alan

01_alan_610350

alanが日本でデビューしてから約3年半が経過。その軌跡をパッケージした、初のベスト・アルバム『JAPAN PREMIUM BEST & MORE』が、3月2日にリリース!


 alanさんにとって、はじめてのベスト・アルバムがリリースされますが、今作に込めた思いを教えてください。

alan:日本に来て、デビューしてから3年半、そのすべてが詰まったアルバムなので、素直にうれしいです。今までにリリースしたシングルの曲だけでなく、〔MORE〕盤には新曲が4曲も入っているので、達成感もすごくあります。

 改めてデビューからの3年半を振り返ってみて、どんなところが一番成長したなと感じますか?

alan:一番はやっぱり日本語かな。歌詞の意味をより深く理解できるようになったし、自分が歌詞を書くこともできるようになったし。といっても、それはデビューした頃と比べてなので、もっと勉強して、もっと上手くなりたいです。それと、精神的に大人になったなと感じる部分もあって。デビュー以前は、自分を中心に考えることがあったんですけど、大勢のスタッフと一緒に仕事をしていく中で、全員でひとつのチームというか、自分のことばかりじゃなく、周りの人の立場でものごとを考えられるようになりました。

 〔BEST〕盤には、今までのシングル曲がすべて収録されていますが、ご自身で聴いてみての感想は?

alan:改めて感じたのは、バラードが多いなっていうこと。それぞれの曲の歌詞に深い意味があって、歌う時も聴くときもしっとりした感じが多いですね。「Swear」のようなアップ・テンポで等身大の私が見える曲は、歌っている私自身も楽しいし、聴いてくれるみなさんもハッピーになれると思います。バラードだけじゃなく、これからもいろんな曲をどんどん歌っていきたいなと思っていて。〔MORE〕盤に収録されている「Venus Flower」もすごくカジュアルな曲に仕上がっています。特にコンサートの時は、ずっとバラードだけじゃなく、こういうポップな曲など、いろんなジャンルを歌えたらもっと面白いものになると思うので、チャレンジしていきたいですね。

 alanさん自身は、ポップな曲とバラードとでは、どちらが好きですか?

alan::どっちも好きですね。ポップな曲は、肩肘張らずにリラックスして聴けると思うし、バラードは人の心にすごく響くし。特に私が歌うような壮大なバラードは、元気がない時とか、ちょっと悲しい時に聴くとすごく勇気がもらえると思います。

 DVDには、今まで制作されたミュージック・クリップがすべて収録されていますね。

alan:全部のミュージック・クリップにそれぞれ思い出がありますね。中でも一番大変だったのが「RED CLIFF 〜心・戦〜」。撮影に全部で52時間かかったので、印象に強く残っています。それと「ひとつ」は、すごくきれいな映像で。今観ると、妹が映っているような感じ、自分じゃない感じがします(笑)。

 〔MORE〕盤に収録されている新曲4曲は、すべてこのアルバムのために制作したんですか?

alan:そうです。このアルバムのために新たにレコーディングしました。これから私がどんな曲を歌っていくか、それをみんなに見てもらおうと思って。たとえば「ECHOES」は、今までのような壮大なバラードですけど、ちょっと民族っぽい音も入っていて。この曲は今後公開予定の映画の主題歌になっているんですけど、人間と動物の愛を歌った曲で、気持ちや感情をどう込めるか、壮大な表現にも注意しながら歌いました。

 「木漏れ日」は、いなくなってしまった恋人に対する気持ちを歌った曲ですが、alanさんも誰かを思って語りかけることはありますか?

alan:もちろん、あります。この曲は歌うというよりもささやくような感じで歌っていて、ファンの方を思って歌っています。歌詞に♪いつかは同じように笑い いつかは同じように愛し あの頃よりずっと強くなれたから 今ここで私も生きてる♪ってあるんですけど、デビューから今まで、みなさんの笑顔と愛に支えられてきたからこそ、今も日本で活動できていると思っていて。愛といっても、家族の愛、友人の愛、恋人の愛…いろいろな形の愛があるけど、この曲を最初に聴いた時、自分にとってどういう感じの愛かなって考えたら、ファンの人たちに対する愛が浮かんだので、その気持ちを大事にして歌いました。

 「eternal love 〜恋の花〜」は、小説「裏閻魔」のイメージ・ソングになっていますね。

alan:すごく美しいけど、どこか切ない印象の強い曲だと思います。ロマンティックな感じもあるし。小説は私も読んで、主人公の女の子にすごく共感したので、その気持ちと重ね合わせて歌っています。

 「Venus Flower」は、先ほどもお話に出たように、すごくポップで、今までにない雰囲気を感じました。

alan:ちょっと季節はずれですけど、すごく夏っぽいですよね。音がすごくキラキラしていて、すごくかわいい曲になったと思います。こういう等身大の曲は、その年齢の時にしか歌えないので、どんどん歌っていきたいし、すごく好き。あなたは4曲のうちでどれがよかった?

 個人的には「eternal love 〜恋の花〜」と「Venus Flower」が同じくらい好きですね。逆にalanさんは、どの曲が好きですか?

alan:「Venus Flower」は私も大好き。でも、alanっぽいっていう意味では、「ECHOES」。こういう壮大なバラードでは、曲の世界観を伝えられると思ってます。でも、自分の曲はどれも好き。順番はつけられないですね。

 ボーナス・トラックには、コラボ曲2曲が収録されていますね。

alan:1曲はこの間、福井敬さんとコラボさせていただいた「愛は力」。もう1曲は去年の春にS’capade(エスカペイド)のShinnosukeさんとコラボさせていただいた「忘れないで」で、この曲は私の作品にはじめて収録されます。コラボレーションしたのも、この曲がはじめてだったんですけど、あらゆることが勉強になりました。すごく美しいバラードのラヴ・ソングなので、ぜひ聴いてみてください。

 ジャケットも、今まではクールなイメージのものが多かったんですが、今作はすごくキュートな表情をしていて、ドキッとさせられました。

alan:今回のジャケットのテーマは“ナチュラル”でした。アーティストとしての道は、これからも長く続いて、いろんなスタイルを見せていくと思うんですけど、今回ははじめてのベスト・アルバムということもあり、“原点”という意味を込めて、飾らない自分を写真に収めています。

 現時点で、alanさんの目標は何%くらいが達成できたと思いますか?

alan:数値で表すのは難しいですけど、自分ではまだまだだと思っています。優秀なアーティストを目指して、一歩一歩進んでいくのが大事だと思うので、気を抜かずに頑張っていきたいです。自分の力はまだ小さいけど、頑張って、アジアの架け橋になりたいと思っています。これからもalanとalanの歌をぜひよろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_AVCD-382323B_130
★初回生産限定盤
●ALBUM2枚組+DVD
03.02 On Sale
『JAPAN PREMIUM BEST & MORE』
alan
AVCD-38232~3/B
¥6,300(tax in)

03_AVCD-382345B_130
★通常盤
●ALBUM2枚組+DVD
03.02 On Sale
『JAPAN PREMIUM BEST & MORE』
alan
AVCD-38234~5/B
¥4,980(tax in)

04_AVCD-38236_130
★通常盤
●ALBUM
03.02 On Sale
『JAPAN PREMIUM BEST』
alan
AVCD-38236
¥2,980(tax in)

コメント :

コメント投稿:





※コメントは承認制です。承認後表示されます。

« 大知正紘 | moumoon »