May J.

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これまでに数多くのアーティストとコラボレーションしてきたMay J.が、そのコラボ曲をノンストップでミックスしたアルバム『「WITH 〜BEST collaboration NON-STOP DJ mix〜」 mixed by DJ WATARAI』をリリース! デビューから約5年の間にコラボした全32曲をDJ WATARAIがミックス!!


 今作のアイデアはどんなところから生まれてきたんですか?

May J.:デビュー当時からいろいろなアーティストとコラボレーションしてきたんですけど、それがこの5年でものすごい数になって。スタッフとみんなで聴きながら、“何か形にしたいね”っていう話をしていたんです。それで話し合っていく中で、“コラボレーション・ベスト”と銘打って、ノンストップのミックスCDにしたら面白いんじゃないかという案が出て。本当は1曲1曲を全部聴いてもらいたいんですけど、あまりにも曲数が多かったので、できるだけ多く聴いてもらうためにはミックスCDという形にするしかなかったというか(笑)。とにかく、1曲あたりの時間が短くなってもいいから、私がコラボした全部の曲を聴いてほしいという気持ちが大きかったですね。

 今まで自分が積み重ねてきた物をみんなに見せたかったと。

May J.:そうですね。本当に1曲1曲にちがったMay J.が表れているし、それと同時にコラボするたびに、私が成長していくところも見えるし。特に最初に収録されている、VERBALさんとコラボさせていただいた「HERE WE GO」は、私のファースト・シングルで、何もかもがはじめての中、勉強しながらのレコーディングだったんです。そこから、だんだんと友達や知り合いが増えてきて、コラボする時に“この曲だったらこの人とやりたい”っていう欲が出てくるようになって、その分、どんどんクオリティも高くなっていってると思うんです。普通のアルバムだったら、“その時の自分”しか表現できないけど、このアルバムにはその時その時の私が全部入っているので、“May J.のすべてが聴ける”と思います。特に新しいファンの方には、“こんな曲もあるんだ”とか、“この人ともコラボやってるんだ”っていう新しい発見があると思うし、昔からのファンの方には“懐かしいな”と思ってもらえるところがあると思うし。本当にすべての人に楽しんでもらえるアルバムに仕上がったと思います。

 たくさんのコラボを通して、自分の成長につながったなと感じるのはどんな部分?

May J.:具体的な話をすると「Stronger」は、本当にいろいろな面で自分の成長につながった1曲で。“E”qualさんとコラボさせていただいたんですけど、「Mayちゃんの好きなようにしていいよ」って言われて(笑)。それまではディレクターさんをはじめとする周りの人と一緒につくるのが普通だったんですけど、自分に全部任されたのがはじめてだったので、“頑張らなきゃ”っていう気持ちが強くなって責任感がすごく出てきたし、この曲に今の自分の気持ちをどれだけ表現できるかっていうチャレンジでもあったし。ちょうどこの頃、レコード会社を移籍する時期で、自分の中でもすごく葛藤している部分があって、すごく悩んだし、辛かった時の気持ちをこの曲にぶつけているので、今聴いても当時のことを思い出すんです。“Stronger”っていうタイトル通り、強さとか、そういうのがすべてマッチした曲ができて、周りの人から“共感した”とか、いろんな言葉をいただいて本当に感動したんです。“自分の曲で、こんなにも人の気持ちを動かすことができるんだ”ってわかって、もっと自分でつくりたいという気持ちが、改めて強くなった曲です。

 May J.さんが感じるコラボの一番の魅力はどんなところ?

May J.:複数のアーティストのベストが1曲で味わえるところかな。いろんな力が合わさって、いろんなケミストリーが起きて、ひとりじゃできない、いろんな表現ができるようになるし。それに何と言っても豪華ですよね。

 フィーチャリングには、自分が参加する形と他の方に参加してもらう形がありますが、どちらの方が好きですか?

