難波章浩-AKIHIRO NAMBA-
元Hi-STANDARDの難波章浩が、バンドでつくりあげた待望のパンク・ロック・アルバム『PUNK ROCK THROUGH THE NIGHT』を、2月9日にリリース!!
難波章浩:正直なところ、いつかはパンクをやるつもりだったのね。もともと高校生くらいから追っかけてきた音楽だし、ハイスタもオレのつくった世界観だし。ただ、テクノや打ち込みを取り入れてく期間が自分の中で必要だったんだ。ちょっと時間は長かったかもしれないけどね。
難波章浩:そうだね。一周した感じかな。でも一周して元に戻ったって感覚じゃないんだよね。今、若いメンバーと4人編成でやってるんだけど、それも自分には新しいことだしすごく楽しいよ。
難波章浩:やっぱりハイスタって強烈だったじゃない? それに劣ることやっちゃいけないとは思ってたから。ハイスタのメンバーに対しても、そして活動休止になって悲しませたファンにも納得してもらえるものをつくらなきゃいけない。それにはオレが一番ヤバい音をつくるしかなかったんだよね。そのために時間をかけたってとこはあるな。今回の音を聴いてもらえればわかるけど、すごく自分が解放されてるんだよね。やってみて、やっぱりオレ、パンクが好きだなと思ったよ(笑)。
難波章浩:とにかく、外に飛び出そうとする意志は込めたかったね。1曲目の「PUNK ROCK THROUGH THE NIGHT」ができて、すごく手応えがあったのね。この曲に負けたくないって感じで、どんどん曲ができていったんだ。
難波章浩:とにかく、行くぞ! ってことだよね。未来を不安に思う若い子、目的を失いかけてる同世代とか、あらゆる人たちに、まだまだ輝いていこうぜって応援したかったんだ。人生、紆余曲折あってさ、正直オレも地獄の中にいたようなときもあった。でもそれを乗り越えられた。救ってくれたのは音楽だったのね。特にパンク、ましてや自分のつくった音楽、しかもハイスタを聴いて元気になってたんだ。今のオレは全開な状態なの。だからこそいえることや、自分が乗り越えた方法がこのアルバムには詰まってるんだ。
難波章浩:そう。声で過去の自分と語るっていうのを表現してるんだ。このアルバムで書かれてるストーリーは完全なノン・フィクションで、つくられたものじゃないのね。ただ、自分はこういう経験してきたって、もっと語れるけど、それじゃあ意味がないと思うんだ。歌詞にはいろいろ詰め込んではいるけど、それ以上のものが音に表れてると思うんだよ。そこが音楽の素晴らしいとこ。音を聴けば、今の難波はゴキゲンなんだなと思ってもらえるはずだし、聴いた人もゴキゲンになれると思う。
難波章浩:とにかく、全力でとんでもないものをつくれたと思ってる。あとはライヴで、この世界観をガッツリやって見せてくってことだよね。そのままとんでもないとこまで飛び出したいよ(笑)。誰かが海外とか行かないと盛り上がらないでしょ、日本自体が。
難波章浩:そういうこと。オレが音楽をつくってみんなに聴いてもらうっていうのは、いかにいい形で自分の考えをみんなに伝えるかってことなのね。それは昔から変わんない。こうしてインタビューに応えてるのも、音楽を売るためじゃなく、ほんとに自分の考えを今の世の中にメッセージしたいからなんだ。今、メジャーのレコード会社にいるけど、オレの発想はバリバリどストリートで一番ピースフル。それがメインストリームにならないといけないと思う。ただ、バトルするのは好きじゃないから、オレは音楽やカルチャーで、政治に頼らなくてもいい世界をつくりたいと思ってるのね。実際、アメリカやイギリスだってそれがつくれてる。そこにいれば大丈夫だぜって世界を、日本でもつくりたいんだよ。こんな不安な世の中だけど、生きてりゃみんな不安はある。だけど人間って音楽とかを生み出すことで、いい感じでいられる頭を持った生物じゃん。みんなのマインドをいい方に向ける旗振りがオレらの役目だと思うんだ。みんなで協力して乗り越えて、いい感じで共存していこうってことをやりたい。みんなでさ、もっとデカいとこ目指そうぜ!
INTERVIEW:Keisuke Tsuchiya
●MINI ALBUM
02.09 On Sale
『PUNK ROCK THROUGH THE NIGHT』
難波章浩-AKIHIRO NAMBA-
NFCD-27303
¥1,980(tax in)
★難波章浩-AKIHIRO NAMBA-
http://akihironamba.jp/(PC・携帯)
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