t get your love / if… arekarabokura」
DA PUMP
AVCD-16230/B
¥1,800(tax in)

03_AVCD-16231_130
●SINGLE
02.16 On Sale
「Can’t get your love / if… arekarabokura」
DA PUMP
AVCD-16231
¥1,050(tax in)

]]>
http://www.beatfreak.jp/interview/22126/feed/ 0
DAMIJAW http://www.beatfreak.jp/interview/10226/ http://www.beatfreak.jp/interview/10226/#comments Sun, 25 Apr 2010 05:17:57 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=10226 『I AM』をリリース(4月28日)! DAMIJAWの世界観を余すところなく詰め込んだ、バラエティに富んだアルバムが完成!!]]> 01_DAMIJAW_610350

Janne Da Arcのベーシスト、ka-yuが2月に始動させたソロ・プロジェクトDAMIJAW(ダーミージョウ)。活動開始からわずか2ヵ月でファースト・アルバム『I AM』をリリース(4月28日)! DAMIJAWの世界観を余すところなく詰め込んだ、バラエティに富んだアルバムが完成!!


 今作を制作する上でのコンセプトは?

ka-yu:アルバムのコンセプトは、DAMIJAWのコンセプトと同じく“不完全なものから、より自分の理想を目指していく”というところです。去年の1月くらいからつくりはじめて、全部で40曲くらいできた中から、その世界観に合った曲を選曲して収録しました。

 収録はシングル「無力な自分が許せない」に引き続き、ギターに原田さん、ドラムにshujiさんを迎えての作業だったんですか?

ka-yu:そうです。(原田)喧太さんは、松本和之名義のソロ『Solid Beat』の時から一緒にやっていますし、shujiはジャンヌでずっとやっているので、サウンドはしっかりとした音のかたまりになったと思います。

 「WARNING 〜その先は…破滅!〜」は、シングルのカップリングに収録されていた「AOBUSA」と共通する世界観がありますね。

ka-yu:両曲とも“バイク”がテーマの中心にあるので、バイクくくりという点ではそうですね。プリプロの段階から仮歌詞で歌っていくんですけど、その時に曲の世界観から思いつく単語を当てはめていくんです。この曲はスピード感があるので、そこからバイクの歌詞を書きたいなというのがあったんです。

 最初から「AOBUSA」とのつながりを考えていたわけではないんですね。

ka-yu:そうですね。「AOBUSA」は純粋に“バイクへの思い”を歌っているんですけど、この曲はDAMIJAWの世界観で言うと“不完全なものは完全を求めて、つい抗ってしまったり、無理をしてしまいがちだけど、自分の今の状況をしっかりと見つめた上で進んで行かないと、待っているのは破滅しかない”ということを歌っています。

 プリプロの段階で浮かんだ単語から歌詞を書いていくとのことですが、歌詞を書いてみたけど、世界観と合わなかったということはあるんですか?

ka-yu:結構ありますね。「BIRTHDAY 〜ダミ嬢の憂鬱〜」は、最初もっと猟奇的な内容だったんですけど、ちょっとエグすぎたこともあって…。それでこの曲の世界観を壊さずに、歌詞を書き直そうと考えた時に、シングルのカップリングだった「ダーミー城の吸血悪魔(笑)」がこの世界観に近かったので、その後の世界を書いてみたんですけど、曲と詞の世界観が上手くマッチしてくれたと思います。

 「Regress? Progress?」は、歌詞の内容からka-yuさんの決意表明が感じられました。

ka-yu:「無力な自分が許せない」では、タイトル通り♪無力な自分が許せない♪って歌っているんですけど、この曲ではそこから一歩進めて“前に向かって行くために、俺が俺であるために自分が信じた道を突き進む”という、まさに決意表明の曲です。そういう思いを持って、これからも進んでいきたいですね。

 「Lost My …」をはじめ、「message」、「ゆびきり」と、今作にはラヴ・ソングが3曲収録されていますが、ka-yuさんの恋愛観が一番強く出ているのはどの曲ですか?

ka-yu:どうだろう?(笑)。3曲とも歌詞に出てくる主人公の気持ちになって、物語を書いてくような感じで歌詞を書いたんですけど、僕の恋愛観に近いのは…「message」かな。この曲は物語的に「Lost My …」とつながっていて、「Lost My …」で終わってしまった恋愛に対して、もしもその終わる前に戻って、自分をしっかりと見つめ直すことができたら、こうはならなかったのに…というストーリーです。

 ラヴ・ソングは、切ない内容のものが多いですよね。

ka-yu:自分があんまりハッピーな恋愛をしてこなかったから(笑)。そのあたりが自然とにじみ出ちゃっているのかも。それと意外とロマンチストな面があるんですよ、僕(笑)。

 「KENTA」は、タイトルから察すると原田さんのことを歌っているかと思うんですが。

ka-yu:喧太さんのことを歌ったと言ったら、ちょっと誤解を招くんですけど(笑)、昔のロックスターってこんな感じだったのかなという思いがあって、そこから歌詞を書いていったんです。タイトルをどうしようかなと考えた時に、本当に失礼な話なんですけど、喧太さんっぽいなって(笑)。本当はそうじゃないんですけど、僕の中でのイメージというか。それで、喧太さんに「名前使ってもいいですか?」って聞いたら快く承知していただいたので、使わせていただきました。この曲にはセリフも入っているんですけど、そこも喧太さんにしゃべってもらっています。「酒が無きゃ誰がお前と!」って(笑)。

 でも、これってka-yuさんの中に眠っているSな部分から出てきたんじゃないですか(笑)?

ka-yu:(笑)。結構、他の方からも「実体験ですか?」って言われるんですけど、その辺は…ご想像にお任せします(笑)。

 サウンドとしては、パーカッションのリズムの取り方に特徴があって、コミカルな印象を受けました。

ka-yu:こういうちょっと変わった感じの、面白い曲調のものがあると、曲のメリハリをつけるのに役立つかなと思って。あえてこういう曲調に。

 「DAMI」と「JAW」は、プロジェクト名になぞらえて、最初から対でつくろうと思っていたんですか?

ka-yu:いや、最初はそういうつもりは全然なくて、「JAW」が先にでき上がっていたんです。曲のイメージから出てきた単語の仮歌詞をまとめたらボクシングの歌だったので、自分の好きな「あしたのジョー」の世界観を自分なりに解釈して歌詞を書いたんです。それでタイトルをストレートに「JAW」にしたんですが、それなら「DAMI」もつくろうと思って。ダジャレっぽいところからなんですけど(笑)。

 「DAMI」は最初から“悪魔の子ダミアン”をモチーフにしようと思って書いたんですか?

ka-yu:そうです。それをモチーフに曲をつくったら、世界観がより伝わるかなと思ったので。ただ、歌詞を書くのにかなり時間がかかりましたね。ダミアンの思いを自分の中で噛み砕いてストレートに表現するには、文字数に限界があったため、わかりにくくなってしまったり、いい言い回しが出てこなかったりして。それと歌う雰囲気に合わせるのにも、時間がかかりました。

