beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 » あ http://www.beatfreak.jp beat freak|エイベックスの無料音楽情報「ビートフリーク」 Fri, 15 Jul 2011 08:00:47 +0000 http://wordpress.org/?v=2.8.6 ja hourly 1 alan http://www.beatfreak.jp/interview/23459/ http://www.beatfreak.jp/interview/23459/#comments Wed, 29 Jun 2011 03:00:03 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=23459 「みんなでね 〜PANDA with Candy BEAR’s〜 / 「生きる」」は、モノコムサの新キャラクターCandy BEAR’sのイメージ・ソングと癒しバラードを収録した両A面! 聴く人すべての心を包み込む、alanが歌う“未来への希望の歌”は、6月29日リリース!!]]> 01_alan_610350

alan 15枚目のシングル「みんなでね 〜PANDA with Candy BEAR’s〜 / 「生きる」」は、モノコムサの新キャラクターCandy BEAR’sのイメージ・ソングと癒しバラードを収録した両A面! 聴く人すべての心を包み込む、alanが歌う“未来への希望の歌”は、6月29日リリース!!


 「みんなでね 〜PANDA with Candy BEAR’s〜」は、モノコムサのキャラクターCandy BEAR’s(キャンディ・ベア)のイメージ・ソングとして制作されたそうですね。

alan:そうです。今年の3月、ちょうどベスト盤(『JAPAN PREMIUM BEST & MORE』)をリリースした後くらいにモノコムサさんからお話をいただきました。映画やアニメの主題歌、ゲームのイメージ・ソングを歌ったことはありましたが、キャラクターの歌を歌うのは、はじめてです。それとこの曲は、この春に上野動物園に来たパンダ、リーリーとシンシンの応援ソング(上野動物園ジャイアントパンダ保護サポート基金応援ソング)にもなっています。パンダに限らず、絶滅しそうな動物たちはたくさんいます。でも、動物たちは、みんな人間の友達です。だから、動物たちと仲良く、一緒に暮らしていこうっていうテーマがあります。

 alanさんは上野動物園にパンダを観に行きましたか?

alan:まだ、行ってないです。でも、去年、四川にあるパンダ・センターで1日飼育員として働いて、パンダと一緒に過ごしました。

 どんなことをしたんですか?

alan:ご飯をつくったり、掃除をしたり…本当に飼育員のお仕事(笑)。でも、最後にパンダを抱っこできたので、すごくうれしかったです。15秒くらいだったので、“抱っこしてる!”っていう実感が湧く前に終わっちゃいましたけど(笑)。

 童謡のような雰囲気を持った楽曲ですが、最初に聴いた時はどんな印象を受けましたか?

alan:歌詞は、パンダの気持ちを歌っているんですけど、私もパンダと同じ中国の四川省から来ているので、自分が日本に来たばかりの頃の気持ちと重なる部分があって、自然と体の中に入ってきました。この歌のように、私も最初は寂しかったけど、今はスタッフやファン、友達がたくさんいます。上野動物園のパンダちゃんも、早く他の動物たちと仲良くなってほしいですね。それとイントロに子供たちの声が入っているんですけど、子供たちって“未来の希望”だと思うんです。だから、子供たちに“動物は私たちの仲間なんだよ”っていうテーマが伝わって、小さい頃からそういう意識を持ってもらえたら、すごくうれしいです。

 歌う上では、どんなところを意識して?

alan:いつも以上に意識したのは、“誰にでも歌えるように”っていうところ。特に子供たちに一緒に歌ってほしい。“みんなでね”っていうタイトルには、“みんなで一緒に仲良くしよう”っていう意味だけじゃなく、“みんなで一緒に歌おう”っていう意味も込められています。

 Candy BEAR’sのキャラクターの中で、alanさんの一番のお気に入りは?

alan:パンジーちゃん(パンダの女の子)。頭にお花を付けているんですけど、キャラクター・デザインの方が、私の「風に向かう花」のジャケットを見て(編注:ジャケットはalanが頭に花を付けた写真)、後から付けてくれたんです。なので、他のキャラクターの子たちよりも、ちょっと思い入れがあります。私がデビュー当時から伝えてきた“愛と平和”、“みんな仲良くしてね”っていうのをCandy BEAR’sと一緒に伝えていきたいです。

 「「生きる」」は、優しいバラードに仕上がっていますね。

alan:この曲は松本隆さんに作詞をしていただきました。“癒し”がテーマになっているので、肩に力を入れて“頑張ろう!”っていう感じではなく、ささやくような感じで歌っています。松本さんの歌詞はすごく深くて、最初に読んだ時は難しく感じたんですけど、読み込んでいくうちに共感できる部分があったので、イメージ通りに歌えたと思います。レコーディングの日に松本さんもスタジオに来てくださって、誉めていただいたんですけど、後からプロデューサーに「松本さんはあまり誉める方じゃないから、すごいことだよ」って言われて、すごくうれしかったです。ご一緒させていただいて、本当に光栄でした。

 歌詞のどんな部分に特に共感しましたか?

alan:フレーズで言うと♪未来ってどこにあるの? 迷っても歩き出そう♪っていうところですね。未来はどうなるか誰にもわからない。わからないけど、前に進む勇気がすごく大事だと思います。この前の震災で、心が傷ついたり、落ち込んでしまった人は大勢いると思うんですけど、落ち込んだままでは未来は見えてこないし、愛する大事な人のためにも頑張って明るい未来をつくってほしいなと思うので、そういう願いを込めて歌いました。

 alanさんの故郷、四川でも3年前に大きな地震がありましたね。

alan:はい。四川大地震の時は、私は日本にいて、実際に被害にあわなかったんですが、「幸せの鐘」をチャリティ・ソングとして出させていただきました。日本の人たちがたくさんダウンロードして、応援してくださって、本当にうれしかったのを覚えています。

 先日の日本での地震の時には、どこ?

alan:千葉県の松戸にいました。コンサートの予定があったので、そのリハーサル中でした。あれほど大きな地震を体験して、すごく感じる部分がありましたし、四川の時にたくさんの人が応援してくれたので、みんなを元気づけられるような、そういう曲をつくりたいと思いました。この曲には“喜怒哀楽”という言葉が出てきますけど、中国にも同じ言葉があります。“喜怒哀楽”は、私たち人間が生きている証拠。この曲を聴いて、“生きる”意味を改めて感じてほしい、考えてもらえたらと思います。

 alanさんが最近感じた“喜怒哀楽”を教えてください。

alan:喜んだのは、この間、人間ドックに行って、健康って太鼓判を押されたことかな。はじめて、ああいう総合的な健康診断を受けたんですけど、バリウムがイヤでした(笑)。怒ったことは…最近、怒ってないですね。

