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“愛と平和”を歌うアーティストalanが、日本を代表するテノール歌手・福井敬とコラボレーション! ‘11年1月1日にリリースされるシングル「愛は力」は、クラシカルな響きを持つ、壮大で力強い楽曲!!


 今作はalanさんのイメージにピッタリな楽曲ですが、最初に聴いた時の印象は?

alan:私は大学で声楽科を専攻していたんですけど、オペラは発声練習で経験したくらいで、今回のようなオペラ調の楽曲を歌うのははじめてだったんです。キーも高いし、力強く歌わなきゃいけないので、結構難しかったですね。

 実際に歌ってみていかがでしたか?

alan:完成した曲を聴いた時はちょっと信じられなかったですね。“え、本当にこれを私が歌ってるの?”っていう感じで。レコーディングの時は、スタッフとか、意外なほど人数が多くて、“もし、みんなの前で高い声がちゃんと出なかったら恥ずかしい”と思って、すごく一所懸命でした(笑)。それと、福井さんと一緒に最初から最後まで歌ったので、失敗できないと思って、それもちょっとプレッシャーでしたね。それだけに歌い終わった後は、達成感がものすごくありました。

 他の方と一緒に歌うのもはじめてですよね。

alan:そうです。でも、面白かったです。福井さんとの声の絡みも、今回の曲のポイントです。福井さんはオペラ界でもすごい方なのに、すごく謙虚な方で。いろいろと勉強させていただきました。

 今回はオペラ調の楽曲でしたけど、他にもいろんなことをやってみたい?

alan:そうですね。いろんなalanを見せていきたいです。チャレンジしてみたいのはミュージカル。ストーリー性があるし、歌い方というか、歌の表現力の幅をもっと広げたいです。

 今作を歌う上で特に意識したポイントは?

alan:この曲のテーマと同じく、愛の力を信じて、まっすぐ前に進むような気持ちを大事にしました。サビの♪死してもなお蘇る!♪とか、言葉の力自体がすごく強いじゃないですか。だから、歌うときにも強い信念を感じさせるような力強い歌い方というのを意識しています。あと、前半がストーリーっぽいので、話しかけるような優しさを出すようにしています。

 前半の優しい感じと、後半の力強いオペラ調とで、転調が激しいんですが、練習はかなり重ねた?

alan:キーが高いので、あまり練習するとノドを痛めてしまう可能性があるので、練習自体は、レコーディングの前に2回くらいです。その分、オケやデモを何回も聴いて、体に染み込ませました。

 “愛は力”というタイトルですが、alanさんが感じる“愛の力”とは?

alan:たくさんあります。家族、友達、ファン、スタッフ…。誰でも愛されると幸せを感じるし、心がすごく温かくなると思うんです。だから、そういう気持ちをみなさんにも伝えたいです。私は中国から日本に来て、デビューして3年が経ちましたけど、スタッフや、なによりも私を応援してくれるファンのみなさんのおかげです。だから、そういう感謝の気持ちを込めて、みなさんに伝えたい、みなさんの前で歌いたいと思っています。

 今作はドラマ主題歌にもなっていて、alanさんはこれまでにも『レッドクリフ』シリーズをはじめ、さまざまな主題歌を歌っていますが、歌う際にドラマや映画とのリンクは意識していますか?

alan:もちろん。主題歌を歌う時と、それ以外の歌を歌う時とでは、ちょっとちがいますね。主題歌じゃない曲は、全部自分の気持ちというか、どういう風に歌いたいかとかも全部自分ですけど、映画やドラマの主題歌を歌う時は、自分の気持ちだけでなく、そのストーリーや監督、プロデューサー、スタッフさんの気持ちも取り入れて歌うので。たとえば、ちょっと悲しい感じの曲でも、映画のテーマが“勇気”や“情熱”だったら、ただ悲しく歌うんじゃなくて、その曲の中に勇気や信念を感じさせるような歌い方を心掛けています。

 今作をリスナーにはどのように聴いてほしいですか?

alan:今回、福井さんとご一緒させてきましたが、正直、私はオペラの歌手じゃないし、オペラ界のプロの方ほど上手くはないんですが、その中でも一所懸命頑張って歌った姿をみなさんに見てもらいたいです。それと愛を信じて、みんなそれぞれの夢に向かって、まっすぐ進んでほしい。どんな困難を前にしても頑張ってほしい。この曲を聴いて、その勇気を出してもらえればすごくうれしいです。

 それはalanさん自身、勇気を出してオペラに挑戦したということもあるから?

alan:そうですね。今回は本当にはじめてのことで、最初は自信もなかったし、プレッシャーもいっぱいあったんですけど、最後までやることができたし、歌ってみて達成感をすごく持てました。だから、これからも何をするにしても、やる前から無理だと諦めないで、まずは頑張って挑戦してみようと思います。まだやったことがないからって、手を出していないことでも、やってみたらすごく上手にできるかもしれない。みんなどんな可能性を持っているかわからないから、とにかく勇気を持ってチャレンジして、失敗を恐れないで頑張ってもらいたいです。

 alanさんは、今年からファッション雑誌『AneCan』のモデルも務めていますが、これも新しい挑戦ですね。

alan:モデルのお仕事は、想像してた以上に大変でした。でも、ファッションは、女の子なら誰でも好きなので、私がきれいな服を着ているのを見て、“alanが着ている服、かわいいな。私も着てみたい”って思ってもらえたら、すごくうれしいです。それとモデルの仕事をやることで、ジャケット撮影でのポーズの取り方や立ち姿など、勉強になっている部分もすごくたくさんあります。

 さまざまなことがあった’10年ですが、振り返ってみて、いかがでしたか?

alan:コンサートを2回もやれましたし、CDもたくさんリリースできたし、たくさんのライヴをやって、みなさんの前で歌うことができて、本当に達成感のある1年でした。’11年も、たくさんのことにチャレンジして、たくさんの夢を実現させていきたいので、ぜひ、みなさん、alanのことをよろしくお願いします。今後の予定はホームページとブログ、ツイッターを見てください。

 ツイッターは、かなり評判いいですね。

alan:本当? 最近はiPadを持っていないと、少し落ち着かなくて(笑)。私が何をしているか、みなさん興味あると思うんですけど、私もみなさんが何をしているか逆に興味があって。なにか楽しいことがあれば、私も楽しいし、なにか悲しいことがあれば、励ましてあげたいです。アカウントは“alan725”なので、みなさんぜひフォローしてください。


INTERVIEW:Shinji Takemura

 
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コメント (2件):

  1. alanさんの信念は
    変わらず、頑張ってこられたと思います!!

    今回もいつもどおり感動いたしました!!

    これからも一生応援させていただきます

  2. alanの仕事に対する真摯な姿勢は,とてもすばらしいことです。
    alanの歌は魂に響ます。ときに涙があふれて止まらなくなります。
    ときどき,観てるほうがどきどきするほどストレートなときがあります。
    言葉の違いはあってもalanの気持ちは痛いほど伝わっています。
    今年は,もっともっとコンサートで共に発散できること願っています。
    alanにとって今年が飛躍の年でありますように!

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