北口 和沙：小学4年生の頃に、大好きな音楽の先生が、授業で歌う楽しさを教えてくれたことが、音楽に興味を持ったきっかけですね。その頃は、宮崎駿さんの映画が好きで、その主題歌をよく聴いていました。中でも、米良美一さんの「もののけ姫」がお気に入りでした。

北口 和沙：中学生になってからは、大黒摩季さんや小柳ゆきさんを聴いたり、海外アーティストでは、ジャニス・ジョプリンをモデルに描かれたベット・ミドラー主演の映画『ローズ』に影響を受けて、ジャニス・ジョプリンを聴くようになりました。ジャニスは今でもよく聴いていて、私が目標にしているアーティストでもあります。人の強さや弱さを恥じることなく表現しているところが魅力だし、ステージに立って歌う彼女の存在感には憧れますね。

ですが、音楽を仕事にしようと意識したのはいつ頃だったんですか?
北口 和沙：本格的に“アーティスト”を意識しはじめたのは、中学2年生の時です。’06年のオーディションでは「審査員特別賞」をいただいたんですが、以前に一度、オーディションで落選したことがあったので、本当にうれしかったです。

北口 和沙：集中力や発声という面では、かなり役立っていると思います。残念ながら今は忙しくてやっていないんですが、機会があれば、また通いたいと思っています。

北口 和沙：とてもうれしいです。だけど、その反面、もっと学ばなければいけないことがたくさんあるし、自分自身の思いをどこまで伝えられるんだろうかと考えると、不安もあります。でも、自分の性格の長所として、“これ!”と思ったら何ごとも最後までやり通すところがあるので、私の歌がより多くの人の心に響き、そして届くように、ひたすら前へ前へと前進していきたいと思います。

北口 和沙：なんか不思議な気持ちですよね。この曲は“好きになるはずがないと思っていた人に恋をしてしまう女性”をテーマに歌っていて、ドラマとリンクしているんです。だから、恋の予感が徐々に高まっていく感じを大切にして。ただ、“恋をしている感情をどう歌で表現するか?”、考えれば考えるほど、その答えがわからなくなってしまうこともあったんですが、そこは何度も歌って、恋に落ちていく感情を出せるように、気持ちを込めて歌いました。

北口 和沙：あったかもしれませんが…ヒミツです（笑）。でも、同じような経験をしたことがある人は多いと思うので、共感してもらえると思います。

北口 和沙：周りのスタッフのみなさんのおかげで楽しく撮影することができました。朝早くから寒い中、私のために集まって、協力してくださったみなさんの温もりと優しさに1日中触れて、撮影が終わった後には、感極まって思わず泣いてしまいました。

北口 和沙：興味はもちろんあります。最近、ノート・パソコンを手に入れたので、ちょうどその勉強をはじめたところです。

北口 和沙：私は“歌は心の薬”だと思っていて、私自身、音楽に助けられたことがあるんです。だから、今度は私の歌が、みなさんにとっての治療薬になれたらなと思っています。同じ時代を生きている、ひとりでも多くに人の心に、“北口 和沙”という人間を刻んでもらえるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。