 イメージ的にalanさんが怒るところって想像つかないんですが、どんな時に怒るんですか?

alan:私がしゃべった言葉の意味を理解してもらえなかったり、まちがえて解釈されたりすると怒りますね。“私が言っているのは、そういうことじゃないのに〜!”って。哀しいのは、彼氏がいないこと。私、今年もう24歳だよ。彼氏ほしいよ〜(笑)。

 (笑)。楽しかったのはどんなこと?

alan:毎日、楽しい。おいしいご飯を食べたときとか、仕事を頑張って1日が終わる瞬間とか。“今日も1日が無事に終わった〜”って。あとはショッピング好きなので、バーゲンでほしいものを安く買えた時はすごく楽しい。

 「「生きる」」は、DVDにミュージック・クリップが収録されていますが、どんな内容になっているんですか?

alan:森の中で歌っているんですけど、すごく自然を感じられると思います。風や光、そういった自然のものを受けて“喜怒哀楽”を表現しています。景色もすごくきれいなところで撮ったので、ぜひ観てもらいたいです。「みんなでね 〜PANDA with Candy BEAR’s〜」のミュージック・クリップは、モノコムサさんで販売されるCDについています。パンダちゃんが中国から日本にくるストーリー・アニメーションなんですが、すごくかわいいので、こちらもチェックしてください。

 7月14日には大阪で、15日には名古屋で『alan Family Meeting』が開催されますね。

alan:5月3日に『alan special tea time』というのをやらせていただいて、そこではファンのみなさんと一緒にお茶を飲みながらライヴをやって、ゲームやクイズをしたんですけど、『alan Family Meeting』も来てくれるみなさんが参加してもらえるような何かをしたいです。いろんなアイデアを考えているので、楽しみにしていてください。それと7月31日には『alan JAPAN PREMIUM BEST & MORE LIVE 2011』を開催します。こちらにもぜひ、遊びにきてください。日本では、この間、大変なことがありました。人生の中、たくさん大変なことがありますが、alanの曲を聴いてくれた人たちが少しでも元気になってくれたらうれしいです。前向きに歩き出して、みなさん一緒に頑張りましょう。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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「みんなでね 〜PANDA with Candy BEAR’s〜 / 「生きる」」
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●SINGLE
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★Candy BEAR’sコラボ盤
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Acid Black Cherry http://www.beatfreak.jp/interview/23442/ http://www.beatfreak.jp/interview/23442/#comments Tue, 14 Jun 2011 05:00:24 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=23442 「少女の祈りIII」をリリース! ファースト・アルバム『BLACK LIST』に収録されていた名曲「少女の祈り」の続編にあたる本作の誕生秘話を大公開!!]]> 01_AcidBlackCherry_610350

6月8日、Acid Black Cherryが、ニュー・シングル「少女の祈りIII」をリリース! ファースト・アルバム『BLACK LIST』に収録されていた名曲「少女の祈り」の続編にあたる本作の誕生秘話を大公開!!


 「少女の祈り」の続編を制作する構想は、最初から持っていたんですか?

yasu:いや、最初の「少女の祈り」をつくった時点では、続編をつくろうとは思っていなかったんですが、いろいろな楽曲制作を重ねていく中で「少女の祈りII」をつくる機会があったんです。ただ、その歌詞を書いていた時に、あまりにも現実と重なる大きな出来事が自分の身近に起きてしまって…。それで「少女の祈りII」は、“今、出すべきタイミングじゃない”と判断して、新しくつくり直したものが、この「少女の祈りIII」なんです。

 イントロや間奏のギター・フレーズなど、「少女の祈り」に通じるものを感じさせる部分もありますが、主なサウンド・イメージはどんなところから?

yasu:イメージとしては「少女の祈り」よりも、ヘヴィ・ロックな印象をつけるためにリフを考えました。“メロディック・マイナー・ハード調”みたいなやつをつくろうと(笑)。この形は自分の中のフォーマットのひとつというか、“新しいことをするよりも、今まで聴いてくれたファンの期待に応えるものにしたい!”という思いが強かったからです。

 歌詞は、悲しいままではなく、最後に希望が見える内容になっているのが印象的でした。

yasu:先ほどもお話しましたが、あまりにもプライベートな出来事と重なり過ぎていたし、前の歌詞では希望を見いだせていなかった。それよりは、“もっと希望の光を持った歌にしたい”と思って、この歌詞を書き上げました。歌う上では、悲しさよりも、激しさと心強さを意識して歌っています。『BLACK LIST』に収録されている「少女の祈り」も聴いていただいて、その関連性も楽しんでいただけたらと思います。

 DVDにはミュージック・クリップが収録されていますが、見どころを教えてください。

yasu:このクリップは、2月の大雪が降った次の日に撮影をしたんですが、その寒さをまったく感じさせない女の子のお芝居に、ぜひ注目して観てください。

 カップリング恒例のRecreation Trackには、シャ乱Q「上・京・物・語」が取り上げられていますが、この曲にはどんな思い入れが?

yasu:バンドをはじめたものの、鳴かず飛ばずの状態でバイトをしていた枚方時代に、カラオケでよく歌っていました。歌いながら、“上京することになったら、こんな風に思うのかな”と、漠然と感じていましたね。

 アレンジや歌い方に関して、特に意識したのはどんな部分ですか?

yasu:アレンジに関しては、原曲が持っている良さを、いかに印象を変えずに、Acid Black Cherryらしく表現するかということを心がけました。歌に関しては、いい意味でモノマネにならないように、カラオケに行って楽しむような感覚で歌っています。

 現在、デビュー4周年を記念した『ABC Dream CUP 2011』を行なっていますね。

yasu:“4年に1度の大感謝”ということで、4つのプレゼントを用意しています。今のところ、第2弾まで発表されているんですが、第1弾は今年リリースするシングル曲の着うた(R)をプレゼント。そして、第2弾は、7月に行う4万人のフリー・ライヴ。参加方法などは、この企画の特設サイトがあるので、そちらをぜひチェックしていただいて、第3弾、第4弾の発表も心待ちにしていただけたらと思います。今作は、震災の影響もあって、リリースが延期になったんですが、こうやって無事に送り出すことができてよかったです。フリー・ライヴも含めて、日本が元気になってくれたらと思っているので、みなさん、景気づけに遊びにきてください。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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★初回生産限定盤
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「少女の祈りIII」
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★通常盤
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「少女の祈りIII」
Acid Black Cherry
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alan http://www.beatfreak.jp/interview/22408/ http://www.beatfreak.jp/interview/22408/#comments Mon, 28 Mar 2011 09:49:30 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=22408 『JAPAN PREMIUM BEST & MORE』が、3月2日にリリース! ]]> 01_alan_610350

alanが日本でデビューしてから約3年半が経過。その軌跡をパッケージした、初のベスト・アルバム『JAPAN PREMIUM BEST & MORE』が、3月2日にリリース!


