moumoon
11月10日にトリプルA面シングル「moonlight / スカイハイ / YAY」をリリースしたmoumoon。この作品に込めた思いをヴォーカルYUKAに直撃! 12月1日にリリースされたモノコムサとのコラボ第2弾シングル「my Secret Santa」についても語ってもらった!!
YUKA:全体的な流れも含めて、いい形で仕上げられたかなと思います。全部が前面に出るので、全曲まんべんなく聴いていただけると思うと、うれしいですね。カップリング曲という扱いだと、陽の目を見るのがライヴの時だけになりがちなんですけど、今回はすべてがA面扱いなので、ありがたく思っています。
YUKA:そうですね。結構ギリギリになるまで曲順は決めていなくて。最終的には、段々とアップテンポになっていくのが一番いいなということで、夜の曲、朝の曲、元気になりたい時の曲っていう、この流れに落ち着きました。
YUKA:プレッシャーはいつも感じているので(笑)。でも、あまりいろいろと考え込みすぎない方がいいというのはわかっていたので、“今、どういうことを伝えたいか”ということを一番に考えて、moumoonの曲を聴いた時に感じる気持ち良さを特に意識しました。たとえば「moonlight」で言えば、冬独特の切ない感じというか、冷たい風が吹いて胸がキュンとするような時ってあるじゃないですか。そういうのを曲にのせて、聴いてくれた人がちょっとドキドキしてくれたらなって。
YUKA:そうですね。今まではあまりそういうのを意識してつくっていなかったので、逆に新鮮だなと思って。今回の3曲は、冬に聴いたらちょっとドキドキするようなキラキラした音も入れていて、特に「moonlight」は寒い冬の夜をイメージしているので、今の季節にピッタリなんじゃないかなと思います。
YUKA:「満月ロゼ」というワインのCMソングということでお話をいただいて、特に“こういう感じの曲で”というのは言われなかったんですけど、どこかでリンクできたらいいなと考えていて。柾くんがつくった曲を聴いた時に、聴いた人がうっとりするような感じを出したいなと思ったんです。冬の独特の切ない感じって、誰かを好きになってキュンとするような感じと似ていると思うんですよ。そういう雰囲気をどうやったら出せるかなと考えて、月明かりに照らされて、主人公の女の子がクルクル踊っている姿や、何気ない帰り道を歩いている姿とか、いろいろな情景やストーリーを浮かべながら書いていきました。
YUKA:たぶん、私がカメラ目線で歌っているからですね。昔からなんですけ
ど、カメラが近づいてくると顔をプイッとそむけるクセがあるんですよ(笑)。なんか照れくさいというか。でも、今回はとても酔いしれることができる気持ちいい曲ができたから、挑戦してみようと思って。この曲だったからこそという部分があるので、次はまた照れちゃってできないかも(笑)。
YUKA:“こういうイメージで撮ってほしい”というのは言っていなくて、完全に監督にお任せだったんですけど、原っぱに白い椅子のようなものがあって、風船を持って歌うシーンとか、本当に夢に出てきそうな情景があったりして、曲を聴いて、監督はこういう世界をイメージしたんだっていうのが面白かったですね。でも、すごく素敵な世界観で、映像と曲と合わせて聴くと、より深く入り込めると思うので、みんなにもぜひ観てもらいたいです。素敵な映像をつくっていただけて、本当によかったなと思います。
YUKA:抜けるような冬の空みたいな感じでスッキリする曲なので、私の中では“歯磨き粉”みたいなイメージだったんですよ(笑)。なんて言うか、すごく“シャキーン!”ってなりそうな。日常の中でモヤモヤすることとか、アップダウンすることがあるんですけど、そんな時にパーッと晴れた気持ちいい日が訪れると、窓を全部開けて掃除したくなるんです。部屋の模様替えとかも昔はよくやっていたし。だから、聴いた人にも、そういうきっかけになったらなと。たとえば、笑ったり、泣いたりすると、想像できないくらい心がスッキリすることってあると思うんです。私にとって、お掃除って、それと同じくくらいの効果があるので、そういう思いが曲に詰まっています。