 「I AM」は、どんな思いから生まれた曲なんですか?

ka-yu:この曲はDAMIJAWをやるまでなかなか考えもまとまらず、本当につらかった時期もあったんですけど、その時に何年も表舞台で活動していないのにファンレターをいただいて。そのファンレターには“どんな形でもいいから待っているから”と書いてあって、いっぱい励ましてもらったんです。だから、本当に自分が迷った時に助けてくれたファンの人たちに対して、“君たちがいてくれたから、君となら歩き出せる”っていうのをストレートに歌詞に書いてみようかなと思ったところからつくった曲です。

 自身の気持ちを素直に歌詞にすることに、照れくさい部分はありましたか?

ka-yu:以前はそういう気持ちもあったんですけど、「無力な自分が許せない」みたいにストレートに伝わる歌詞を書いてからは、そういった恥ずかしさみたいなのは吹っ切れましたね。それまではストレートなものが恥ずかしくて、遠回しに歌ったり、格好付けた歌い回しで歌っていたんですけど、ストレートな文章や歌詞が持つパワーを「無力な自分が許せない」で実感したので、恥ずかしさよりも伝えたいという思いの方が勝りました。

 ボーナス・トラックの「WE WILL BE」も、ストレートな歌詞が印象的です。

ka-yu:直球ラヴみたいな感じですね(笑)。この曲は「I AM」とつながっていて、支えてくれた君にありがとうと。要するにファンの方に対するメッセージを、ファンの方を恋人に見立てて歌った曲です。

 6月から今作のリリース・ツアーも決定していますが、ファンの方と会えるのは楽しみ?

ka-yu:そうですね。その土地、その土地に行かなければ会えない方たちと直接会えるのが待ち遠しいです。ツアー内容は、まだ具体的な構想はないんですけど、来てくれた方たちと一緒につくり上げていけるライヴになればいいなと思っているので、それに向けて考えようと思っています。今作はファースト・アルバムということで、DAMIJAWのコンセプト、DAMIJAWがしたいこと、DAMIJAWの世界観が本当にわかりやすく、ぎっしりと詰まった1枚になったと思っているので、ぜひ聴いていただきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_AVCD-32160B_130
★初回生産限定盤(ALBUM+DVD)
04.28 On Sale
『I AM』
DAMIJAW
AVCD-32160/B
¥3,600(tax in)

03_AVCD-32161_130
★通常盤(ALBUM)
04.28 On Sale
『I AM』
DAMIJAW
AVCD-32161
¥3,000(tax in)

]]>
http://www.beatfreak.jp/interview/10226/feed/ 0
DAISHI DANCE http://www.beatfreak.jp/interview/10052/ http://www.beatfreak.jp/interview/10052/#comments Fri, 16 Apr 2010 17:30:58 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=10052 『MYDJBOOTH -DJ MIX_1-』を4月28日にリリース! すべて実際に全国でプレイしている強力トラックばかり!!]]> 01_DAISHI_DANCE_610350

日本のクラブ・シーンをリードするDAISHI DANCE(ダイシダンス)。フロアの熱気をそのままパッケージした自身初のミックスCD『MYDJBOOTH -DJ MIX_1-』を4月28日にリリース! すべて実際に全国でプレイしている強力トラックばかり!!


 今作は初のミックスCDですね。

DAISHI DANCE:年間、全国で150本以上のDJをやっていて、レギュラー・パーティも各地ではじめてから2年以上経ったので、“その空気感をパッケージしたCDを出したいな”とずっと思っていたんです。ただ、これまでオリジナル・アルバムを年1回のペースでリリースしていたので、タイミング的になかなか差し込めなくて。昨年の10月に3枚目にアルバム(『Spectacle.』)を出した後に、オリジナルのスパンを少し空けようかなと思って、それならこの機会に、ということで。

 全部で13曲をつないだミックスCDですが、選曲はどのように?

DAISHI DANCE:海外ものに関しては、去年の秋くらいから、実際にDJでプレイする時にたくさんかけている楽曲ですね。そういった曲のライセンスをちょっと多めに取って。自分名義のものやリミックスを手がけているものに関しては、ロングスパンでプレイし続けている曲のみに絞っています。

 全体を通して、重視したことは?

DAISHI DANCE:“普段からクラブでプレイしていることと同じことをやる”ということ。だから、ヴォリュームも変にまとめようとしていないし、突っ込むところは突っ込んでいます。強弱も自然にDJプレイをする時のように出ていて、マスタリングの段階でもそういう部分はあえて残して、聴く人に臨場感が伝わるようにしています。

 CDだと時間に制限がありますが、そういう部分は?

DAISHI DANCE:ハウスって結構長い曲が多いので、1曲を長く使ってミックスしていくと入りきらない曲が出てきたり、CDの容量をオーヴァーしてしまうんですけど、それぞれの曲をどれくらいの尺で使うかは、リアルタイムで計算しながらやっていきました。この曲は8分くらいヴォーカルで入れたから、次のトライバルなトラックでは巻いて…みたいな感じで。賭け的な部分もあったんですけど(笑)、最終的にはいい尺でつくれたかなと思います。

 曲と曲のつなぎで意識したことは?

DAISHI DANCE:同じAの曲からBの曲へつなぐのでも、Bを盛り上げたり、落ち着かせたり、ミックスの仕方によっていろんな要素を出せるので、クラブでやるのと同じようにハッキリさせています。2曲同時に2分以上ミックスしているロング・ミックスもあれば、ショート・ミックスでガラッと雰囲気を変えている場面もあって、その辺はそれぞれ適材適所のミックスを心掛けました。

 曲の順番は、どのように?

DAISHI DANCE:普段のDJで、はじめる直前まで1曲目すら決めていないことが多くて、その場の空気感やお客さんを見てからスタートさせていくんです。決めないことによって新鮮さを保っているというのもあって。だから、今作も何も考えずに、臨機応変にセレクトしていきました。ただ、さすがに1曲目は決めていましたけど(笑)。

 その1曲目は「MY LIFE」ですね。

DAISHI DANCE:これは2年くらい前につくったリミックスなんですけど、プレイする時には毎回かけていて、いい起点になっている曲なんです。だから、1曲目をどうしようかなと考えた時に、この曲を使おうということになって。ハウスの曲はビート・インからはじまる曲ばかりで、この曲のリミックスもビート・インからはじまるヴァージョンだったんですけど、1曲目用にイントロをピアノ・ストリングスにエディットして、華のあるはじまり方になったと思います。

 歌モノとインスト曲では、使い方はちがってきますか?