 alanさんにとって、はじめてのベスト・アルバムがリリースされますが、今作に込めた思いを教えてください。

alan:日本に来て、デビューしてから3年半、そのすべてが詰まったアルバムなので、素直にうれしいです。今までにリリースしたシングルの曲だけでなく、〔MORE〕盤には新曲が4曲も入っているので、達成感もすごくあります。

 改めてデビューからの3年半を振り返ってみて、どんなところが一番成長したなと感じますか?

alan:一番はやっぱり日本語かな。歌詞の意味をより深く理解できるようになったし、自分が歌詞を書くこともできるようになったし。といっても、それはデビューした頃と比べてなので、もっと勉強して、もっと上手くなりたいです。それと、精神的に大人になったなと感じる部分もあって。デビュー以前は、自分を中心に考えることがあったんですけど、大勢のスタッフと一緒に仕事をしていく中で、全員でひとつのチームというか、自分のことばかりじゃなく、周りの人の立場でものごとを考えられるようになりました。

 〔BEST〕盤には、今までのシングル曲がすべて収録されていますが、ご自身で聴いてみての感想は?

alan:改めて感じたのは、バラードが多いなっていうこと。それぞれの曲の歌詞に深い意味があって、歌う時も聴くときもしっとりした感じが多いですね。「Swear」のようなアップ・テンポで等身大の私が見える曲は、歌っている私自身も楽しいし、聴いてくれるみなさんもハッピーになれると思います。バラードだけじゃなく、これからもいろんな曲をどんどん歌っていきたいなと思っていて。〔MORE〕盤に収録されている「Venus Flower」もすごくカジュアルな曲に仕上がっています。特にコンサートの時は、ずっとバラードだけじゃなく、こういうポップな曲など、いろんなジャンルを歌えたらもっと面白いものになると思うので、チャレンジしていきたいですね。

 alanさん自身は、ポップな曲とバラードとでは、どちらが好きですか?

alan::どっちも好きですね。ポップな曲は、肩肘張らずにリラックスして聴けると思うし、バラードは人の心にすごく響くし。特に私が歌うような壮大なバラードは、元気がない時とか、ちょっと悲しい時に聴くとすごく勇気がもらえると思います。

 DVDには、今まで制作されたミュージック・クリップがすべて収録されていますね。

alan:全部のミュージック・クリップにそれぞれ思い出がありますね。中でも一番大変だったのが「RED CLIFF 〜心・戦〜」。撮影に全部で52時間かかったので、印象に強く残っています。それと「ひとつ」は、すごくきれいな映像で。今観ると、妹が映っているような感じ、自分じゃない感じがします(笑)。

 〔MORE〕盤に収録されている新曲4曲は、すべてこのアルバムのために制作したんですか?

alan:そうです。このアルバムのために新たにレコーディングしました。これから私がどんな曲を歌っていくか、それをみんなに見てもらおうと思って。たとえば「ECHOES」は、今までのような壮大なバラードですけど、ちょっと民族っぽい音も入っていて。この曲は今後公開予定の映画の主題歌になっているんですけど、人間と動物の愛を歌った曲で、気持ちや感情をどう込めるか、壮大な表現にも注意しながら歌いました。

 「木漏れ日」は、いなくなってしまった恋人に対する気持ちを歌った曲ですが、alanさんも誰かを思って語りかけることはありますか?

alan:もちろん、あります。この曲は歌うというよりもささやくような感じで歌っていて、ファンの方を思って歌っています。歌詞に♪いつかは同じように笑い いつかは同じように愛し あの頃よりずっと強くなれたから 今ここで私も生きてる♪ってあるんですけど、デビューから今まで、みなさんの笑顔と愛に支えられてきたからこそ、今も日本で活動できていると思っていて。愛といっても、家族の愛、友人の愛、恋人の愛…いろいろな形の愛があるけど、この曲を最初に聴いた時、自分にとってどういう感じの愛かなって考えたら、ファンの人たちに対する愛が浮かんだので、その気持ちを大事にして歌いました。

 「eternal love 〜恋の花〜」は、小説「裏閻魔」のイメージ・ソングになっていますね。

alan:すごく美しいけど、どこか切ない印象の強い曲だと思います。ロマンティックな感じもあるし。小説は私も読んで、主人公の女の子にすごく共感したので、その気持ちと重ね合わせて歌っています。

 「Venus Flower」は、先ほどもお話に出たように、すごくポップで、今までにない雰囲気を感じました。

alan:ちょっと季節はずれですけど、すごく夏っぽいですよね。音がすごくキラキラしていて、すごくかわいい曲になったと思います。こういう等身大の曲は、その年齢の時にしか歌えないので、どんどん歌っていきたいし、すごく好き。あなたは4曲のうちでどれがよかった?

 個人的には「eternal love 〜恋の花〜」と「Venus Flower」が同じくらい好きですね。逆にalanさんは、どの曲が好きですか?

alan:「Venus Flower」は私も大好き。でも、alanっぽいっていう意味では、「ECHOES」。こういう壮大なバラードでは、曲の世界観を伝えられると思ってます。でも、自分の曲はどれも好き。順番はつけられないですね。

 ボーナス・トラックには、コラボ曲2曲が収録されていますね。

alan:1曲はこの間、福井敬さんとコラボさせていただいた「愛は力」。もう1曲は去年の春にS’capade(エスカペイド)のShinnosukeさんとコラボさせていただいた「忘れないで」で、この曲は私の作品にはじめて収録されます。コラボレーションしたのも、この曲がはじめてだったんですけど、あらゆることが勉強になりました。すごく美しいバラードのラヴ・ソングなので、ぜひ聴いてみてください。

