エリオット・ヤミン
エリオット・ヤミン:日本でライヴをするのは、いつもすごく楽しみにしているけど、今回は新曲を披露するから、それが特に楽しみだし、みんながどんな反応をみせてくれるのかワクワクしているよ。それとバンドと一緒のステージをみんなに見せられるのがうれしい。バックに生楽器がある方が、歌う上でインスピレーションを得られるからね。
エリオット・ヤミン:僕もはじめて日本でライヴするまで、そう思っていたんだけど、実際には正反対で。すごく情熱的に歌に聴き入ってくれているので、日本でライヴをするのはすごく楽しいよ。
エリオット・ヤミン:自分流にやれたことかな。生の楽器も使ったし、曲づくりにも積極的に関わったし、共同でプロデュースにも参加したし。今までこんなにも1曲1曲に突っ込んで関わったことはなくて。
エリオット・ヤミン:時間に余裕があったのと、自由にやれる環境にあったということ。そして、何より素晴らしいプロデューサーとの出会いだね。バンドのメンバーでもあるアーロン・ゴールドスタインと、彼の友達でもあるブレット・ノーランと3人でプロデュースをしたんだけど、彼らと一緒に仕事ができて、すごくよかった。
エリオット・ヤミン:さっきも言ったけど、“自分流”にやることかな。自分にとって、これはものすごく重要だった。メジャーのアーティストならさまざまな面でレーベルからサポートを受けられて楽だと思うんだけど、僕はインディー系のアーティストだから最終的に自分でいろいろとやらなくてはいけなくてすごく大変なんだ。でも、大変だからこそ、でき上がったものに対する思い入れも強いし、それと同時に自分にとって正解の道を、自分で選んで突き進むことができる。要するに、契約による制限が少ないってことだね。あと、今回は、いろいろ試行錯誤をしたり、考え方を変えることによって、決まりきった考え方や、やり方から脱出することができた。だからこそ、今までの自分にはないクリエイティヴな作品に仕上げることができたと思うし、アーティストとしても、ソングライターとしても、プロデューサーとしても新しい自分を発見することができたんだ。
エリオット・ヤミン:確かに今回は、今までに使っていないような歌い方をしているけど、自分で意識したというよりは、曲に導かれて…という感じかな。たとえば、ライヴでステージに上がって歌っていると、時々自分をコントロールできなくて勝手に体が反応することがあるんだけど、今回もレコーディングの時に曲に導かれて、自然とそういう歌い方になったんだと思う。
エリオット・ヤミン:とにかくみんなが楽しみながら、歌って踊れるような曲をつくりたかったんだ。心配ごとを抱えてクヨクヨ悩まないで、今はパーティを楽しもうよ! っていうイメージ。そういうパーティの雰囲気を出したくて、人がしゃべっている声や、グラスが触れ合う音を入れて工夫した。自分はビジネスよりも音楽が好きでそのためにやっているんだから、ビジネスのことなんか放り投げて音楽に没頭したいっていうことを歌っているんだ。インディー系アーティストだと、ビジネス面において時にシビアにならなきゃいけないこともあって、そのことばかり考えていると、何のためにやっているのか見失ってしまいそうになることもある。でも、そんなことのために歌っているんじゃないっていう、今の自分の心境を表した歌だね。
エリオット・ヤミン:“Gather ‘Round”は会話のきっかけとしてよく使われる言葉で、“ちょっとこっちにおいでよ”っていう呼びかけなんだ。だから、自分の世界にみんなを呼び込むと言うか、“みんなでひとつになって、曲を通して僕の言いたいことを聞いてくれ”っていう意味を込めている。アルバムにはぴったりだと思って。
エリオット・ヤミン:誇りに思える作品になった、と思ったよ。とにかくサウンドがすごくよかったし、クオリティに関しても、歌詞に関しても、トラックに関しても、すべて自分でも素晴らしいなと思えるデキになっていて、すごく達成感があったね。
エリオット・ヤミン:インスピレーションを感じて、歌詞に共感して、とにかく楽しんでもらえたら最高だね。アーティストとして僕はまだまだ駆け出しで、そんな僕をみなさんが応援してくださるからこそ、大好きな音楽で活動続けることができているので、心の底からありがとうと伝えたい。今後も日本で活動を続けられるように、頑張っていきます。
INTERVIEW:Shinji Takemura
●ALBUM
02.02 On Sale
『Gather ‘Round』
ELLIOTT YAMIN
AVCD-38170
¥2,000(tax in)
★ELLIOTT YAMIN
http://yamin.jp/(PC・携帯)
これからもエリオットには
”良質な作品”を世に送り出して欲しい!と思えたアルバムでした^^
歌い継がれて欲しい楽曲ばかりです