TRICERATOPS

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L to R:Sho Wada(vo,g), Yoshifumi Yoshida(dr), Koji Hayashi(b)

“踊れるロック”を提唱する3ピース・ロック・バンドTRICERATOPSが、ジャンルの垣根を越えたアーティストたちとのコラボ曲を収録したミニ・アルバム『WE ARE ONE -CERTIFICATE-』を12月29日にリリース! “僕らはひとつ”というメッセージを“証明”する作品が完成!!


 今作のミニ・アルバムは、TRICERATOPSにとって、どんな位置づけの作品になりましたか?

和田唱:もともと僕ら自身、さまざまなタイプの音楽を愛しているので、タイプのバラバラな方たちと4曲もコラボレーションできたこのミニ・アルバムは“自慢したい度”がすごく高い作品です(笑)。それと同時に、バンドの可能性を高めてくれた作品でもあると感じています。

 今作のタイトルは、前作の『WE ARE ONE(僕らはひとつ)』というタイトルに“CERTIFICATE(証明書)”というサブタイトルが付けられていて、コラボ曲を中心に収められた今作にピッタリなタイトルだなと感じました。

和田唱:まさに“僕らはひとつ”を証明できたひとつの形だと思ったので、すんなりと出てきました。まぁ、“証明書”という単語は辞書で調べたんですけど(笑)。

 「WE ARE ONE」は、もともとHOME MADE 家族との共演をイメージして書かれたそうですが、となると「WE ARE ONE -Fickle Remix-」の方がオリジナルなんでしょうか?

和田唱:HOME MADE 家族との共演をイメージしていたけど、もともと僕ら3人の「WE ARE ONE」を彼らに渡して、それを料理してもらうつもりだったので、「WE ARE ONE -Fickle Remix-」のようなヴァージョンは、僕らの頭の中にはありませんでした。だから、「WE ARE ONE」のTRICERATOPSヴァージョンは、いわゆる素の状態なので、こっち(TRICERATOPSヴァージョン)の方がオリジナルと言えるのかな。

 「WE ARE ONE -Fickle Remix-」の制作は、どのように進めていったんですか?

和田唱:新たにMICRO君が加えてくれた歌詞やKURO君が書いたラップは、彼らと何度もメールや電話で話す中で、彼らがイメージをふくらませてつくってくれました。僕らのヴァージョンが完成する前から、彼らには歌詞を書き直すたびに送ってました(笑)。トラックもイメージ以上のものができ上がって、すごくうれしいです。

 楽曲制作を一緒にしてみての感想は?

和田唱:とにかく彼らとの作業は笑いが絶えません。僕らの相性は、すごくいいと我ながら思ってます(笑)。もっと大事な部分で言うと、彼らは絶対妥協しない、音楽に超真面目な人たちで、素晴らしいと思います。

 レコーディング作業や楽曲制作を進めていく上で、なにか思い出に残っていることはありますか?

和田唱:MICRO君とKURO君が2人とも名前に“クロ”が付くので、「じゃあ、全員“クロ”が付く名前を考えよう!」って考えたり。くだらな過ぎるので全部は言いませんが、そんなことばっかりやってました(笑)。

 今作の曲順に関して、特に意識したことはありあますか?

和田唱:まずは若手の(菅原)卓郎くんにカマしてもらって、次にMayちゃんが出てきてパッと華を添えてもらい、いよいよ大御所のフミヤさん登場! みたいな(笑)。で、最後に今回の重要なテーマをHOME MADE家族とともに歌って締めくくると。今回はそういう曲の流れがあったので、ひとつの作品としてベストな曲順にしました。

 前作『WE ARE ONE』の黄色一色のジャケットもインパクトが強かったんですが、続く今作は緑一色のジャケット。一色で統一するというジャケット・イメージは最初から持っていたんですか?

和田唱:これはもう完全にパッとした思いつきです(笑)。でも、直感がすべてなんで、大事にしています。

 今作には、どんな思いを込めていますか?

和田唱:“音楽のジャンルだけでなく、人と人ってそんなにちがわない、一見ちがう人間同士のように感じても、仲良くなれるんじゃないか?”って事を確かめてみたかったし、現に僕たちは全行程をとても楽しみました。この作品を通して“みんなひとつなんだよ”っていうメッセージを伝えることができたら最高です。

 ’11年3月24日・25日には、赤坂BLITZで『DINOSAUR ROCKN’ ROLL』のvol.5が約2年半ぶりに開催されますね。

和田唱:今のところ、僕ら主催の唯一のイベントでもあるし、他のバンドやアーティストとの交流を深める大事な場で、いつか大きな会場でできるようになるのが夢です。なんたって、タイトルがタイトルですから(笑)。まだ、だいぶ先のことなんで、具体的な構想はないんですけど、2日間とも大幅にセットリストを変える予定です。

 ‘11年はどんな年にしたいですか?

和田唱:僕個人としては、とにかく“いい曲をつくる”。それがすべてです。これからも妥協せずに、自分の信じた音楽をつくっていくので、みなさんもついてきてください!


INTERVIEW:Shinji Takemura


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『WE ARE ONE -CERTIFICATE-』
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