RUSHMORE


L to R:Nozomu Wakai(g), Mitsuru Igarashi(key), Mitsuru Nishimura(vo), Mitsuhisa Sakamoto(g)

マイコーりょうや吉沢明歩が出演の配信限定シングルのPVが話題沸騰! 五十嵐 充が結成した初の男性ヴォーカル・バンドRUSHMOREが、12月23日にファースト・アルバム『REASON OF FOUR SEASONS』をリリース! 西村の優しくも力強いヴォーカル、若井と坂本による80年代ロックを彷彿とさせるツイン・ギター、五十嵐が奏でる甘美なシンセサイザーが融合した美メロ・ロック!!


4ヵ月連続のシングル配信を経て、いよいよアルバムがリリースされますが、今のお気持ちは?

五十嵐 充:気分的には落ち着いていて、ホッとした気持ちもあるんですが、同時にちょっと寂しい気持ちもあります。“終わっちゃったな”みたいな。なにせ2年近くかかってますから(笑)。

西村生津琉(みつる):CDという形でリリースされることで、達成感が強いですね。気持ち的にも、ようやく次の段階へ移れるといった感じだし。

今作には五十嵐さん以外による楽曲も収録されていますね。

五十嵐 充:僕だけの楽曲だと、カラーが統一されてしまうので、フックや場面展開で別の人間がつくったものも必要だと感じたんです。

坂本光久:RUSHMOREに入る前は、バックトラックをつくりつつ、メロディもつくるやり方だったんですが、RUSHMOREは西村というバンドの顔がある以上、ヴォーカル・メロディを第1に考えて、そこからバックトラックをつくったんです。自分にとって新しいやり方だったので面白かったし、同時にすごく勉強にもなりましたね。

五十嵐 充:ギタリストなりのアプローチの仕方があると思うんです。そうすると鍵盤へのアプローチも当然変わってきて、正直「え?」って思うようなのもあるんですが(笑)。それはそれで、こういうアプローチの仕方もあるんだっていう新しい発見になりますね。ある程度、つくり込んでくれってオーダーを出したこともあるんですが、足りないものを補う程度なので、そういう意味では楽ですね。

ヴォーカル視点から楽曲のちがいは感じますか?

西村生津琉:もちろんあります。五十嵐さんのは、切なさの中に優しさがあるので、それをどう活かすか意識しましたし、坂本さんの楽曲が持つするどさに対しては2人で意見を交わしながらやったので、意思の疎通がしっかりとできました。

坂本光久:こいつ、結構はっきり言うんですよ。家に呼んで仮歌を歌ってもらう時に「こういう曲もあるんだけど」って聴かせると「ちょっと俺の良さが出ていないと思うんですけど」とか(笑)。まぁ、そういうフィードバックが西村からあるのは、ありがたいことでもあるんですけどね。

坂本さんは「CALL」で作詞もされてますね。

坂本光久:曲をつくっている時から詞のイメージが頭にあるんです。この曲は、秋から冬にかけて、昔の恋を思い出している男性のイメージがあったので、それを西村に話して仮歌を録ったんですが、そこまで具体的なイメージがあるなら自分で書けばいいじゃんっていう話になって(笑)。作詞は、はじめてだったんですが、自分のイメージを言葉にするのは作曲者としても大事なことだなと感じましたね。

「FLY INTO THE LIGHT AGAIN」は、北野さん(ストロボ/元day after tomorrow)が作曲をされていますが、これはどういった経緯で?

五十嵐 充:これはRUSHMOREをはじめるきっかけの曲で、この曲でヴォーカルのオーディションをやったんです。そういう思い入れのある曲なので、バンド・メンバーの曲じゃないけど、ファースト・アルバムに入れたいと思っていて。メンバーじゃない人に作曲をお願いするのは、海外でもよくあることだし、いい曲ならば、それを誰が作曲したかにこだわる必要はないし。アレンジは自分たちがするんで、そこで自分たちの色を出せばいいわけですから。

西村生津琉:この曲は一番付き合いが長い曲と言っても過言じゃなくて。五十嵐さんと会った時からこの曲と触れ合ってきて、メロディが体の中に入っているから、あとはどう表現するかというところに専念できたので、歌いやすかったです。

リスナーにはどう受け止めてもらいたいですか?

五十嵐 充:正直に言うと、詞の内容は女々しいんですよ(笑)。だから、女性には男ってこんなもんなんだよっていうのをわかってもらって、男性には俺もこんな感じかもって重ねてもらえるとうれしいですね。

坂本光久:ハード・ロックや80年代のエッセンスを取り入れた、すごくポップスなアルバムに仕上がっていているので、ポップスとして聴いてもらいたいです。

五十嵐 充:ポップスと言いつつ、ポピュラーじゃないからポップスじゃないんだけどね(笑)。
坂本光久:そこもポイントですね(笑)。あと、長いギター・ソロやバッキングのリフなど、今の時代の流れでは考えられないようなプレイがいっぱい入っていて。そこはあえて狙ってやっているので、プレイヤーとしては、そこにも注意して聴いてもらいたいです。

西村生津琉:RUSHMOREというバンドをわかってもらう方法としては、このアルバムを聴いてもらうのが、一番いいと思うので、ひとりでも多くの人に聴いてもらいたいです。今までファンの方との接点は、配信やブログに限られていたので、このアルバムをきっかけにして、いろんな形でコミュニケーションをとれたらと思います。これからもよろしくお願いします。

INTERVIEW:Shinji Takemura

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