DAISHI DANCE:当然、変わってきますね。普段からバランスを見ながら、それぞれの楽曲が一番力を引き出されるような選曲をしています。ただ、今振り返ってみると、特に意識したわけではないんですが、歌モノの連続はないですね。

 無意識の内にそうなっていたと。

DAISHI DANCE:ダンス・フロアでは、お客さんの空気感によって、感覚的にパッと選曲していく方なので、自然と身に染み付いているんでしょうね。今回はお客さんを前にして録音したわけじゃないんですけど、今まで何百、何千というダンス・フロアを見てきたDJ的感覚があるので、その感覚に従って、直感的に選曲した結果です。

 タイトルの“MYDJBOOTH”は、今作の内容、趣旨ともピッタリですね。

DAISHI DANCE:今回のジャケットに使われている写真は、いつも撮ってもらっている友達のGAKUちゃんっていうカメラマンから、去年の夏くらいに「奇跡的にいい写真が撮れたよ」って見せてもらって、その時から決めていたもので。昔からDJブースが好きで、ハウスにハマったきっかけのひとつに、“DJブースがすごくカッコいいから”というのがあったし、ジャケットがレギュラーでやっているクラブのDJブースだし、DJのミックスCDだから『MYDJBOOTH -DJ MIX_1-』って。単純にパッと思いついたタイトルです。

 選曲だけでなく、タイトルなどに関しても感覚的に決めることが多いんですか?

DAISHI DANCE:そうですね。何でも第一印象で決めるんですよ、僕。曲のイメージでも、タイトルでも。最初に候補がパッと浮かんで、そこを軸にいろいろ考えていくと思うんですけど、最終的には一番最初に浮かんだ物に決めています。

 ジャケットの写真は「ageHa」(東京/新木場)のものですね。

DAISHI DANCE:このミックスCDに関しては、レギュラーでやっている各地のDJブースをモチーフに、不定期ですがシリーズ化したいと思っていて。ジャケット写真も、いくつか候補があったんですけど、まずはこの写真を使いたかったんです。次は福岡なのか、札幌なのか、大阪なのか、どこになるかはわからないんですけど、ジャケット写真の候補だけはあります。というのも、オリジナルでもそうなんですが、自分はジャケット写真から入っていくんです。これが決まらないと、気合いが入らないというか(笑)。

 ジャケットからインスピレーションを受ける部分は大きいんですか?

DAISHI DANCE:すごく大きいですね。楽曲制作でも、鍵盤を叩く前にジャケットが決まらないと、なんか落ち着かなくて。だから、ジャケットづくりは、自分にとって曲をつくるのと同じくらい重要だし、好きな作業でもあります。今回のジャケットは、何年も一緒にやっている札幌のガーグルというチームとつくっていて。何回も事務所にいって、夜中まで打ち合わせしていました。

 今作は、クラブ好きの人だけでなく、クラブへ行ったことのない人も楽しめる内容になりましたね。

DAISHI DANCE:そうですね。普段から自分のパーティに来てくれている人にとっても、アンセムになるようなミックスになっていると思うし、地域とか、年齢とか、クラブへ行きたくても行けない環境の人もたくさんいると思うので、そういう人たちにとっては、現場の雰囲気/臨場感を想像できるものになったと思います。それと、オリジナルの僕しか知らない人には、意外性もあると思うんですよ。DJでは、こういうのをかけているんだっていうところで。だから、クラブ好きな人にも、クラブをまだ体験したことのない人にも、ひとりでも多くの方に聴いていただいて、5月1日からは今作のリリース・ツアーもはじまるので、僕が近所に行った際には、ぜひ現場にも遊びにきてもらえたらと思います。はじめてでも遊びに来やすいパーティをやっているので、よろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_XNAE-10031_130
●ALBUM
04.28 On Sale
『MYDJBOOTH -DJ MIX_1-』
DAISHI DANCE
XNAE-10031
¥2,500(tax in)

]]>
http://www.beatfreak.jp/interview/10052/feed/ 0
DA’VILLE http://www.beatfreak.jp/interview/8614/ http://www.beatfreak.jp/interview/8614/#comments Wed, 31 Mar 2010 03:00:45 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=8614 『BEST & COVERS』が3月24日、リリースされる。]]> 01_DAVILLE_610350

ここ日本でも人気のジャマイカン・レゲエ・シンガー、ダヴィル。彼がこれまでにリリースした名曲、FIRE BALLとコラボした「Ichiban」、そしてカヴァー楽曲など、たくさんの作品の作品から選りすぐった『BEST & COVERS』が3月24日、リリースされる。


 “独特のビターかつ セクシーな味わいのスウィート・ヴォイスを持ち、何よりもいいメロディ/リリックを書くシンガー”としてジャマイカ・レゲエ界のみならず、ここ日本でも人気のレゲエ・シンガー、ダヴィル。このキャリア初のベストを“’00年代のソロ活動”のひとつの区切りとし、この夏リリース予 定のニュー・アルバムを制作中の彼は、当初このベスト盤の話を聞かされた時は、冗談だと思ったそうだ。

「まだ頂点にも達してないのに、ベストなんか出せるワケない! と思ってたんだ。でも“1枚のアルバムに僕の人気曲を集めて日本のファンたちを喜ばせる”、または“僕の曲を1曲くらいしか知らないビギナーの良き入り口に”っていうエイベックスのヴィジョンに共感したんだ」

 このアルバムが『BEST & COVERS』と名づけられたのには訳がある。それは、ヒット・シングルの寄せ集めということだけじゃなく、彼のファースト・アルバム(’05)のタイトルにもなった「In Heaven」(’85年に全米1位を記録したブライアン・アダムスの名バラッド「Heaven」を、生のバンド・トラックでラヴァーズ・ロック調にアレンジしたダヴィル版)をはじめとする、“最早カヴァーの領域を超えた(?)彼の持ち歌”の数々をコンパイルすることにも意味があるのではないか。というレコード会社の確かな見解があってのものだ。

 レゲエの世界では昔から、 みんなが知ってるポップス〜R&Bヒット曲を、より親しみやすいよう、踊りやすいようにレゲエにアレンジしてカヴァーする、という慣わしがあるのだが、ダヴィルのカヴァー、アレンジ・センスは昨今のアーティストの中でもズバ抜けたものがある。N.Y.のレゲエ・チャートでも最高位5位を記録し、EMEアワードでもノミネートされた先の「In Heaven」などは、それがダヴィルのオリジナル曲だと思っていた若いファンも多いようで…。

 「初めて日本に行った時、出番前に楽屋にいたら、ファンの子が“姉が出産する時に分娩室でこの曲を聴いていたので僕もお気に入りの曲になりました”って言いに来てくれたこともあったよ。カヴァーしてみた時はまさかこんなに人気曲になると思わなかった。世代を超えて受け入れられるのはうれしいね」

 それだけに、このベストは“カヴァー・ベスト”の側面もある。彼のアルバム未収録の楽曲では、ジャマイカの謎の凄腕プロデューサー・チーム=カイザー・ソセが手がけた、“R&B/ヒップホップのレゲエ・カヴァー”シリーズとしてここ日本でも大ヒットした(総計 20万枚以上。配信では55万ダウンロード!)『カヴァーズ』の第3弾となる、『カヴァーズ ジャマイカ』(’06)のために録り下ろした、ニーヨの「So Sick」や、同じく『カヴァーズ』の第2弾となる’05年の『カヴァーズ スウィーツ』に収録されたフィル・コリンズの「Another Day In Paradise」、さらにはセカンド・アルバム『On My Mind』のインターナショナル盤のみに収録されていた、レゲエ界のレジェンド=フレディ・マクレガーの「SO I WILL WAIT FOR YOU」もフォローされている、というのもうれしい限り。