 ジャケットも、今まではクールなイメージのものが多かったんですが、今作はすごくキュートな表情をしていて、ドキッとさせられました。

alan:今回のジャケットのテーマは“ナチュラル”でした。アーティストとしての道は、これからも長く続いて、いろんなスタイルを見せていくと思うんですけど、今回ははじめてのベスト・アルバムということもあり、“原点”という意味を込めて、飾らない自分を写真に収めています。

 現時点で、alanさんの目標は何%くらいが達成できたと思いますか?

alan:数値で表すのは難しいですけど、自分ではまだまだだと思っています。優秀なアーティストを目指して、一歩一歩進んでいくのが大事だと思うので、気を抜かずに頑張っていきたいです。自分の力はまだ小さいけど、頑張って、アジアの架け橋になりたいと思っています。これからもalanとalanの歌をぜひよろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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★初回生産限定盤
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『JAPAN PREMIUM BEST & MORE』
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★通常盤
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alan http://www.beatfreak.jp/interview/20888/ http://www.beatfreak.jp/interview/20888/#comments Fri, 07 Jan 2011 03:00:21 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=20888 「愛は力」は、クラシカルな響きを持つ、壮大で力強い楽曲!!]]> 01_alan_610350

“愛と平和”を歌うアーティストalanが、日本を代表するテノール歌手・福井敬とコラボレーション! ‘11年1月1日にリリースされるシングル「愛は力」は、クラシカルな響きを持つ、壮大で力強い楽曲!!


 今作はalanさんのイメージにピッタリな楽曲ですが、最初に聴いた時の印象は?

alan:私は大学で声楽科を専攻していたんですけど、オペラは発声練習で経験したくらいで、今回のようなオペラ調の楽曲を歌うのははじめてだったんです。キーも高いし、力強く歌わなきゃいけないので、結構難しかったですね。

 実際に歌ってみていかがでしたか?

alan:完成した曲を聴いた時はちょっと信じられなかったですね。“え、本当にこれを私が歌ってるの?”っていう感じで。レコーディングの時は、スタッフとか、意外なほど人数が多くて、“もし、みんなの前で高い声がちゃんと出なかったら恥ずかしい”と思って、すごく一所懸命でした(笑)。それと、福井さんと一緒に最初から最後まで歌ったので、失敗できないと思って、それもちょっとプレッシャーでしたね。それだけに歌い終わった後は、達成感がものすごくありました。

 他の方と一緒に歌うのもはじめてですよね。

alan:そうです。でも、面白かったです。福井さんとの声の絡みも、今回の曲のポイントです。福井さんはオペラ界でもすごい方なのに、すごく謙虚な方で。いろいろと勉強させていただきました。

 今回はオペラ調の楽曲でしたけど、他にもいろんなことをやってみたい?

alan:そうですね。いろんなalanを見せていきたいです。チャレンジしてみたいのはミュージカル。ストーリー性があるし、歌い方というか、歌の表現力の幅をもっと広げたいです。

 今作を歌う上で特に意識したポイントは?

alan:この曲のテーマと同じく、愛の力を信じて、まっすぐ前に進むような気持ちを大事にしました。サビの♪死してもなお蘇る!♪とか、言葉の力自体がすごく強いじゃないですか。だから、歌うときにも強い信念を感じさせるような力強い歌い方というのを意識しています。あと、前半がストーリーっぽいので、話しかけるような優しさを出すようにしています。

 前半の優しい感じと、後半の力強いオペラ調とで、転調が激しいんですが、練習はかなり重ねた?

alan:キーが高いので、あまり練習するとノドを痛めてしまう可能性があるので、練習自体は、レコーディングの前に2回くらいです。その分、オケやデモを何回も聴いて、体に染み込ませました。

 “愛は力”というタイトルですが、alanさんが感じる“愛の力”とは?

alan:たくさんあります。家族、友達、ファン、スタッフ…。誰でも愛されると幸せを感じるし、心がすごく温かくなると思うんです。だから、そういう気持ちをみなさんにも伝えたいです。私は中国から日本に来て、デビューして3年が経ちましたけど、スタッフや、なによりも私を応援してくれるファンのみなさんのおかげです。だから、そういう感謝の気持ちを込めて、みなさんに伝えたい、みなさんの前で歌いたいと思っています。

 今作はドラマ主題歌にもなっていて、alanさんはこれまでにも『レッドクリフ』シリーズをはじめ、さまざまな主題歌を歌っていますが、歌う際にドラマや映画とのリンクは意識していますか?

alan:もちろん。主題歌を歌う時と、それ以外の歌を歌う時とでは、ちょっとちがいますね。主題歌じゃない曲は、全部自分の気持ちというか、どういう風に歌いたいかとかも全部自分ですけど、映画やドラマの主題歌を歌う時は、自分の気持ちだけでなく、そのストーリーや監督、プロデューサー、スタッフさんの気持ちも取り入れて歌うので。たとえば、ちょっと悲しい感じの曲でも、映画のテーマが“勇気”や“情熱”だったら、ただ悲しく歌うんじゃなくて、その曲の中に勇気や信念を感じさせるような歌い方を心掛けています。

 今作をリスナーにはどのように聴いてほしいですか?

alan:今回、福井さんとご一緒させてきましたが、正直、私はオペラの歌手じゃないし、オペラ界のプロの方ほど上手くはないんですが、その中でも一所懸命頑張って歌った姿をみなさんに見てもらいたいです。それと愛を信じて、みんなそれぞれの夢に向かって、まっすぐ進んでほしい。どんな困難を前にしても頑張ってほしい。この曲を聴いて、その勇気を出してもらえればすごくうれしいです。

 それはalanさん自身、勇気を出してオペラに挑戦したということもあるから?

alan:そうですね。今回は本当にはじめてのことで、最初は自信もなかったし、プレッシャーもいっぱいあったんですけど、最後までやることができたし、歌ってみて達成感をすごく持てました。だから、これからも何をするにしても、やる前から無理だと諦めないで、まずは頑張って挑戦してみようと思います。まだやったことがないからって、手を出していないことでも、やってみたらすごく上手にできるかもしれない。みんなどんな可能性を持っているかわからないから、とにかく勇気を持ってチャレンジして、失敗を恐れないで頑張ってもらいたいです。

 alanさんは、今年からファッション雑誌『AneCan』のモデルも務めていますが、これも新しい挑戦ですね。

alan:モデルのお仕事は、想像してた以上に大変でした。でも、ファッションは、女の子なら誰でも好きなので、私がきれいな服を着ているのを見て、“alanが着ている服、かわいいな。私も着てみたい”って思ってもらえたら、すごくうれしいです。それとモデルの仕事をやることで、ジャケット撮影でのポーズの取り方や立ち姿など、勉強になっている部分もすごくたくさんあります。

