twenty4-7

01_twenty47_610350
L to R:ME、MIKA

自らの体験を歌詞にし、それを音と融合させるスタイルで、幅広いシーンで活躍するtwenty4-7。爽やかなドライブ・チューンやパンキッシュなロック・ナンバーなど、“今までのtwenty4-7”に“新しいtwenty4-7”をブレンドしたニュー・アルバム『ONE』が2月24日にリリース!


 レコチョクで先行配信されている「愛の色」が、クラブうたウィークリーで1位を獲るなど、2人の中でも期待感が高まっていると思いますが、リリースを直前に控えた今のお気持ちは?

ME:今はドキドキしていて、ちょっと興奮気味です(笑)。早くみんなと一緒に歌いたいので、もう少し待っていてください!

MIKA:制作中は無我夢中でつくっていて、すべてができ上がってリリースする直前っていうのは、いつものことなんですが正直、楽しみな反面、不安な気持ちが大きいですね。ただ、その分、反響があると、言葉に表せないほどうれしいです。

 タイトルの“ONE”には、“みんなひとつ”という思いが込められているそうですが、この気持ちはどんなところから?

MIKA:これは、大切なことを伝えようと思ったことからたどり着いた答えなんですが、小学生の頃、勉強嫌いだった自分自身にとっての教科書というのが歌詞カードだったんです。私にとって“音楽=歌詞カード”であり、それをずっと信じてきました。30歳になって、たくさんの大きな愛や幸せに、自分自身が心から気づけたからこそ、信じてきたことを実現するのは今だと感じたんです。そして、きっとみんなもそのことにいつか心から気づける日がくる…その時に“We are ONE”になれると思います。それと、このアルバム全体を通して伝えたかったのは、“大きな愛”や“温かさ”だったので、リード曲にもなっている「愛の色」が、このアルバムのメッセージを象徴する1曲になっています。

 前作『PROGRESS』では、多くの方とコラボしていましたが、今作は“2人でつくり上げたものを”ということですね。その思いは、制作をはじめる段階からあったんですか?

MIKA:そうですね。『PROGRESS』は、クラブ・シーンでずっと活動してきた原点やルーツを表したかった作品だったので、自分自身がクラブ・シーンで残っていくために、たくさん勉強させてくださった先輩方をフィーチャーしたかったんです。でも、今作は、より等身大の自分たちに迫ったので、ソロ曲など、個人の感情も取り入れた1枚にしたかったという思いがありました。

 今作には“今までにないtwenty4-7”を感じさせる楽曲もありますが、“振り幅を広く”というのは強く意識された部分なんですか?

MIKA:いつもリリックに合った世界観のトラックを探したり、つくっていただいたりしているので、特に意識しているわけではなく、結果として幅が広くなっているという感じですね。それだけ“人間の感情の幅が広い”ということだと思っています。

 昨年シングルでリリースされた「Shake」以外、すべて新曲で構成されていますが、制作期間は長めだったんですか?

MIKA:曲は常に書いているので、いつからいつまでっていうのはないんです。制作に関しても、今までやってきた中で、自分たちに合ったやり方を学んできたので、今回はよりスムーズかつ合理的に制作できました。具体的にいうと、MEは歌に専念して、私は制作に力を入れる…という感じでした。

ME:その中で、曲が持つ良さは絶対になくすわけにはいかなかったので、歌入れは、本当に慎重に歌いましたね。

 「FREEDOM」、「If…」は、それぞれMIKAさん、MEさんのソロ曲で、2人のカラーがハッキリと表れた楽曲になっていますが、楽曲の方向性などは、相談しながら制作されたんですか?

MIKA:MEのソロ曲は、もともとtwenty4-7としての楽曲で、サビもつくって、ラップも入れていたんですが、MEひとりの方が良さが出るんじゃないかと思って。それで、サビはそのまま残しつつ、MEに引き渡しました。

ME:楽曲が届いてからバースのメロディなどもつくり足したんですが、リリックの内容は、その時の自分の恋愛観を書いています。

MIKA:「FREEDOM」に関しては、トラックメーカーの方と2人でトラックをつくるところから話し合って、レコーディング前日までリリックの書き直しをしていました(笑)。

 「DANGER ZONE」は、カップルの日常をMIKAさんが男性目線、MEさんが女性目線で歌ったユニークな楽曲ですね。

MIKA:デビューした頃から、私の声を男の人だと勘ちがいしている方が多くて(笑)。それなら逆にその声を利用して、男役になろうと思って、書きはじめたのがきっかけで生まれた楽曲です。リリックのエピソードは「あるある!」という内容にしたかったので、これを聴いて笑っていただければ(笑)。

 ちなみに、この楽曲に出てくる男性を尻にしく女性は、2人のどちらかがモデル(笑)?