 しかしながら、ダヴィル=カヴァー専門、というわけではない。オリジナル曲だけでもベストが組めるほど、いい曲が多い。中でも、世界中のアワードをかっさらった彼の代表曲「ON MY MIND」は、先のフレディ・マクレガーの末っ子で、10代にしてジャマイカを代表するトップ・プロデューサーに上り詰めたスティーヴン・マクレガーのプロデュース曲としても有名だ。アコースティック・ギターのフレーズも泣かせる極上ミディアムに乗せて、忘れられない彼女への熱い想いを歌ったこの曲はジャマイカでNo.1ヒットとなったのだが、説明不要のスーパースター=ショーン・ポールをフィーチャーした人気のリミックス版も日本盤に初収録することに成功している。

 また“コラボ”と言えば、日本が世界に誇るチャンピオン・サウンド=MIGHTY CROWNのアーティスト集団=FIRE BALLの4人とガッチリ絡んだ「ICHIBAN」もはずせない。

 「MIGHTY CROWNのことは前々からリスペクトしてた。ジャマイカのサウンドを負かしちゃうくらいすごい…なによりレゲエという文化への理解、愛情が半端じゃなく深くて、彼らと何かやってみたかったんだ。ジャマイカとジャパンの架け橋になるような、ね。FIRE BALLのライヴを観てぶっ飛ばされたしね。で、’09年の『横浜レゲエ 祭』の15周年アニヴァーサリーでこの曲を歌い、3万人の横浜スタジアムは大爆発。“Ichiban”はどこまでもNo.1! ってことだね。この曲で、日本とより近くなれたことをうれしく思う。だから、このベストにも絶対に入れたかったんだ!」

INTERVIEW & TEXT:Takashi Futatsugi(D-ST.ENT)


02_AVCD-38044_130
●ALBUM
03.24 On Sale
『BEST & COVERS』
DA’VILLE
AVCD-38044
¥2,100(tax in)

]]>
http://www.beatfreak.jp/interview/8614/feed/ 0
谷村奈南 http://www.beatfreak.jp/interview/8571/ http://www.beatfreak.jp/interview/8571/#comments Wed, 31 Mar 2010 03:00:21 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=8571 「FAR AWAY/Believe you」をリリース! “究極の愛”をテーマに歌ったこの2曲は、コーエーのゲームソフト『北斗無双』のイメージ・ソングに起用されている!!]]> 01_TanimuraNana_610350


3月24日、谷村奈南が、ニュー・シングル「FAR AWAY/Believe you」をリリース! “究極の愛”をテーマに歌ったこの2曲は、コーエーのゲームソフト『北斗無双』のイメージ・ソングに起用されている!!


 今作はロックとバラードですが、両曲ともゲーム『北斗無双』のイメージ・ソングというところで、リンクしている部分はありますか?

谷村奈南:「FAR AWAY」がマミヤを、「Believe you」がユリアをイメージしていて、曲調としては対照的な2曲なんですが、マミヤとユリア、2人のキャラクターには共通している部分があって、それが愛に対する思いや強さなんです。この2曲も“究極の愛”がテーマになっていて、同じことを歌っているんです。♪precious love♪という同じフレーズが出てくるし、曲調はちがっていても、私の中でリンクしている部分がありますね。

 谷村さんとロックという組み合わせは新鮮でした。

谷村奈南:結構、「意外!」みたいに言われるんですけど、母がキッスやクイーンを聴いていたので、私も小さい頃からロックになじんでいて、好きなジャンルなんです。それに“北斗の拳”と言えば、ロックなイメージがあるし。はじめの私を見ていただくことになると思うんですけど、自分としては違和感がないし、自分の好きなジャンルの歌を聴いてもらえるっていうのが、うれしいですね。

 実際に歌ってみての感想は?

谷村奈南:すごく歌いやすかったですよ。ただ激しいだけのロックではなくて、切ない部分も入れたいという思いがあったので、それは曲をオーダーする時点で伝えていたんです。周りの音が小さくなって自分の声だけが前に出る部分、「FAR AWAY」で言えばDメロの♪愛がいつの日か〜♪ですね。自分の声だけが出てると、自分としても感情や考えを伝えやすいし、その方が伝わりやすいと思うんです。個人的な好みっていうのもあるんですけど(笑)、やっぱりロックってソウルフルなものだと思うんです。自分が目指しているアーティスト像がそうだし、(クリスティーナ)アギレラが好きなのも、彼女がソウルフルだからっていうのもあるし。

 「FAR AWAY」のバック・コーラスに男性ヴォーカルを入れているのは、谷村さんの発案?

谷村奈南:そうです。「Believe you」とのちがいを出すためにも歌ってほしいと伝えて。いいスパイスになっていると思います。

 「Believe you」では、作詞にたずさわっていますね。

谷村奈南:テーマが“究極の愛”だったので、日常的な、彼氏とのメールがどうこうみたいな、そういうラヴ・ソングではないなと思って。ユリアをイメージして、想像をふくらませながら書きました。一緒に手伝ってくださった小松さんが、かなり『北斗の拳』に詳しかったし(笑)、原作の原先生からもアドバイスをいただいて、いろいろと助けてもらいました。

 ゲームでは、エンディングで流れますが、そのあたりは意識しましたか?

谷村奈南:制作段階では、ゲームの中のどの部分で流れるか、まだ決まっていなかったので、そこまでは考えていないです。詞を書いた時点では、バラードになるという感覚もなかったですし。ただ、自分の中では、“スケールが大きくて壮大な曲”というイメージがあったので、自然とそういう方向に向かったのかなという気はしますね。

 バラードもシングルとしては「If I’m not the one」以来で、珍しいなという印象を受けましたが。

谷村奈南:言われてみれば、そうですね。でも、個人的にバラードも好きなので、こちらも違和感はまったくなかったです。自分で歌詞を書いているということもあって、曲の世界に入りやすかったし。

 歌う上では「FAR AWAY」との対比は意識したんですか?

谷村奈南:自分では意識していないんですが、曲調によって変わってしまうんです。「FAR AWAY」は、サビがずっと高音なので、エネルギッシュな声(笑)になっていますが、その声で「Believe you」は歌えないですし。「Believe you」は、もともと声だけで繊細な表現をしたかったので、ウィスパーで歌いたいっていう思いがありました。だから、2曲で声がちがって聴こえるのは、それぞれの曲の世界観に入っているから自然に、なんですよ。自分としては、声を変えたくないんですけど。

 それはなぜ?

谷村奈南:曲調によって声がちがうのは、面白いと言えば、面白いんですけど、私的には、聴いてすぐに同一人物が歌っているってわかりたいんです。でも、なかなか難しいです。

 カップリングの「Make It Numb」も、谷村さんが作詞されていますが、こちらはどんなイメージで?