 さまざまなことがあった’10年ですが、振り返ってみて、いかがでしたか?

alan:コンサートを2回もやれましたし、CDもたくさんリリースできたし、たくさんのライヴをやって、みなさんの前で歌うことができて、本当に達成感のある1年でした。’11年も、たくさんのことにチャレンジして、たくさんの夢を実現させていきたいので、ぜひ、みなさん、alanのことをよろしくお願いします。今後の予定はホームページとブログ、ツイッターを見てください。

 ツイッターは、かなり評判いいですね。

alan:本当? 最近はiPadを持っていないと、少し落ち着かなくて(笑)。私が何をしているか、みなさん興味あると思うんですけど、私もみなさんが何をしているか逆に興味があって。なにか楽しいことがあれば、私も楽しいし、なにか悲しいことがあれば、励ましてあげたいです。アカウントは“alan725”なので、みなさんぜひフォローしてください。


INTERVIEW:Shinji Takemura

 
★3月2日、自身“初”となるBEST ALBUMが発売決定!

●初回限定盤(2枚組ALBUM+DVD)
『JAPAN PREMIUM BEST & MORE』
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¥6,300(tax in)

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『JAPAN PREMIUM BEST』
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※詳しくは下記ホームページにて

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¥630(tax in)

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Acid Black Cherry http://www.beatfreak.jp/interview/15137/ http://www.beatfreak.jp/interview/15137/#comments Wed, 11 Aug 2010 03:00:19 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=15137 「Re:birth」で完全復活! 人気ゲーム・シリーズ最新作『Another Century's Episode:R』のイメージ・ソングにもなっている本作は、軽快かつ疾走感あふれるナンバー!!]]> 01_AcidBlackCherry_610350


昨年11月から、声帯のう胞治療のため、活動を一時休止していたAcid Black Cherryが、8月18日リリースされる約1年ぶりのニュー・シングル「Re:birth」で完全復活! 人気ゲーム・シリーズ最新作『Another Century’s Episode:R』のイメージ・ソングにもなっている本作は、軽快かつ疾走感あふれるナンバー!!


 昨年11月以来、活動を一時休止されていましたが、無事復帰おめでとうございます。まずはファンにひと言お願いします。

yasu:いろいろとご心配をおかけしまして、すみませんでした。お陰さまでノドも良くなったので、これからはいっぱい歌います。

 今作のタイトル“Re:birth”には“再生/復活”という意味がありますが。

yasu:今作はゲーム『Another Century’s Episode:R』のイメージ・ソングとして使っていただいているんですが、そのゲーム・タイトルの“R”が“Re:birth”の“R”なので、そこから持ってきた言葉なんです。このタイミングで、このタイトルだとあまりにも狙い過ぎている感があるんですけど、決して狙ったわけではなくて、本当に偶然なんです。

 今作の制作は、いつ頃からはじめていたんですか?

yasu:去年の春くらいですね。ちょうどその頃に、ゲームのイメージ・ソングのお話をいただいて、それに向けてつくった曲の中のひとつです。楽曲のレコーディングは、アルバム『Q.E.D.』の流れで録ってあったんですけど、歌詞を書いて最終的に歌入れをしたのは『Q.E.D.』のツアー中でした。

 歌詞からは、切なさやもどかしが伝わってきますが、どんなところから生まれてきたんですか?

yasu:今言ったように、歌詞を書いたのは『Q.E.D.』のツアー中で、ちょうどノドを壊してしまった時期と重なっているんです。だから、その時の心情が、そのまま歌詞に表れています。

 サウンド面で重視したことは?

yasu:楽曲はポップなんだけど、逆に演奏や音質がきれいな仕上がりにならないように意識しました。

 DVDにはミュージック・クリップが収録されますが、どんな内容になっているんですか?

yasu:Acid Black Cherry史上初のCGを使ったり、変わった仕掛けをいろいろとやっていて、演奏シーンをメインにしています。今回は笑いの要素はないんですけど、たまにはシリアスなPVもいいかなと(笑)。

 カップリングには恒例のRecreation Trackとして、TOM☆CATの「ふられ気分でRock’n'Roll」をカヴァーしていますが、この曲を選曲した理由は?

yasu:『ザ・ベストテン』のスポットライトのコーナーで見たのが最初だったんですけど、今でも覚えているくらい衝撃的でしたね。髪型や服装のヴィジュアルもかなりのインパクトでしたし、楽曲も歌詞も何もかもがインパクト大で。レコードも持っていたし、一緒に口ずさめるくらい大好きな曲だったので、今回カヴァーさせていただきました。

 オリジナルと比較すると、音に厚みが増して、テンポ感も上がっていますが、アレンジはどのように決めていったんですか?

yasu:インディーズっぽく、スタジオに入ってサポート・メンバーとアレンジしていきました。普段はキーだけでも僕の方で決めてからやることが多いんですけど、この曲はキー決めからみんなで一緒にやって。10代の頃のバンド感を思い出して、楽しかったです。

 9月には、久しぶりのライヴが開催されますね。

yasu:昨年の12月24日に予定していた大阪城ホール公演を中止にしたこともあって“リベンジ”という気持ちもあるんですけど、東名阪のアリーナ・ツアーは人生ではじめてなので頑張りたいと思います。今回はアルバムのツアーではないので、自分的にもどんな内容にしようか考えていて、今から楽しみですね。初のアリーナ・ツアーだからといって、あまり気負いすぎることなく、いつも通りのAcid Black Cherryのステージをみなさんに見せていけたらなと思っています。エイベックスでは異端児なAcid Black Cherryですが(笑)、ぜひ一度聴いてみて、ライヴに足を運んでください!


INTERVIEW:Shinji Takemura


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★完全限定生産盤
(SINGLE+DVD)
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¥1,680(tax in)

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A.J. McLean http://www.beatfreak.jp/interview/2825/ http://www.beatfreak.jp/interview/2825/#comments Fri, 15 Jan 2010 03:15:01 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=2825 『HAVE IT ALL』が1月20日、ついに完成! BSBのAJではなく、ひとりのアーティスト、A.J.マクリーンの音楽世界がここに!!]]> 01 A.J. McLean

バックストリート・ボーイズとしてのアルバムと並行して制作されたA.J.マクリーンのソロ・アルバム『HAVE IT ALL』が1月20日、ついに完成! BSBのAJではなく、ひとりのアーティスト、A.J.マクリーンの音楽世界がここに!!

