Selena Gomez & The Scene

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ブリトニー・スピアーズ、ヒラリー・ダフ、マイリー・サイラスなど数多くのスターを生み出し続けているディズニー・チャンネルから、またひとり大型新人が登場!! 『ウェイバリー通りのウィザードたち』で主役を務め人気のセレーナ・ゴメスが、2月24日、『Kiss & Tell』でついにデビュー!!


 10歳のときから子役として映画やテレビで活躍してきたセレーナ・ゴメス。まだ17歳とはいえ女優としてはちょっとしたベテランと言っていいかも。現在はディズニー・チャンネルの人気番組『ウェイバリー通りのウィザードたち』で魔法使いの見習い・アレックス役でキュートな魅力を振りまいている。

セレーナ・ゴメス:『ウェイバリー通り〜』がヒットしたのはマジックがあるからよ。誰だって、姿が見えなくなったり時間を巻き戻したりできたらいいって思うでしょ? それと同時に、魔法が使えても普通の子供たちと同じように学校に行ったり、家族の問題で悩んだりしてるんだから、誰にでも共感が持てるじゃないかな。

 セレーナと番組中のアレックスに共通点はあるの?

セレーナ・ゴメス:私はお母さんに口答えなんかしないタイプよ。それに、あんなにトラブルに巻き込まれたりしない(笑)。だけど、いつも自分を抜け出して全然ちがうキャラクターを演じるのを楽しんでいるのよ!

 そんなセレーナ、今までにも映画『ティンカー・ベル』の英語版エンドタイトル「フライ・トゥ・ア・ハート」や自身が主演した映画『シンデレラ・ストーリー2:ドリームダンサー』のサントラ、そして『ウェイバリー通りのウィザードたち インスパイア・アルバム』などでも愛らしい歌声を披露していたが、このたびアーティストとして初のアルバム『Kiss & Tell』を発表することになった。

セレーナ・ゴメス:私のデビュー・アルバムだから、まったくはじめてスタートするものとしてまっさらな気持ちで取り組んだの。絶対いいものにしたかったから1年半かけてじっくりつくったのよ。

 どんなアルバムをつくりたかったの?

セレーナ・ゴメス:情熱的で、楽しくて、聴いていて元気がもらえるようなアルバムね。だから、バラードは1曲だけにしたの。もっと飛び回ってエンジョイできるような音楽にしたかったから。

 アルバムはワクワクするようなポップ・ロックが満載。あなたのヴォーカルはキュートながらすごくパンチが効いていますよね。

セレーナ・ゴメス:アヴリル・ラヴィーンやパラモアが好きなのよね。エッジが効いたものに魅かれるの。ケリー・クラークソンもよく聴いてるわ。

 失恋の歌も多いけれど、まったくメソメソしていないのがセレーナ流。父親はメキシコ出身、母親はイタリア人、というラテンの血のせいか、とても明るくポジティヴ。

セレーナ・ゴメス:女の子なら誰だって失恋は体験するものよ。そういう時は落ち込んじゃうでしょ。私は失恋の歌を、悲しいものじゃなく,励まされるようなものにしたかったの。ステージで歌うときも痛みを引きずっているのはイヤ。思いっきり元気に弾けたいのよ。

 あなたがアルバムのために書いた曲「I Won’t Apologize」もそんなあなたらしいキャラがよく出ていますね。

セレーナ・ゴメス:人にかっこ良く見られたいとか、彼氏に合わせたいとかで本当の自分をコロコロ変えてしまう女の子たちに向けて書いた曲なの。そのままのあなたでいいのよ! って女の子を勇気づけるパワフルな歌よ。

 アルバムのために何曲か書いていたそうですが、実際収録された自作曲はその1曲だけですね。

セレーナ・ゴメス:自分がまだそんな素晴らしいソングライターじゃないってわかっていたから(笑)。私は全部自分が書かなきゃ気が済まないってタイプじゃないしね。たぶん次のアルバムではもっと頑張るんじゃないかな。だって曲を書くのはすごく楽しかったから。

 レコーディングで大変だったことは?

セレーナ・ゴメス:全プロセスがすごく勉強になってワクワクしたけど、自分に何かできないことがあると、私って完璧主義者だから自分に対して頭にきちゃうのよね。すごくフラストレーションが貯まっちゃったこともあったわ。

 アルバムの名義が“セレーナ・ゴメス&ザ・シーン”になっている通り、彼女には頼れるバック・バンドがついている。現在はバンドを率いて初のツアーを敢行中だ。

セレーナ・ゴメス:音楽をみんなでつくり上げるバンドっていうアイデアがすごくいいと思ったの。それにはじめてのパフォーマンスをひとりきりでやるなんて心細くてイヤだったのよ(笑)。彼らが一緒にいてくれると楽しいし、音楽に暖かい要素が加わってすごくいいと思う。

 ツアーを楽しんでいますか?

セレーナ・ゴメス:もちろんよ。私が何より好きなのはファンと一緒にいることだから。ファンのみんなと一緒に音楽をわかち合えるのは最高。映画やテレビの世界では絶対ない体験だものね。しっかりツアーのキャリアを積んでいけるように頑張りたい。世界中をツアーできたらいいな!


INTERVIEW:Atsuko Numazaki


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