谷村奈南:歌詞に♪Where there’s a will♪っていう英語のことわざを使っていて、“意志があるところに道は拓ける”という意味なんですが、裏を返せば“意志がなければ何もはじまらない”っていうことで、この歌詞を書いた時、この言葉がすごく大切だなと感じていて。私が伝えたいと感じていることを歌詞にしていった感じです。♪自分を持つことは わがままじゃない♪っていうフレーズも、日本では自分を持つことがわがままだと思われてしまうシチュエーションがあると思うんですが、“でも、大事なこと!”って主張したんです。

 歌い方もそうですけど、曲全体からパワーをすごく感じますよね。

谷村奈南:私自身が、時には弱くなってしまうタイプなので、そういう時に“あの時は、あんなことを書いたじゃない”っていう、励ましになるような曲にしたいなというのがあって。たとえば♪夢へのカギを手に入れるのは誰?♪っていうところも、“そんなの私に決まってる!”みたいな(笑)。口に出して言えないけど、歌詞だから書けるし、そう言える自分を目指そうと、自分だけでなく、聴いてくれるみなさんの背中を押せるような曲にしました。あとは、最初にデモを聴いた時に入っていたヴォーカルが、ハジけていて(笑)。そこからインスピレーションを受けた部分があるので、♪Mr.sister♪とか、意味はないけど語呂がいいから使っていたり、サビを♪Yeah♪だけにしてみたり、遊び心も結構入れています。

 リスナーには、今作からどんなことを感じ取ってもらいたいですか?

谷村奈南:みなさんが、はじめて聴く“谷村奈南のロック”だと思うので、そういう部分も楽しんでもらいたいですね。“究極の愛”をテーマに歌っているので、普通の恋愛ではない…と言ったら変ですけど、“恋愛”というものを改めて考えるようなきっかけになればなと思います。あとは、ゲームのイメージ・ソングでもあるので、「FAR AWAY」を聴きながら目一杯闘ってもらって、終わりの感動を「Believe you」とともに味わってもらえれば(笑)。

 この春で大学を卒業されて、音楽と向き合う時間が増えると思いますが、そのあたりに対する期待感はいかがですか?

谷村奈南:まずは試験がなくなるので(笑)、より音楽に集中していきたいですね。大学2年の時にデビューしてから、仕事ももちろんなんですけど、大学の方にも重点をおいて両立してきたので、それがなくなるとまた変わるのかなと。

 逆に、穴があいたように感じる部分もあるんじゃないですか?

谷村奈南:そうかもしれませんね。“あれ、大学行かなくていいんだっけ?”とか、普通に“明日って何限からだっけ?”とか思いそう(笑)。そこは音楽で埋めていって。歌詞ももっとやってみたいし、ピアノで弾き語りとかライヴでやってみたいし、まだやったことのないジャンルの曲もやってみたいし、いろいろ挑戦していきたいですね。私的には新しいスタートだと思っているので、また改めて頑張っていきたいです。


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_AVCD-16197B_130
●初回生産限定盤(SINGLE+DVD)
03.24 On Sale
「FAR AWAY/Believe you」
谷村奈南
AVCD-16197/B
¥1,800(tax in)

03_AVCD-16198B_130
●通常盤(SINGLE+DVD)
03.24 On Sale
「FAR AWAY/Believe you」
谷村奈南
AVCD-16198/B
¥1,800(tax in)

04_AVCD-16199_130
●通常盤(SINGLE)
03.24 On Sale
「FAR AWAY/Believe you」
谷村奈南
AVCD-16199
¥1,050(tax in)

]]>
http://www.beatfreak.jp/interview/8571/feed/ 0
武川 アイ http://www.beatfreak.jp/interview/7083/ http://www.beatfreak.jp/interview/7083/#comments Fri, 12 Mar 2010 14:53:27 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=7083 「遠い道の先で」が3月3日にリリース! ファーストで見せた姿とは、ひと味もふた味もちがう彼女を感じられるこの作品は、どんなところから生まれたのか!?]]> 01_TakekawaAi_610350

昨年11月にメジャー・デビューを果たしたシンガー・ソングライター武川 アイのセカンド・シングル「遠い道の先で」が3月3日にリリース! ファーストで見せた姿とは、ひと味もふた味もちがう彼女を感じられるこの作品は、どんなところから生まれたのか!??


 メジャー・デビューから3ヵ月が経過しましたが、生活環境や音楽に対する気持ちなど、変化はありましたか?

武川 アイ:曲をつくるという面に関しては、今まで通り、何も変わらないんですが、気持ちの面で、その曲のどういう部分が届いているのか、どんな風に届いているのかを意識するようになりました。自分が発信する音楽に対しての責任感が強くなったのかなと感じていて、そういうところも含めて楽しみながら曲をつくっていきたいって思っています。

 よりリスナー側の立場に立った考え方をするようになったと。

武川 アイ:もともとそういうのを考えないと、曲ってつくれないという意識はあったんですけど、デビューして今までよりも聴いてくれる人を目の前にする機会が増えたので、自分自身が実感するひとつひとつの出来事が重くなっていったんです。だから、意識しなくても頭のどこかに常にあって。ただ、あまり意識し過ぎると自分の色を出せなくなってしまうので、その辺のバランスをとりながらやっているのが、以前とはちがうところですね。

 「遠い道の先で」は『犬夜叉 完結編』のエンディング・テーマですが、その話があって制作された曲なんですか?

武川 アイ:そうです。もともと曲の一部はあって、『犬夜叉』と照らし合わせた時に、このコンセプトが一番合うんじゃないかという話になったんです。『犬夜叉』は漫画で読んでいたので、その世界観や内容っていうのは知っていたんですが、アニメの色使いが気になっていて。どれくらいどんよりしていて、どれくらいの明るさがあるのかとか。それで映像を観て、“あ、これくらいの色合いなんだ”っていうところから一気に曲ができましたね。アニメからすごくインスピレーションを受けています。曲だけでなく、詞の言葉の選び方もそうですし、あとはテンポ感とかも。デモ・テープの段階から、ピアノを叩くようにして弾いているんですが、そうやって弾こうと思ったのもアニメの印象が強かったからです。

 “ラヴ・ソング”を書こうと思ったのもアニメのイメージから?

武川 アイ:これはアニメのイメージというより、私の中にあるいろんな面を少しずつ表現していきたいという思いがあったので、“「I WILL」とはちがうところを”と考えて。とは言っても、自分にないところではなく、自分の中にあるもので、かつ「I WILL」とはちがうというところで。そういうことを意識した時に、恋愛ってみんな経験することだし、共通することだなって思って。そうやって自然に出てきたものなので、特に今回を“ラヴ・ソングにしよう!”っていう意識はなかったですね。

 アップ・テンポな曲調もそうですが、目まぐるしく展開するところも“「I WILL」とはちがうところ”ですよね。

武川 アイ:最初はまっすぐに進んでいて“これが私の信じるものだ!”って思っていたところから、“いや、でも不安だ…”っていう心境の変化がある曲なので、ゆっくり心境が変化していくのではなく、走りながらどこかに行っているイメージがあったので、こういうテンポ感や展開につながっていますね。

 タイトルも日本語で、詞の中に英語が使われていないのも、「I WILL」とのちがいだなと感じたんですが。

武川 アイ:そこは実はあまり意識していないんです。というか、詞を書いていくと英語が入らなかったので結果的にという感じですね。私がイメージするものの中に日本語で表現できなかったことがなかったんです。それと日本語の方が、曲調のテンポ感とすごく合うなとも思っていて。これはつくった後で感じた、後づけの理由なんですけど(笑)。

 武川さんの中で英語詞の使い方の決まりみたいなものはあるんですか?