ME:私はそういう場合もあります…っていうか、実際にありました(笑)。相手が望むならっていう感じですかね。だけど、基本的には尽くすタイプなんですよ(笑)。

 ジャケット・ワークもゴージャスな感じで、こだわりが感じられますが、“特にここにこだわった!”というポイントはありますか?

MIKA:一番こだわったのは色味ですね。どうしても“温かさ”を表現したかったので、今回は申し訳ないくらい何度も調整をしてもらっていて。衣装もシフォンやベロア、ファーなど、柔らかいものを取り入れたスタイリングにしています。ただ、“温かさ”を出すだけの表情だとカッコよさがなくなってしまうので、そのあたりのバランスが一番苦労しましたね。

 DVDには「Shake」だけでなく、今作のリード曲「愛の色」のミュージック・ビデオも収録されていますが、最初と最後に差し挟まれているメッセージやロケーションなどが楽曲の世界観をさらに引き立たせていますね。

MIKA:「愛の色」のミュージック・ビデオは、私の頭の中を具現化したものなんですが、今おっしゃった最初と最後のメッセージは、MEにもスタッフさんにも言っていなくて、監督さんひとりにしか伝えていなかったんです。それは、自分の中で、MEにもスタッフの方にも、そのメッセージから何か気づいてもらいたかったからなんです。撮影はtwenty4-7初の時間差入りで。私が夜中から次の日の夕方まで、MEは昼から夜中まで…といった感じで。

ME:とにかく寒いとは想像していたんですが、その想像を上回る寒さでびっくりしました(笑)。でも、あの環境だったからこその表情や雰囲気があったので、素晴らしいミュージック・ビデオになったと思います。

 初回盤には、『PROGRESS RELEASE TOUR 2009』のライヴ映像も収録されていますが、改めて振り返ってみて、どんなことが思い出されますか?

ME:映像で見返した時に、本当に一生忘れないライヴだなって思いました。みなさんの温かさや楽しんでくれている姿に感極まりました。本当に支えてくれているみなさんに感謝の気持ちでいっぱいですね。

MIKA:ツアー当日は、ただただ必死で、感動や実感できたのは何日かしてからでした。今までのライヴで、あんな一体感は感じたことがないくらいで、MEと同じなんですが、お客さんたちに本当に感謝しています。

 そして、今作『ONE』のライヴ・ツアーも5月からスタートすることが決定しましたが。

ME:ライヴ会場にいる人たち全員で泣いたり、笑ったり、感情を揺さぶるような人間味のある温かい最高に楽しいライヴができればと思っていて。今から本当に楽しみですね。

MIKA:できる限りのアイデアとパワーを持って、臨みたいと思ってます。今回のアルバム『ONE』は、みなさんにとって、たくさんのヒントが見つかるかもしれません。アルバムを聴いて、いろいろ感じてくれた後は、ツアーに向けて宿題を完璧にこなしてきてください!


INTERVIEW:Shinji Takemura


02_RZCD-46477B_130
●ALBUM++DVD
02.24 On Sale
『ONE』
twenty4-7
RZCD-46477/B
¥3,800(tax in)

03_RZCD-46478_130
●ALBUM
02.24 On Sale
『ONE』
twenty4-7
RZCD-46478
¥2,800(tax in)

コメント (1件):

  1. こんにちは!!!!
    今回のアルバムもほんといい~(^^)d
    かっこかわいい+素敵です。
    とにかく、CDがダメになるんじゃないかってくらい聞いちゃってます。
    MIKAさん、MEさん大好きです。(レズではないですよ!)

    携帯でも
    しょっちゅう着メロのサイトでも、新曲でたかチェックしてます。

    ひとつお願いがあります。
    ライブDVDがほしい・・・

    お忙しいとは思いますが、ほんとお身体には気を付けてくださいね。
    from.ME

コメント投稿:





※コメントは承認制です。承認後表示されます。

« 初音 | 河村隆一 »