バックストリート・ボーイズは、これまでニックやブライアンなどがソロ活動を展開していましたが、A.J.は形になるまでにかなり時間がかかりましたね

A.J. McLean:ソロ活動そのものはずっと続けていたんだけど、アルバム完成までは時間がかかっちゃったね。かれこれ4年くらい。もともと、スケジュールを固めてつくっていたものではなかったんだよ。実際、その間にはバックストリート・ボーイズのアルバムを2作とツアーを2つ挟んでいるし。できることをできるときに、マイペースに取り組んでいたよ。

ソロ活動にあたって、作品の青写真などはどうとらえていましたか?

A.J. McLean:スタイルについては、自分が大好きなファンク、ロック、ソウルが散りばめられたレコードにすること。とにかくバラエティ豊かな感じにしたかったんだ。そして、A.J. マクリーンの人となりを浮き彫りにするような作品づくりに挑戦たかった。

スタッフの人選については、どのようなヴィジョンがありましたか?

A.J. McLean:オレをよく知っている、才能豊かな人材にオファーしたよ。楽曲のイメージをふくらませたいときや伝えたいメッセージがあるときにも、オレという人間を通して描いてくれたと思うし、皆すばらしい仕事をしてくれたよ。

今作では元イン・シンクのJCも制作に参加していますよね。彼とはかつてよきライバル関係にあったと思いますが今はどんな関係なのでしょう?

A.J. McLean:JCは一緒にいて楽しいヤツだよ。好きな音楽の傾向も似ているし、最高の話し相手だね。スタジオやオレの家なんかで話をするときも、フレッシュなアイデアをどんどん提案してくるし。オレにとっては刺激をもたらしてくれる存在でもあるかな。

では収録曲について。アルバムはきらびやかなポップ・チューン「TEENAGE WILDLIFE」で幕開けです。

A.J. McLean:これはJCが書いた曲。キラーズっぽいヴァイヴがあって、クレイジーでもある。今さらって感じだけど、やっぱり10代ってすばらしいと思うんだよね。恋愛も勉強も、とことん暴れて楽しめ! ってメッセージを込めているよ(笑)。

クリスチャン・ルンディンとは、ユーロ・ポップ色濃い5曲を制作していますね。

A.J. McLean:彼とはバックストリート・ボーイズの初期からの付き合いで、グループとともに歩んできたといっても過言じゃないくらい。彼にオファーしたのは、オレの好みを熟知していて、一緒にいて面白いから(笑)。2年くらい前から作業をはじめて、「HAVE IT ALL」、「LONDON」、「GORGEOUS」、「WHAT IF」、「DRIVE BY LOVE」を書いたけれど、ゴージャスでファンキーでロックで、個性的な曲ができ上がったと思う。

後半のダン・マカラ参加によるポップ・ロックな楽曲たちは、とても情に訴えるものがあります。

A.J. McLean:エモーショナルかつ、パーソナルな一面を掘り下げた曲になったね。ダンとの関係はいつもクールな感じなんだけど、彼と一緒に作業をしていると、自然体でいられる。で、不思議と自分のセンチメンタルな一面が引き出されてしまうんだよ。

しばらく交流のなかったお父さんとのことを歌った「SINCERELY YOURS」も、そのマジックが書かせてしまったのでしょうか。

A.J. McLean:そうだね。オレ自身、曲の中で親父に手紙をしたためるような気持ちで書いたんだけど、作業していくうちに、かつての自分が抱えていた個人的な問題なんかもフラッシュバックして。なんとも言えない気持ちになったよ。

この曲を書いたことで、何か心境の変化などはありましたか?

A.J. McLean:これはアルバム全体に言えるんだけど、ひとつひとつの作業を経て、気がつけば癒されていた自分がいるんだ。なんていうか、自身のセラピーになったような感じだね。父との関係、母親との関係、恋人との関係、そしてオレ個人が抱えていた悩みやトラブル…かつての苦悩から抜け出して一歩前に進むためのヒーリングになったと思っているよ。父親に関して言えば、この曲を書くまでは長い間顔を合わせていなかったんだけど、オレのソロ・ツアーにふらりと現れてさ。今までよりも素直に接することができたと思うよ。

アルバム終盤も、A.J.らしさが際立っていますね。「WHAT IT DO」はこれぞハリウッド! とうなりたくなる、軽快なロックンロールで。

A.J. McLean:オールドスクールなロックだよね。この曲を書いてくれたマーク・ハドソンはオジー・オズボーンやシェール、マイケル・ジャクソンと仕事をしてきたプロデューサーで、友人でもあるんだ。いい意味でベタというか、ノリ一発の、気持ちいい曲に仕上がっていると思うよ。

ラストは「MR.A」。聴いているだけで振り回されるような、ファンが思い描くA.J.のイメージが生き生きと表現されていると思います。

A.J. McLean:良い面、悪い面含めて、これぞA.J.という曲だね。とにかく楽しんでよ!

ようやくアルバムが完成して、どんな手ごたえがありましたか?

A.J. McLean:自分が思い描いていたことを、はじめてのレコードでほぼ実現することができたのは素晴らしいことだと思う。最初は自分自身へのチャレンジという気持ちでスタートしたけれど、途中には感動的な場面にもたくさん出会ったし、なにより心身ともに健康でいることができた。これ以上の幸せはないと思うし、この作品を、そして自分自身を誇りに思っているよ。このアルバムを聴いた人が、楽しんでくれたらさらにハッピーだね。

INTERVIEW:Yoko Kikuchi

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●ALBUM
01.20 On Sale
『HAVE IT ALL』
A.J. McLean
AVCD-23882
¥2,300(tax in)

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UNCHAIN http://www.beatfreak.jp/interview/2869/ http://www.beatfreak.jp/interview/2869/#comments Fri, 15 Jan 2010 03:12:53 +0000 webmaster http://www.beatfreak.jp/?p=2869 「The World Is Yours」をリリース! また、インディーズ時代のアルバム2枚をリマスタリングした『the early years[The Space Of The Sense][The Music Humanized Is Here]+1』も同時発売!!]]> 01 UNCHAIN
L to R:Shogo Yoshida(dr), Masafumi Sato(g. cho), Masanori Tanigawa(vo, g), Hiroaki Tani(b, cho)


幅広い音楽を吸収した独自のグルーヴ・ロックを展開するUNCHAINが、1月20日、自身の初期衝動と進化を模索したニュー・シングル「The World Is Yours」をリリース! また、インディーズ時代のアルバム2枚をリマスタリングした『the early years[The Space Of The Sense][The Music Humanized Is Here]+1』も同時発売!!