武川 アイ:決まりというか、サウンドの流れで素直に言葉が出てこないことがあって。曲をつくりながら、詞をのせていく同時進行のつくり方が多いんですけど、その途中で日本語が出てこない時があって、そういう時に♪ホニャララ〜♪って歌うんですよ(笑)。で、その♪ホニャララ〜♪は、なんなんだろうって考えた時に、これはたぶん日本語じゃないから言葉が出てこないんだろうって思って。その♪ホニャララ〜♪っていう部分を英語に変えるっていうやり方が多いですね(笑)。

 詞全体からは“2人の強い絆”というものが伝わってきますが、ご自身の恋愛観が反映されている部分は大きいんですか?

武川 アイ:そうですね、私、こういう人なんです(笑)。クヨクヨする時はすごくクヨクヨして、“行ける!”ってなった時はトコトン行くみたいな。気質が激しい面がありますし、基本的に思ったことは口にするし、どちらかと言うと女性らしいという感じではないですね(笑)。

 男勝りというか(笑)。

武川 アイ:ですね(笑)。でも、詞の中には理想っていうのもあって、私自身はこの曲に出てくる人より全然弱いので、こうありたいなっていう気持ちを書きながら、私が進んでいる方向はきっとこっちなんだろうなっていうのは思いました。

 “遠い道の先”っていう言葉も抽象的というか、恋愛に限らず、いろいろなことを想像させる言葉ですよね。

武川 アイ:ホントにいろんな道があるじゃないですか。自分の中では、そのすべてがずっと続いていて、先にたどり着いたとしても、まだその先に何かあるっていう。恋愛だけじゃなくて、音楽もそうですし。“ゴールがない”というところを、いろんな可能性があるんだよっていう、うれしい要素として捉えてもらいたいです。そういうところは「I WILL」と共通した世界観かもしれないですね。

 カップリングの「Star」は、“迷いや不安がある中で、自分に言い聞かせて前へ進む勇気を持とう”というメッセージが感じられます。

武川 アイ:この曲は10代の頃に「I WILL」よりも前に書いた曲なんです。その頃の自分の感覚や感じたことで「I WILL」につながっている部分はあるので、つくった時には意識していたんだと思います。

 ストレートな歌詞が印象的ですが、“思ったことをストレートに”というのは歌詞を書く上で大事にしていることなんでしょうか?

武川 アイ:比喩を使っていろいろやろうとすると、自分でもわけがわからなくなってしまうんです。“自分は結局、何が言いたいんだろう?”みたいに。聴いている人も“なんでこの人は、こんな回りくどく言うのかな?”って思うだろうし。だから、自然なままというか、できないことはしないという感じですね。もちろん、この比喩を使った方がわかりやすくなる、伝わりやすくなるというのであれば、そうしますけど、伝えたいことがそのまま出るんだとしたら、それが一番いいのかなって。

 “今作をこういう風に聴いてほしい”っていうリスナーへのリクエストありますか?

武川 アイ:もちろんメッセージ性を持たせようと思って歌詞を書いた部分もありますし、サウンドもつくる段階から細かな点まで考えているんですけど、なるべく先入観なしで聴いてもらいたいですね。内容について考えながら聴いてくれるのもうれしいんですが、サラッと聴いてもらうのもうれしいなと思います。ちょっと元気をつけたいから聴こうみたいな感じでもいいし。ラヴ・ソングはラヴ・ソングなんですけど、恋だけじゃなくて、いろんなことに当てはまる曲だと思うので、そう感じてもらえたらうれしいですね。

 『犬夜叉 完結編』を観ている方には?

武川 アイ:アニメで流れているのはショート・ヴァージョンなので、まだその先にストーリーがあるんだぞっていう気持ちがあるんです。フルで聴いてもらって、そういうことだったのかって思ってもらいたいですね。ショート・ヴァージョンの方で何かひっかかってもらって、その先はどうなっているんだろうって。実際にアニメを観ている方にどうやって届いているか楽しみなところでもあるし、感想を聞いてみたいですね。


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_YICD-70069_130
●SINGLE
03.03 On Sale
「遠い道の先で / Star」
武川 アイ
YICD-70069
¥1,050(tax in)

]]>
http://www.beatfreak.jp/interview/7083/feed/ 0
DUFF http://www.beatfreak.jp/interview/7068/ http://www.beatfreak.jp/interview/7068/#comments Fri, 12 Mar 2010 14:29:23 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=7068 「さくら」をサード・シングルとして3月3日にリリース! メンバーの思い入れが深いこの楽曲について徹底インタビュー!!]]> 01_DUFF_610350

L to R:Ayaki(b)、Shingo(dr)、Nakamura(vo)、M$X(DJ)、Masaya(vo)、P-kun(g)

京都発6人組のダンス・ポップ・ミクスチャー・バンドDUFF(ダフ)。インディーズ時代にモバゲーチャートで1位を獲得し、ブレイクのきっかけとなった「さくら」をサード・シングルとして3月3日にリリース! メンバーの思い入れが深いこの楽曲について徹底インタビュー!!


 「さくら」はファンの方はもちろんですが、それ以上にみなさん自身、リリースが待ち遠しかったんじゃないですか?

Masaya:多くの人が利用しているモバゲーで、たくさんの楽曲がある中から「さくら」が1位を獲得したことは、すごく自身につながりました。その楽曲がCDになって、全国のお店に並ぶのは非常にうれしいですね。

M$X:周りの反応や評価が、自分たちの自信につながった部分がすごく大きくあって。絶対にシングルで出したかった曲なんで、“ついに!”といった感じです。

 この楽曲に対しては、どんな思いがありますか?

P-kun:DUFFを象徴する曲であり、浸透するきっかけのひとつにもなった、大切な曲ですね。いろいろなところで「音源はいつ?」と聞かれていたので、リリースが決まって本当に満足感でいっぱいです。

Shingo:ライヴでもすごくリアクションがよく、自分たちがつくったものが受け入れられたっていう実感を得た1曲で、この曲をきっかけにしてエイベックスとも出会えたし、すごく自信にもつながった、とても大切な思いがある曲です。

Ayaki:DUFFにとって、可能性を広げてくれた曲でもあると思うんです。Shingoも言っていたように、この曲を通じて出会った人たちもいますし、これからリリースされることで、さらに多くの人たちとDUFFとのつながりのきっかけになれば、うれしいですね。

 今回リリースするにあたって、リリックやサウンドで手直しした部分はありますか?

