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moumoonが待望のセカンド・アルバム『15 Doors』を3月2日にリリース! これまでにリリースされたヒット・シングルはもちろん、新曲もたっぷりと収録し、“15”のさまざまな世界観を1枚のアルバムにパッケージ!!


 今作に込めた思いを聞かせてください。

YUKA:“扉を開けてくれて、ありがとう。そして、ようこそ!”。今までリリースしてきた楽曲と新曲を合わせて、今までの、そしてこれからのmoumoonを1枚のアルバムにしました。

Masaki:moumoonが持っているいろんな面を聴いてもらえて、しかも全部聴き終えた時に、もっともっと好きになってもらえる1枚にしたいと思い制作しました。アルバム全体のイメージに対する、1曲1曲のつくり方が、前回よりもスムーズになったような気がします。

YUKA:私の中の勝手なイメージなんですけど、前作が“四角いカタチ”をしているとしたら、今回は“まあるい形に”なったかな…と。原動力となる感情の形が、音にも影響しているのかもしれません。

 今作を制作するにあたって、アルバムの全体像が広がった軸となる曲はありましたか?

Masaki:「15 Doors」ですね。“アルバムのタイトル曲をつくろう”と思ってつくった曲です。これまでのすべての時間軸がつながっているように、このアルバムがこれからのmoumoonにつながっているという感じです。

YUKA:「15 Doors」はアルバム全体に生命力、エネルギーを与えてくれた楽曲で。サビ最後の♩全部が リンクした今なら、、、! ♩という言葉も、今だから出てきたワードだと思います。“ひとつも無駄なことなんてなかった。全部がつながってた”。そんな思いをこの曲に込めたかったんです。

 アルバム・タイトルの“15 Doors”には、どんな意味が込められているんですか?

Masaki:“15の扉、どこからでも入って来てください。そして全部の扉を開けて、次の扉を見つけてください”っていう意味です。YUKAが、最初に「ドアがいい」と言いはじめて、そこからコンセプトがだんだんと固まっていきました。

YUKA:アルバムを構成しはじめた時には、すでにこのテーマが決まっていたので、“15曲”ということも決定していました。

 その15曲のうち8曲がシングルやミニ・アルバムからの楽曲ですが、この8曲の選考基準は?

YUKA:moumoonを知ってくれたきっかけは、みんなちがう曲だと思うんです。だから、‘09年以降、私たちがつくってきた扉はなるべく全部入れたかったんです。中でも「Sunshine Girl」という曲で知ってくれた人が多いと思うんですが、そことはまたちがう雰囲気の曲を聴いてもらうことで、もっと私たちのことを知ってもらえると思ったんです。「天国に一番遠い場所」はミニ・アルバムからの唯一の楽曲なんですが、構成して行くなかでアルバムに必要とされる“温かさ”となってくれる楽曲だったので、入れました。

 曲順を決めるにあたって、特に意識したのはどんなところですか?

Masaki:軽快な部分から、だんだん引き込まれていって、最後はほっこり、そして肩の力が抜けるようなアルバムに、という感じを意識して決まりました。

YUKA:だから、ライヴのセットリストを組んでいるような感じでしたね。するりと聴けるアルバムにしたかったので、前半と後半は疾走感を大切にしています。「15 Doors」を1曲目にしたのも、この曲はライヴを意識していたし、イントロがあって、そのあとにテンションが上がるものを1曲目に入れようというところからでした。

 「One Step」は孤独を感じさせつつも、すべてはどこかでつながっているという前向きな歌詞が印象的ですが、“人とのつながり”を実感するのは、どんな時ですか?