YUKA:引っ越してから、部屋に合わせたベストの配置になっているんで、動かしたくても動かせないんですよ。逆に動かすと収拾がつかなくなっちゃいそうで(笑)。学生の頃とかはよくやっていたですけどね。友達にも、すごく模様替えが好きな子がいて、家に遊びに行ったはずなのに、1日模様替えを手伝わされて終わったなんてこともありました(笑)。
YUKA:ありがとうございます。歌詞はいつも通り、思いついた時にノートに書いておいて、あとからそれを辞書みたいにして“あ、これよかったな”って思いながらパソコンに打ち込んでいきました。金魚も飼っていないし、ネコも飼っていないし、どちらかと言うと犬派なんですけど…って関係ないか(笑)。でも、本当に自分の生活にはない“金魚鉢”とか“ネコの毛玉”っていう言葉がパッと出てきて。そういうのが出てきたのは、本が本当に好きでよく読むので、そこで素敵だなと思った世界観が、無意識ににじみ出てきたんでしょうね。こういう寒い季節だと、背筋がピシッと伸びる感じがあるじゃないですか。本当にそういう雰囲気で、自分の気持ちも励ますような感じで言葉が出てきたんだと思います。
YUKA:いろいろな作品の歌詞を書いていた頃だから、ハッキリ覚えていないんですけど、そんな時期だったのかな。ただ、こういう世界にいたら、すごく素敵だなと思いながら書いていましたね。“喜びも悲しみも、たくさん欲張った方が人生は豊かだな”なんて、当たり前のことなんですけど、それを改めてポップな感じで書けたかなと。当たり前のことって書くのがすごく難しいから、このタイミングで思っていることを残せてよかったなと思います。
YUKA:インストア・ライヴでも、そういうお客さんが多いですね。みんな自然と体が動いちゃうみたいで。この曲は最初打ち込みばかりだったんですけど、生の楽器をちょっと入れて、それがすごく踊れる感じを出していると思います。ミックスし終わった時に柾くんと2人で聴いて、“いい感じになって、よかったね”って言い合っていました。
YUKA:私の中ではメッセージ性が強い曲で、♪まるごと全部愛してみる♪っていうフレーズが大好きです。“不安も期待もあるけど、それら全部ひっくるめて大好きです”っていう曲なんですけど、改めて昔のことを振り返りながら書いた曲なので、自分の思いがギュッとこもっています。
YUKA:とにかく華やかなイメージで、モデルさんたちの笑顔に目を奪われると思います。お洋服を選んだり、メイクをしたり、日常的なことなんですけど、それにこだわりたくなるような映像になっているので、ぜひ女の子に観てもらいたいです。
YUKA:前作と同じで、モノコムサさんがコンセプトとも言えるような歌詞を用意してくださっていたので、そのストーリーを読んで柾くんが曲を起こしていったんですけど、子供も大人も楽しめるような、歌声とか、音とかを私たち自身が楽しみながらつくっていきました。歌詞のストーリーはすごく現代的で、絶妙な切なさを持っているんですけど、サウンドを含めて全体的に温かくなれるような曲になったと思います。
YUKA:いつもとちがうので“挑戦”という感じはありましたけど、苦労したことはなかったです。歌詞を自分で書いていないので、最初は“大丈夫かな。ちゃんと歌えるかな”とか思っていたんですけど、歌詞の細かいところまですごく読み込んで、自分の中に取り込んでいくのがすごく楽しかったです。歌声も、音も、いつもと少しちがうと思うんですけど、ぜひ映像と楽しみながら聴いてほしいなと思います。
YUKA:たくさん曲をつくっていく中で、私と柾くんと世界観を共有するという面においてすごく進化したし、ライヴもこれまでで一番たくさんやれたので、すごく濃い1年だったなと思います。これからもみんなが聴いた時に“あ、やっぱりmoumoonっていいな”って思ってもらえるような作品を丁寧につくっていくので、楽しみしていてください。
YUKA:毎回スペシャルなことをしたいなと思っていて、どうやったらみんなを驚かせられるかイメージをわかせているので、楽しみにしていてほしいなと思います。すべてバンドでまわるので、アルバム以上の音を届けられるように頑張ります。みなさん、ぜひ観にきてください!
INTERVIEW:Shinji Takemura
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http://www.moumoon.com/(PC・携帯)
ムムン大好き~~!
これからもいろんな曲よろしくお願いします。