Ayaki:基本的なアレンジや、リリックに関しては、ほぼ原曲のままになっています。最初に曲の雰囲気をNakamuraから聴かせてもらった時と、大きい枠では変わってないですね。それだけ曲のイメージとアレンジ、リリックがしっかりハマっていたんじゃないかと思います。

Nakamura:ただ、ラストのサビのメロディだけ少し変化を持たせました。すでにこの楽曲を聴いてくれているリスナーに、ちょっとしたサプライズ的な要素を楽しんでもらいたかったのと、曲のエンディングに向けて最後の感動がほしかったんです。

 “さくら”をモチーフにした楽曲は、今までにも数多くリリースされていますが、意識したことはありますか?

Shingo:それだけ“さくら”が、人の心に響くキーワードだと思うんですが、感じ方や見え方は人それぞれだと思うので、DUFFが感じた、DUFFらしい“さくら”を表現できたと思います。

 今は離ればなれになってしまった恋人との思い出を振り返る切ないリリックですが、このストーリーはどんなところから?

Nakamura:基本的なストーリーは実体験なんで、自分に限らず、いろんな人に当てはまる普通の話だと思います。それこそ誰でも経験する気持ちなんじゃないですかね? だからこそ、心を揺さぶるストーリーなんだと思います。

 ストリングスが切なさを演出して、その上でドラムやベース、ギターの存在感がしっかりと感じられますが、サウンド面で重視したことは?

P-kun:もともとはエレキ・ギターのみのアレンジだったんですが、どうしてもアコースティック・ギターの“生”の暖かさ、音のふくらみがほしかったんです。リズミックなアプローチもしてみたんですが、それがストレートな中にも動きがあるというか、曲に躍動感を与えることにつながったのかなと思ってます。

Ayaki:僕は、いわゆる4つ打ちのビートに、いかにグルーヴを乗せるかというところを意識しましたね。普通に弾いたら流れてしまいそうなフレーズを、いかに叙情的に弾くというか。曲の世界観がハッキリと出ている曲なので、弾いていて入りやすかったですね。

Nakamura:一番重点を置いたのは“DUFFはあくまでもバンドである”というところです。生のグルーヴは、バンドが出せる最大の武器だと思うので。ストリングスやピアノは、僕のもともとのアレンジをアレンジャーの方にブラッシュ・アップしていただいたんですが、納得の仕上がりです。

 歌う上では、特にどんな部分を重視しましたか?

Masaya:曲の歌詞とメロディがより一層世界観が増すように、過去に自分が経験した失恋を思い出しながら“過去に失恋した悲しい切ない気持ち”を重視して歌いました。

 3曲目には、ストリングス・ヴァージョンが収録されていて、歌い方も変えていますが、ちがいを出す上で意識したことは?

Masaya:聴いていただければわかると思いますが、このヴァージョンは歌、ピアノ、ストリングスの3種類しか音が鳴っていません。なので、声のニュアンスを引き立たせるために、“切なさ”と“素直さ”をより一層意識しました。

 「恋する気持ち」は、エレクトロの音を基調にしたDUFFならではのポップ・ソングですが、このサウンド・イメージはどんなところから?

Nakamura:基本的にモチーフにしてるのは、80年代〜90年代のファンキーなJポップですかね。そこに現代風のエレクトロを混ぜて、“新しいけど、なつかしい”。これを表現してみました。

M$X:この曲の持つポジティヴ感を全面に出したかったので、4つ打ちのポップなエレクトロ・サウンドにしてみました。世の中の男性の気持ちを明るく表現したかったんで、共感して笑える部分も多いんじゃないかな(笑)。

 期待したところで肩すかしをくらうなど、男性にとっては、すごく共感しやすいリリックですよね(笑)。

Shingo:「さくら」と同じく、これもメンバーのほぼ実体験です(笑)。こんなことがあったみたいな恋バナをNakamuraとしているうちに、面白いから歌にしてみようってところからはじまったんです。

Nakamura:どっちかと言うと“肩すかしされた”というより、“肩すかしされたと思い込んでる”雰囲気なんです。客観的に見るとアッサリわかることでも、一度主観が入るとわからなくなることって少なくないと思うんですよ。恋は盲目とも言うし。誰だって過剰な期待はしてしまうもんですよね(笑)。

 ちなみに、みなさんはこの主人公のように、ガンガンとアタックをかける方ですか? また、“恋の必勝法”があれば教えてほしいんですけど(笑)。

Nakamura:僕は肉食系ですね。必勝法があるなら、逆に聞きたいです(笑)。客観的に見れれば簡単なんです、自分のことは主観でしか見れないので…。

Ayaki:必勝法は、“一撃必殺、恋は盲目!”ですね(笑)。

Shingo:僕もガンガンとアタックかけていくタイプですね。このリリックを書いてますし(笑)。必勝法としては、“恋は押して押して、たまにさらに押して”です。よく「暑苦しい」って言われますけど(笑)。

M$X:僕は普段、草食っぽいって言われるんですけど、スイッチが入るとガンガンいきますね。それでいつも一喜一憂してます(笑)。でも、それが恋の楽しいところなんじゃないですか?

 「さくら」が“恋のその後”を表現していたのに対して、「恋する気持ち」は“恋がはじまる時”を描いていますが、その対比は意識したんですか?

Nakamura:もちろん考えました。せっかく僕らの曲を聴いてもらうなら、できるだけいろんな味を楽しんでもらいたいので。エビフライにステーキがついてる感じです(笑)。

M$X:何ごとも、はじまりがあって終わりがあると思うので、続けて聴いてもらって希望を持ってもらえればうれしいですね。「さくら」で泣いてもらって、「恋する気持ち」で元気になる…それが理想です。

 今作をリスナーには、どのように受け止めてもらいたいですか?

P-kun:叙情的な一面とユニークでかわいらしい側面の、対極ともとれる一面が表れているシングルですが、どちらもDUFFのカラーが出ていると思うので、それを楽しんでもらいたいです。

Nakamura:自分の人生に対して前向きに生きたい気持ちと、大切な人を置き去りにしてしまう後ろ向きな気持ちが共存していて、不器用ではあるけど一番人間らしい部分を描いた曲になってます。でも、だからこそリアルで、本当の心の成長や心の葛藤がある曲です。この曲を聴いて悲しいかもしれないけど、曲の奥にある前向きなメッセージを少しでも受け取ってもらいたいです。

Shingo:卒業や旅立ちのこの季節、新しい旅立ちのために、好きだけどわかれなければならないといった、切ない失恋ソングなんですけど、“いつか素敵な思い出に変わるよ”って、前向きな気持ちに変わっていく変化を歌った応援ソングでもあります。毎年、桜の咲く季節に思い出してもらえるような曲になれば、うれしいですね。


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_CTCR-40307_130
●SINGLE
03.03 On Sale
「さくら」
DUFF
CTCR-40307
¥1,050(tax in)

]]>
http://www.beatfreak.jp/interview/7068/feed/ 0
DAMIJAW http://www.beatfreak.jp/interview/5726/ http://www.beatfreak.jp/interview/5726/#comments Fri, 19 Feb 2010 04:52:55 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=5726 「無力な自分が許せない」で、ついに始動!!]]> 01_DAMIJAW_350610

Janne Da Arcのベーシスト、ka-yu。’07年に“松本和之”として表現した価値観/世界観を、さらに上回るスケールで描かれるソロ・プロジェクトが“DAMIJAW(ダーミージョウ)”! 2月17日にリリースされる「無力な自分が許せない」で、ついに始動!!