YUKA:つくっている最中は、苦しいこともあるけれど、“これが皆に届くなら”っていう気持ちが私たちを支えてくれます。だから、つながりを感じるのは“曲が人に届く時”ですね。

 「Blue Rain」は、原点回帰を感じさせるような世界観を持った楽曲ですね。

YUKA:もともとデモはあったんですが、今まで収録されることがなかったので、“今回は絶対入れよう!”と思っていた曲です。改めて構築し直して、かっこいい仕上がりになったので、フックになるといいなと思っていました。この世界観も好きになってもらえたら、とてもうれしいです。

Masaki:調べてみたら、デモをつくったのが‘09年の11月で、ちょうど「Sunshine Girl」をつくりはじめた数日前でした。“こういう風に見せたい”という意図はあまりなかったんですが、自分たちの好きな感じを自由につくっていたんだと思います。

 「Destiny」は、独特のリズムが印象的ですが、歌う上で、特に意識したのはどんなところでしたか?

YUKA:他の曲と比べても、丸裸な感じがします。途中で声が震えていたり。淡々とメロディに言葉をのせていったのですが、“途方もないさびしさ”を抜けて“涙みたいに温かいもの”を感じてもらえたらと思いながら歌いました。

 「HAPPY UNBIRTHDAY」は、ポジティヴなハッピー・ソングですが、この楽曲を制作するにあたって重視したのはどんな部分ですか?

Masaki:“けだるい雰囲気”と“元気なところ”とを両方入れた曲にしたいなと思ってつくりました。アルバムの終盤で、ポジティヴに終われるぴったりな曲になったと思います。

YUKA:“ウキウキなポジティヴ・ソング”に聴こえるか、良い意味での“やけくそソング”に聴こえるかは、聴く人のその時の気分で…という感じで書きました。デモではもっとひねくれた感じの歌詞だったんですが、ちょっとだけシニカルなにおいを残せたので、いいバランスになったと思います。

 DVD形態は2形態リリースされますが、まずは“MUSIC CLIP Ver.”の見どころを教えてください。

YUKA:今までつくってきたミュージック・クリップがすべて入っています! インディーズのデビュー・シングル「Flowers」のPVはお気に入りのひとつです。

Masaki:全部の映像が入っているので“moumoon総集編”という感じで楽しんでもらえたらと思います。とにかく、ヴォリュームがすごいです。

 “LIVE DVD Ver.”の見どころは?

Masaki:昨年の“中秋の名月”の1日限りのライヴ映像なので、“その瞬間の緊張感”とか、“ワクワク感”とか、そういういうものが詰まっています。しかも、音も映像もすごくいい感じなので、ぜひ見てほしいです。

YUKA:私たちのライヴへ来たことがない人も、このDVDでmoumoonのライヴの雰囲気を味わってもらえると思います。

 3月5日から全国ツアー『FULLMOON LIVE TOUR 2011「15 Doors〜どこまででもドアー〜」』がスタートしますが、こちらへの意気込みは?

YUKA:会場に来てくれるみんなへ、サプライズを用意しています! “自分だけの新しいドア”を見つけてもらえるような、新しい発見のあるライヴにしたいと思っています!

Masaki:全体を通してポジティヴで、でも一部分では面白い音のアプローチもする予定なので、楽しみにしていてください。イベントのライヴも楽しいですが、ワンマン・ライヴはいつもいろいろと練ってつくっているので、ぜひ来てほしいです。そして、これからも“自分たちがいいな、きっとみんなもいいって思ってもらえるにちがいない”という曲をつくっていくので、ぜひ聴いてください。

YUKA:これからも丁寧に楽曲をひとつひとつ、つくっていきます。みなさん応援してください!!


INTERVIEW:Shinji Takemura


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コメント (1件):

  1. すぐに予約しました!!

    FULLMOONTOUR どこまでもドア~ 

    の 大阪JANUSやつに行くつもりだったんですけど、、、

    用事が入ってしまい。 悲しかったです。

    そして、東北の地震で苦しんでる方が多くいることは現実ですが、

    ムムンにはその人たちを助けることができるぐらい素晴らしい曲を作ってくださるので

    頑張ってください。ぼくもできる範囲で頑張ります。。。

                                      RIKU

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