‘10年の幕開けを飾るニュー・シングル「The World Is Yours」が、1月20日にリリースされますが、制作する上で“新しい年のはじまり”という部分は意識した?

谷川正憲:そうですね、結果的には新年一発目にふさわしい作品に仕上がったと思います。今作は自分たちを見つめ直したというか、音楽をはじめた頃の気持ちを振り返って、UNCHAINのやりたいことを詰め込みました。

確かに「The World Is Yours」のサウンドは、今までにはないUNCHAINを感じることができますよね。

谷川正憲:この曲は、前回のアルバムの曲づくりをしている時に生まれた楽曲なんですが、その時はアルバムのバランスを考えて、今回は入れないで寝かそうということになって。前回のアルバムはUNCHAINにとってのジャンルの幅が、ものすごく広がった作品に仕上がったと思うんです。ジャジーな曲とかファンキーな曲とか、確かにいろいろなジャンルは詰まっているんですけど、悪く言えばUNCHAINらしさが足りなかったんですよね。UNCHAINのいい部分って、音楽がフュージョンされていたり、ミックスされているところじゃないかなって。それは前回のツアー中に思ったことなんですけど、その部分を意識して新たにアレンジし直してみました。

「The World Is Yours」というタイトルに込めた思いとは?

谷川正憲:僕って自分を見失いがちで。目の前にある現実から逃げてしまうことが原因なのはわかっているんですけど、それでも逃げてしまう。でも、そういう時って自分がどういう人間なのかを思い返した時に、自分を取り戻せたりするんですよね。それをしっかりと見据えた上で行動すれば、新しい世界も見えてくんじゃないかなって。それは自分自身がすごく感じたことだし、そういった人も結構いるんじゃないかと思って、“The World Is Yours=世界はあなたのものだよ”というタイトルを付けました。

そういった意味では、2曲目の「Higher」も新しい世界を感じることができますよね。

谷川正憲:そうですね。これは新しいミクスチャーを探している最中に生まれた作品で、踊れるロック・チューンではあるけれど、ちょっとちがうみたいな(笑)。本当に踊れるっていう部分を意識するのであれば、変拍子とかを入れないで4つ打ちでやった方がいいと思うんです。でも、そこに変拍子を入れるのがUNCHAINらしいミックス感かなって。

変拍子の発想はどこから生まれた?

谷川正憲:昔から斬新なものをすぐに求めたがるというか、普通が嫌だというか、自分たちがやっていて面白いと思えるものをやりたいんですよね。この「Higher」の場合は、しっかりとしたダンス・チューンとロック・チューンの柱があって、その上に少しだけ変拍子というエッセンスが入っているんです。これが今後のUNCHAINのやりたいミックスのバランスに近いのかなって。まちがいなく収録曲の中では一番近いでしょうね。

「strain」は、ストレート・アヘッドなUNCHAINらしさにあふれた楽曲ですが、こちらはどんなところから生まれた楽曲?

谷川正憲:これはギターの佐藤君の作品なんですけど、歌詞の内容はファンクというか、ストレートに怒りを表した感じになっています。歌詞の元ネタは、たまたま佐藤君がテレビをつけたら、裕福そうな人が出ていたそうなんです。その時の佐藤君ってちょっと追い込まれていたのかお腹を空かせていたのかわからないんですけど、「裕福そうだなぁ」って思ったらしくて(笑)。俺はこんなに頑張っているのに、何でこいつはお腹がいっぱいなんだよと。もちろん、政治家さんも国のために頑張っていると思うんですけど、タイミング的に理不尽な怒りを覚えてしまったみたいですね(笑)。

シングル恒例のカヴァーには、UNCHAINのみなさんが10代の頃に最も影響を受けたというREACHの「TAKES ME BACK」が収録されていますが、この曲を選曲した理由は?

谷川正憲:これも自分たちを見つめ直すというところにつながっているんですが、REACHがUNCHAINにとって一番深いところにあるルーツなんです。この「TAKES ME BACK」は、いろいろな音楽がミックスされていると思うんですけど、このミックス感が僕にとってのあこがれというか理想なんですよね。この曲はREACHが10年くらい前に出した作品なんですけど、今聴いても10年前と変わらない衝撃を受けますから。これってやっぱりすごいことだなぁって思いますし、僕自身も10年後に聴いても新鮮に感じられる曲をつくりたいって思いましたね。

当時はREACHみたいなバンドになりたかった?

谷川正憲:なりたかったですね(笑)。でも、自分たちはまだまだですね。ただ、音楽を自由にミックスして、ロックに表現できるという意味では、近づいているんじゃないかなって思います。

「myself」は、インディーズ時代の楽曲をリアレンジして歌詞もリライトしたそうですが、どんな感じに仕上がった?

谷川正憲:インディーズのセカンドでこの曲を出したんですが、その頃はソウル・ミュージックしか聴いていない時期で、実はセカンド・ミニ・アルバムの時はブラック・ミュージックしかやる気がなかったんです。ソウルってフリーでフランクに演奏できるものだと思うし、そういったミックス色が詰まってはいると思うんですけど、「myself」はやっぱり踊れるロック・チューンの要素をもっと出した方がいいんじゃないかなって。これも結構、REACHの影響は大きいかもしれませんね。REACHを聴き直した後につくってますから(笑)。

どこら辺に影響を受けた?

谷川正憲:リズムだったり、コードだったり、ちょっとダークにしつつも踊れる感じにしたところかな。歌詞の内容に関しても、今の自分を歌っているんですよね。‘06年の作品を‘09年になって歌ってみて、自分はどうなったんだろうって。

今のUNCHAINが、この作品に詰め込まれている?

谷川正憲:そうですね。‘06年の当時は現実から逃げるとか逃げないの話をしましたけど、本当に弱い自分がいて。でも、最近はその弱い自分を受け止められるようになったんです。メジャー・デビューして環境が変わって、今のUNCHAINとして「myself」を考えた時に、1行目の♪僕はまたこのうたを歌う♪というフレーズが生まれて。精神的に強くなったというか、正面を向けるようになったというか、今のUNCHAINは表現できたと思います。

同日にインディーズ時代の曲を網羅した2枚組のリマスタリング盤『the early years[The Space Of The Sense][The Music Humanized Is Here]+1』がリリースされますが、こちらはリスナーにどのように楽しんでもらいたいですか?