 改めて“DAMIJAW”としてソロ・プロジェクトをスタートさせたきっかけは?

ka-yu:’07年に“松本和之”としてソロをやらせていただいて、2枚のミニ・アルバムをリリースした後に少しの充電期間があって。その時に、次にソロをやる時は前回以上の活動をしたいということで、前回では表現しきれなかった新しい価値観や世界観を見せようと思って、DAMIJAWを立ち上げたんです。

 名義を“松本和之”ではなく“DAMIJAW”にしたのは、どんな理由から?

ka-yu:前回、その時にある等身大の自分をすべて出し切っていたので、それを上回るものを、と目指した時に、同じ名義だと活動範囲が狭まってしまう気がしたんです。それに、新たにプロジェクトとして立ち上げた方が、いろんなことにチャレンジしやすいだろうというところからですね。

 ちなみに“DAMIJAW”の由来というのは?

ka-yu:新しくプロジェクトを立ち上げるにあたって、何かないかなと考えていた時に、映画の『オーメン』の主人公のDAMIEN(ダミアン)が浮かんで、それを使って何かつくれないかなと考えて。DAMIENは悪魔なんだけどまだ子供で、もろさも持っていて完璧ではないんです。で、“JAW”は“あご”のことなんですけど、“あご”も牙っていう強い武器を支えているけど、鍛えようがないもろさを持っていて。その“強さ”と“もろさ”をあわせ持つ“完璧ではないもの”の象徴として、これから完璧を目指していく上で、今は不完全だけれどという意味を込めて、僕がつくった造語なんです。

 “新しい価値観、世界観”を表現するために、制作アプローチにおいて今までと変化した部分はありましたか?

ka-yu:楽曲づくりに関して言えば、前回と変わっていないんですけど、一番の変化は歌詞を自分で書いたことですね。前回の時は、特に伝えたいことがあったわけでもなく、歌は楽器の一部と言うか、楽曲のアレンジのひとつとして捉えていて。日本語だと何か意味があるんじゃないかとか、深読みする人もいると思うので、そういう意味でも英語詞にしていたんですが、今回は伝えるものがある歌詞だったので、聴き手にしっかりと伝わるように日本語詞にしたんです。

 作詞をしてみて、苦労した点などは?

ka-yu:「無力な自分が許せない」の歌詞は、最初はもっとオブラートに包んだり、難しい言葉を使って、聴いた人が考えながら意味をわかってもらうような歌詞を書いていたんです。でも、それだと伝わりづらいなと感じて、自分が伝えたいことをストレートな歌詞にするというところで苦労しました。あまりストレートに書くのは、ちょっと照れくさいというか抵抗があって(笑)、ちょっと遠回りにカッコつけて書きたくなってしまったんですけど、そのバランスの取り方というか。そういうところですね。

 “伝えたいことを伝える”という点で、歌う上ではどんなところを意識しましたか?

ka-yu:今回は、“伝えること”が目的のひとつでもあったので、ヴォイス・トレーニングにも行きました。そこでは、まずテクニックとか理論的なことよりも歌に対する気持ちを教わりましたね。“自分が気持ちよく歌って、自分がいいと思える音色があるなら、そこを意識すれば大丈夫”と言われて。だから、今回はそこを意識して歌いました。

 「無力な自分が許せない」で、一番伝えたいことというのは?

ka-yu:世の中の矛盾とか、“あれ? ちょっとちがうな”って自分が感じていることがあったとしても、それを変える努力をしなかったり、僕ひとりが変えたところで何も変わらないだろうと、見過ごしていたことがたくさんあって。そういうことを見過ごさないように、自分に対して発破をかける意味でも歌詞にのせたんです。共感してもらったり、自分たちも何かできることからはじめようって思ってもらえたら、すごくうれしいですね。

 「ダーミー城の吸血悪魔(笑)」は、ka-yuさんらしいユーモアにあふれていますね。

ka-yu:DAMIJAWのプロジェクトは完璧さを求めて上を目指していくっていうコンセプトもありますし、前回できなかった新しいことにもチャレンジしていきたいっていう思いもあって、ちょっとした笑いの要素としてダジャレを入れました(笑)。そういう新しいことへのチャレンジという意味では、「無力な自分が許せない」のPVもそんな内容になっています。Janne Da Arcではやったことのない構成になっていて、イメージとしては映画の『チャーリーとチョコレート工場』みたいな世界観と色合いがあったので、今回は特に色彩にこだわっています。

 ソロ活動をするにあたって、どんな活動を展開させていきたいですか?

ka-yu:まだ、そこまで具体的に考えていることはないんですけど、さっきも言ったように常に新しいことにチャレンジしていきたいという気持ちが強いですね。どこかひとつのところに落ち着いてしまうのではなく、音楽的や自分自身が、いろんな変化をとげながら、いろいろな活動をしていきたいです。まだ、このソロ・プロジェクトは始動したばかりで、どうなっていくかはわかりませんが、常に進化、進歩していきながら、いろんなものを見せていけたらいいなと思っているので、これからもよろしくお願いします。

INTERVIEW:Shinji Takemura

 
★2010 DAMIJAW TOUR

●6月5日 (土) 埼玉県: HEVEN’S ROCK さいたま新都心
●6月10日(木) 愛知県: クラブダイアモンドホール
●6月12日(土) 福岡県: DRUM Be-1
●6月13日(日) 岡山県: 岡山IMAGE
●6月20日(日) 兵庫県: 神戸WYNTER LAND
●6月22日(火) 京都府: 京都MUSE
●6月24日(木) 広島県: ナミキジャンクション
●6月26日(土) 静岡県: 静岡Sunash
●6月29日(火) 宮城県: 仙台CLUB JUNK BOX
●7月1日 (木) 新潟県: 新潟CLUB JUNK BOX
●7月3日 (土) 神奈川県: 横浜7th AVENUE
●7月9日 (金) 北海道: ペニーレーン24
●7月11日(日) 大阪府: 心斎橋BIG CAT
●7月14日(水) 千葉県: 千葉LOOK
●7月16日(金) 東京都: 赤坂BLITZ

■チケット料金:スタンディング ¥5,000(tax in)
※全会場、入場時にドリンク代(¥500)が別途必要になります。
※全公演とも6歳未満の方の御入場はできません。
※詳しくはホームページにて

02_AVCD-32152B_130
★初回生産限定盤(SINGLE+DVD)
2.17 On Sale
「無力な自分が許せない」
DAMIJAW
AVCD-32152/B
¥1,890(tax in)

03_AVCD-32153_130
★通常盤(SINGLE)
2.17 On Sale
「無力な自分が許せない」
DAMIJAW
AVCD-32153
¥1,260(tax in)

]]>
http://www.beatfreak.jp/interview/5726/feed/ 0