Lay

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昨年6月にリリースしたデビュー・シングル「この愛であるように」で、癒しを与える優しく包み込むような歌声を聴かせてくれたLay(レイ)。5月4日にリリースされたセカンド・シングル「Smiling!」では、またちがった魅力を感じさせてくれる!


 今作はタイトル通り、聴いていると思わず笑みがこぼれてしまうような明るいポップな楽曲ですが、最初に聴いた時はどんな印象を受けましたか?

Lay:すごく元気な曲だなと。メロディを聴いただけでも、心がウキウキする、明るくなれる曲だなと思いました。歌詞は私が書かせていただいたんですが、聴いてくださる人たちが元気になれるような内容にしたいなと思いました。

 今作はアニメ『たまごっち!』のエンディング・テーマ曲ですね。

Lay:前作(「この愛であるように」)は映画の主題歌だったんですけど、今作はアニメのエンディング・テーマということで、アニメの世界観も同時に伝えられるような、家族みんなで聴ける曲というのも心がけて歌詞を書きました。私自身、小さい頃に“たまごっち”で遊んでいたので、アニメのエンディング・テーマのお話をいただいた時は、とてもうれしかったです。

 “たまごっち”には、どんな思い出が?

Lay:私が小さい頃に流行った時は、ほしくても“たまごっち”が手に入らない状態で、親と一緒にいろんなところを探しまわったのを覚えています。手に入った時はすごくうれしくて、夢中になって遊びました。そういう懐かしさもありつつ、今のアニメを見せていただいて感じたことは、登場するキャラクターたちが常に笑顔なんですよ。それがとてもキラキラしていて素敵で。つらいことがあってもみんなで一緒に乗り越えて、最後にはまたみんなが笑顔になる…そういう素敵な世界感を歌にもつなげたいと思って、“Smiling”をテーマに書きました。

 この楽曲は、Layさんの弾けるような歌い方も印象的ですが、歌う上で特に意識したのはどんなところですか?

Lay:すごく弾けた元気な曲なので、“歌声だけで笑顔が伝わるよう”というのを意識しています。先日もライヴで歌わせていただいたんですが、自分でも気付かないうちに自然と笑顔になって歌っていました(笑)。

 DVDに収録されているミュージック・ビデオは、光あふれるきれいな映像ですが、見どころは?

Lay:空がまるで笑顔になっているように澄んでいるのと、私の笑顔がリンクした、すごく元気でさわやかなミュージック・ビデオになっているので、観てくださる方にも笑顔が伝わってくれたらうれしいです。前回の「この愛であるように」のミュージック・ビデオでは、ドレスを着ていたんですが、今回はカジュアルな格好をしていて、素の自分を出せているかなと思います。それと、とても風景がきれいなところで撮影させていただいたので、その風景も見どころですね。

 撮影はどこで?

Lay:和歌山県の南紀白浜です。はじめて訪れたんですけど、砂浜は真っ白で、海は真っ青で、日本にこんなきれいな海があるのかとビックリしました。

 カップリングの「お気に入りの靴」は、河村隆一さんがプロデュースをされていますが、河村さんとはどんなご縁で?

Lay:以前に、河村さんの楽曲にコーラスで参加させていただいていて、それがきっかけで今回プロデュースしていただくことになったんです。信じられない気持ちと同時に、すごく光栄なことだなって感じました。スタジオには河村さんも一緒に入ってくださったんですが、音楽に対する姿勢やひとつひとつの声の出し方など、生で体感させていただいて、素晴らしい経験になりました。

 作詞のクレジットでは共作になっていますが、作業はどのように進めたんですか?

Lay:最初に私が書かせていただいて、それを河村さんがさらに広げてくださった感じです。この楽曲は“恋をした瞬間”がテーマになっていて、メロディを聴くと“キュン”とするような感情が胸の奥に生まれるんですけど、私の中からは出てこない言葉を河村さんからいただくたびに、河村さんの感性に刺激されて、“恋をした瞬間”の気持ちが上手く表せたかなと思います。

 DVD付き形態(RZCD-46798/B)に収録されているもうひとつのカップリング「Flower」は、Layさんらしいバラードですが、この楽曲はどんなところから?

Lay:楽曲を「Smiling」と同じ日比野さんにつくっていただいたんです。もともとは身近な人に向けて歌詞を書こうと思っていたんです。自分の周りで夢に向かって一生懸命頑張っている子たちに向けた応援ソングにしたいなという気持ちが生まれてきて、すべての聴いてくださる方に向けたメッセージ・ソングになりました。

 「Flower」というタイトルですが、具体的にイメージした花はありますか?

Lay:バラですね。それも赤いバラ。前作に収録させていただいた「RED」という曲にも“真っ赤なバラ”というフレーズを使っているんですけど、私にとってバラは特別な存在で。情熱を感じさせる、あの真っ赤な色にすごく魅力を感じるんです。

 相手を信じて待つ包容力のある女性像が歌われていますが、Layさん自身もこういうタイプ?

Lay:そうですね。私もどちらかと言うと、相手を信じて待つタイプなので、この歌詞は、自分のことをかなり投影していると思います。

 でも、“ただ相手を待つだけ”っていうのはつらくないですか?

Lay:確かにつらいこともありますけど、自分だけじゃなく、相手のことも信じるっていうのはすごく大切なことで、夢も未来も信じることが大切というのを伝えたかったんです。私もずっと夢を信じてやってきて、歌を歌うお仕事を今やらせていただいているので、聴いてくださるみなさんにも“信じていれば大丈夫!”というのをこの曲から受け取ってもらえたらなと思います。

 今作のシングルには、どんな思いを込めていますか?

Lay:3月に震災があって、たくさんの方が悲しい思いをしたり、つらい経験をしたと思うんですけど、少しでもその支えになれたらと思っていて。私ができることは、音楽を通してみなさんに勇気や元気を与えることだと思っているので、このシングルを聴いていただいて、みなさんのパワーにしていただけたらうれしいです。

 5月にタイで行なわれたサッカーのチャリティー・マッチ(中田英寿氏が企画した『TAKE ACTION in THAILAND』)で歌唱された時も、同じ気持ちだった?

Lay:そうですね。日本で震災があった直後に、タイの方たちがYouTubeなどを通じて、“頑張れ! 日本!!”というメッセージを送ってくださっていて、それを見てとても感動したので、そのお礼の気持ちと愛を伝えられたらと思って、歌わせていただきました。このチャリティー・マッチは、日本では3月に震災が、タイでは4月に南部で大洪水があって、それに負けずにお互い頑張ろうという意味合いを込めて行なわれたんですが、そういう場で、日本の代表として歌わせていただいて、とても光栄でした。

 外国で歌ってみて、どんな気持ちが生まれてきましたか?

Lay:日本とはちがう文化や人の心に触れて、どんどん世界に広めていきたいなと。もっと多くの人たちに語りかかられるような楽曲をこれからもつくっていけたらなと思いました。今はまだ大変時期が続いていて、生活の中でどうしようって悩んだり、嫌だなと感じることがあると思うんですけど、自分を信じて、未来を信じて、一生懸命に今を過ごしていきましょう。


INTERVIEW:Shinji Takemura


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