May J.:自分が誰かの作品に参加する方かな。他の方に参加してもらう時は、相手がどんなに大先輩でも、自分の作品なので私がリードしなきゃいけないし、自分がどうしたいかっていうヴィジョンを常に持っていなくちゃいけないので、楽しむというよりも、“しっかりしなきゃ!”っていう気持ちが強いんですけど、自分が参加する立場の時は、相手の人から“Mayちゃんにはこうしてほしい”っていう要望が出ることがあって、それが自分自身の新しい発見につながることもあるので、本当に面白いんですよ。そこで発見した物を自分にフィードバックできるし。あとは、参加する方が、プレッシャーが少ないというか、弾けられるので楽しいです(笑)。

 年齢的に年上の方とのコラボがほとんどですが、年下の人ともやってみたい?

May J.:やってみたい気持ちはありますけど、たぶんやったら“私も歳を取ったんだな”って感じそうなので、まだいいです(笑)。

 収録曲を改めて聴き返してみると、男性アーティストとのコラボがほとんどですね。

May J.:自分では全然気にしていなかったんですけど、やっぱり女の子同士だと声質が似ちゃうので、選択肢が限られてしまうというか。男性とやる方が、ハモリを活かせたり、ストーリー的にも男女の関係性が成り立つので、幅が広いからなんでしょうね。女の子同士のフィーチャリングって、周りを見てもあまりないし。でも、機会があれば、どんどんやっていきたいと思ってます。

 ミックスはDJ WATARAIさんが担当されていますが、WATARAIさんにお願いした経緯は?

May J.:WATARAIさんとは、私がデビューした時に「Baby Eyes」っていう曲をリミックスしていただいていて、その時からつながりがあって。「ONE MORE KISS」のリミックスもやっていただいていたので、お願いしました。やっぱり5年分の曲なので、曲も含めて私のことを知っている方にやってもらいたいっていう気持ちが強かったので。

 でき上がったミックスを最初に聴いた時の感想は?

May J.:すごく聴きやすかったし、自分の曲が一気に聴けるっていうのが、すごく楽しいし、うれしくなっちゃいましたね。ジムで走っている時に聴いたんですけど、すごくいいなって。私もミックスCDはよく聴くんですけど、ひとりのアーティストで、しかもコラボしたものばかりっていうのは、今までにほとんどないと思うので、すごく新しいなと思います。

 DVDにはコラボ作品のミュージック・ビデオが10編も収められていますね。

May J.:何と言ってもヴォリュームがすごいですよね。10編も収録されているので、すごく見応えがあると思います。それと私の作品には今まで収録されていなかったミュージック・ビデオも収録されていて、はじめて観る方もいると思うので、本当に楽しんでいただけると思います。

 今作は、どんなシチュエーションで聴くと、ピッタリくると思いますか?

May J.:ドライヴしながらっていうのは、似合いそうですね。それと、やっぱりノンストップ・ミックスなので、パーティとか、家に友達を呼んでワイワイやっている時とかに聴いてもらいたいかな。結構イケイケというかアップテンポな曲がたくさん入っているので、すごく盛り上がると思います。あとは私みたいにランニングしている時とか(笑)。今作は、カッコいいMay J.からスウィートなMay J.まで、いろんな私がこの1枚に詰まっているので、ぜひ聴いてみてください。また、5月13日に赤坂BLITZでワンマン・ライヴを開催するので、こちらにもぜひ遊びにきてください。よろしくお願いします。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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●ALBUM+DVD
04.20 RELEASE
『「WITH 〜BEST collaboration NON-STOP DJ mix〜」 mixed by DJ WATARAI』
May J.
RZCD-46803/B
¥3,500(tax in)

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●ALBUM
04.20 RELEASE
『「WITH 〜BEST collaboration NON-STOP DJ mix〜」 mixed by DJ WATARAI』
May J.
RZCD-46804
¥2,500(tax in)

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