Coco d’Or
SPEEDのhiroこと島袋寛子が、’04年にスタートさせたジャズ・プロジェクト、Coco d’Or(ココドール)。約5年ぶりのリリースとなるアルバム『Coco d’Or 3』(3月9日にリリース)は、彼女のジャズに対する情熱が伝わってくる作品に仕上がっている!
島袋寛子:やっと、みなさまのもとに作品を届けられることになりました。この機会に恵まれたことを本当に心から感謝しています。今作は“原点回帰”ということもテーマに、COLDFEETのお2人からサポートを受けながら、ゼロから組み立てています。選曲に関しても、私が歌いたい曲を選ばせていただいて、そこから、アルバムの形を見つけていきました。
島袋寛子:私がいつも聴いているスタンダード・ナンバーを軸に、ポップスを数曲取り入れています。ポップス曲に関しては、“マシューズさんがどうアレンジしてくださるのか?”という期待感を胸に選ばせていただきました。
島袋寛子:COLDFEETのお2人が、MJQのメンバーであるルー・ソルフさんととても仲がよくて、そこからつなげていただいたんです。ニューヨークのジャズマンたちの音楽を身近に感じられる最高の機会を目の前にして、飛び込まない理由がありませんでしたね(笑)。マシューズさんは、優しくて、とても気持ちのよい素敵な方で、作品づくりでは厳しさもありましたが、音楽にお人柄が出ていると思います。
島袋寛子:“優しいおじさまたち”といった印象だったんですが、楽器を手にすると大変身して“音を楽しむことが音楽”ということを再認識させていただきました。音楽に対して貪欲な一面にも、とても刺激を受けましたし、それでいてすごく自然体なところが驚きでした。ニューヨークの街で音楽をされている方々が、“どんな姿勢で音楽に取り組んでいらっしゃるか”という興味が大きくて、今作はニューヨークでレコーディングを行なったんですが、本当に大きな経験になりました。
島袋寛子:緊張感を大事にして、感情的になりすぎないよう語るように歌いました。
島袋寛子:この曲も大好きな曲でよく聴いていたので、歌わせていただけることへの感謝の気持ちを大切に歌っています。ノラさんのスペシャルな歌声が、大好きなんです。
島袋寛子:終始リラックスしながら撮影ができました。大好きなニューヨークの街で、大好きなジャズを、大好きな方々と一緒に感じられる毎日がとても幸せで…。その様子を映像に残せて、本当によかったと思います。
島袋寛子:そういう感情の高ぶりは意図していなくて、知らないうちに自然と高まっていっていたんだと思います。なぜかアメリカの移動遊園地で愛をつぶやく女の子の映像がずっと頭の中でぐるぐるしていたので(笑)、この曲はつぶやくように歌いたかったんです。それでCOLDFEETのお2人にディレクションしていただきながら、形にしていきました。
島袋寛子:ずっとMaynardさんの歌声が好きで、この曲のデュエットにぴったりだと思い、お願いしてみたところ引き受けてくださって本当に感謝しています。デュエットする時には、いつも“寄り添うように”ということを大切にして歌っています。レコーディングもとても楽しく進みました。
島袋寛子:日本語の♪なんでもかんでも あげましょう♪というこのフレーズが、とても印象的でインパクトがあったので、“そのまま日本語で歌いたい!”という思いからです。すごくいいアクセントになったと思います。
島袋寛子:私にとってミュージカルの場は、いつものスタイルとは全然ちがうので、学ぶことが多く、とても鍛えられています。歌、演技、ダンス、すべての要素を必要とする場なので、本当にすごいお仕事だなと思います。
島袋寛子:このライヴでは、hiro名義の楽曲や、邦楽のカヴァーをさせていただく予定で、ゆったりとした時間にできたらと思っています。Coco d’Orを歌う予定は今のところないんですが、このライヴとは別に、Coco d’Orのライヴをやりたいと思っているので、楽しみに待っていてください。
島袋寛子:ジャズからは、いつも“自由”を感じます。これからもいろんな楽曲に触れ、たくさんのミュージシャンの方々とご一緒していけたら幸せです。いろいろなことに挑戦していこうと思っているので、みなさんも一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。
INTERVIEW:Shinji Takemura
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