谷川正憲:リマスタリングということで、やっぱり聴きやすくなっているんですよね。自分で聴いてみて思ったんですが、若さゆえの恥ずかしさもあるんですけど、聴いていてすごくおもしろかったんです。音楽的にも素直にかっこいいって思いましたし、まだ聴いたことがない人は純粋に楽しめるんじゃないかなって。僕たち初期衝動と成長を感じられると思うので、この機会にぜひUNCHAINを深く知ってもらえたらうれしいですね。

‘10年の抱負を聴かせてください。

谷川正憲:今UNCHAINは強烈な個性を突き付けようとしています。このシングルにそれを詰め込んだとは思うんですが、まだまだ途中段階なんじゃないかなって。もっと奥の方にあるUNCHAINらしいUNCHAINだけのものは、春に出るサード・アルバムで見せられると思うので、みなさん楽しみにしていてください!

INTERVIEW:Hiroyasu Wakana

02 RZCF-77015
★初回限定盤
●SINGLE
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「The World Is Yours」
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RZCF-77015
¥1,575(tax in)

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「The World Is Yours」
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¥1,260(tax in)

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●ALBUM2枚組
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『the early years[The Space Of The Sense][The Music Humanized Is Here]+1』
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安室奈美恵 http://www.beatfreak.jp/interview/12/ http://www.beatfreak.jp/interview/12/#comments Tue, 29 Dec 2009 01:08:07 +0000 admin http://beatfreak.hp-works.com/?p=12 『PAST<FUTURE』が12月16日にリリースされる。]]>


ベスト・アルバム『BEST FICTION』の大ヒットで、嫌が上にも期待の高まる安室奈美恵のニュー・アルバム。ジャケットもタイトルも、その前作を超えるという強い意志が伝わってくるニュー・アルバム『PAST<FUTURE』が12月16日にリリースされる。


前作『BEST FICTION』が170万枚を超えるビッグ・ヒットとなったわけですが、新作をつくるにあたりプレッシャーはありませんでしたか?

安室奈美恵:正直、ありましたね。反響が大きくて、本当に“ベスト”なアルバムだったと思いますし。で、その前の『PLAY』も遊び心満載で楽しくつくれたし、反応も良かったので、そう考えるとその2作はわりと濃い2作だったなと思っていて。確かにその作品の存在は大きかったなと思ってはいますけど、それを振り切って、今回は新しいことができたらなって思ったんです。だから、新しい風を入れたくて、これまでとちがう方たちとも曲をつくったりしたんですよ。

SUITE CHIC以降『PLAY』までは、ヒップホップ/R&Bサウンドにアプローチしていたわけですが、そういうサウンドづくりがひとまず完成型を見たっていうところもあるんですか?

安室奈美恵:ああいう音をやりきったから、今度は新しく生まれ変わりますっていう感じではないですね。やっぱり好きなモノは好きですから。でも、新しいのもやってみたいなっていうのが大きいんです。

今回はビートのかっこよさもさることながら、明るさやにぎやかさが前面に出ていて、ポップな印象を受けました。

安室奈美恵:きっと聴きやすくなってると思いますよ。いつものようにライヴで踊れそうな曲とか、歌ってて楽しそうだなっていう曲を選んだんですけど、ライヴ感だけじゃなくて、楽しく聴ける1枚になってると思います。

リード曲「FAST CAR」はどんなところが気に入って選んだんですか?

安室奈美恵:はじまり方も好きだったし、ちょっとレトロな雰囲気が気に入って選びました。映画の『マリー・アントワネット』の世界観が頭に浮かんできて。それでミュージック・ビデオでも中世のブルジョワな感じを表現することにしたんです。

確かにこの曲、昔のキャバレーとかダンスホールで演奏されていそうな雰囲気がありますよね。

安室奈美恵:今だから、それがいいのかなって思ったんですね。今流れてる音楽の中にこの曲が入った時にすごく新鮮だったり、懐かしかったり…ハイテクなものに囲まれたアナログ感が良かったりするかなって。だから最初に聴いてほしくて1曲目にしたんです。

「LOVE GAME」にDOUBLEさんを作詞家として起用したのも新鮮です。

安室奈美恵:「BLACK DIAMOND」で一緒にお仕事させてもらった時に、DOUBLEさんの物づくりに対するこだわりをすごく感じて。DOUBLEさんだったら、この楽曲にかっこいい詞を書いてくれるんじゃないかと思ってお願いしたんです。

男子を完全KOさせるまで攻めていく押せ押せの恋愛ソングですね。

安室奈美恵:基本、攻めな曲ですよね。すごいクールで、かっこいいなって思いました。意外と私にありそうでなかった世界観に仕上がっていて好きです。

今回は久々にバラードが収録されたのもトピックです。その「The Meaning of Us」は切ない別れソングですね。

安室奈美恵:私も切ない歌なのかなって思ったんです。でも、この曲は聴く人聴く人で思うことがちがう不思議な曲で、ある人は、1回別れるんだけど再会して愛を確かめる歌だっていう反応だったりして。だから、聴く人それぞれにイメージを浮かべてもらって、聴いてもらえればうれしいですね。

他に気になったのが、音は細かい仕掛けがあって先鋭的なのにメロディはとてもキャッチーな「FIRST TIMER feat. DOBERMAN INC」。歌詞は“何でも最初にやるのが刺激的”みたいなことだと思いますが、これってアルバムのテーマ曲的なところがあったりしません?

安室奈美恵:かもしれないです。これは最後にできた曲で、(作詞の)michicoさんにジャケットのコンセプトとかを伝えてつくってもらっているので。そういう部分も汲み取ってもらえてるとは思います。

それにしても今回は気分を一新して新しい風を入れたため、曲調も歌詞のテーマも多岐に渡っていて、いろんな安室奈美恵が表現されていますね。

安室奈美恵:アップテンポもあってバラードもあってミディアム・テンポもあって、どこか初心に戻った感じはしますね。はじめて感が満載だから、“みんなどんな反応をしてくれるんだろう?”っていう緊張感もありますし。ただ、今回はアルバム・タイトルに気持ちがこもってるし、ジャケットに気持ちが表れてるので。“新・安室奈美恵”な私を見て頂ければと思います!

INTERVIEW:Takashi Inomata(Do The Monkey)

01disc1130
●ALBUM+DVD
12.16 On Sale
『PAST<FUTURE』
安室奈美恵
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¥3,990(tax in)

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安室奈美恵
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